「余韻を楽しむ・・・」「余韻に浸る・・・」
それは目の前にないものの残響、情緒、味わいを楽しむ豊かな心。なんだか日本らしい素敵な言葉ですよね。
さてここにそんな余韻を楽しむ猫さまが。大好きすぎる紐の余韻を「はむはむ」と楽しんでおられますよ。
こぎんです。新型コロナウイルスが世界各国で猛威を振るう中僕は今日も紐の余韻を楽しむ。 pic.twitter.com/P8fEY2yAfG
— こぎん君 (@koginkun_neko) March 23, 2020
「この紐が…はむはむ…たまらにゃい…はむはむはむ。」
このはむはむが「何度も見れちゃう」と人気!なんでしょうか…見ていると湧いてくるこの幸せな気持ち♡
さてこちらは人気ツイッター「こぎん君」(@koginkun_neko)さんのおうちの、その名も”こぎん”くん。紐に目がない甘えんぼさんで、妹たちを優しく見守るお兄ちゃん猫です。
これまたチャーミングな妹3ニャンズはこちら。
のあです。いつも私がいる場所を双子のゆきに取られました。ここは私の定位置なのにけしからんです。しょうがないのでゆきの体をイスみたいにして座ってはみたもののもの凄い落ち着きません。むしろこのまま走り出しそうな構えです。こうなったら力づくでこの場所を奪おうか考えようと思います。 pic.twitter.com/1TAyiZXsxd
— こぎん君 (@koginkun_neko) November 20, 2019
静かに場所取り心理戦を繰りひろげていらっしゃる双子さん。
じわじわと尻圧をかけているのは”のあ”ちゃん。普段は可愛いくクネクネ~な、かまってちゃんの甘えんぼ。かと思えば目にも止まらぬ速さでブンシャカ(エアーなランニングマシーン!)もしちゃう元気っ子です。
一方乗っかられても微動だにしない貫禄ガールは”ゆき”ちゃん。たまに「雪見だいふく」と呼ばれる白もふお姫様。ママさんのお膝が大好きです。
こぎんです。妹のあんずがページをめくろうとしている。自分が上に乗ってるからめくれないのが分かっていないのだろうか。もしくはどんな困難にも立ち向かい人生という名の1ページを自分の力で切り開いていくという事を僕に教えてくれてるのかもしれない。だとしたらあんずのこの行動は非常に深い。 pic.twitter.com/KZJamBs9EJ
— こぎん君 (@koginkun_neko) December 24, 2019
「ページがめくれないのにゃ。なぜにゃ。」
最後はお茶目な”あんず”ちゃん。天真爛漫なおおらかさんで、どんな状況でも起きないという非常に高い「睡眠スキル」をお持ちです。
そんなにぎやかファミリーのお兄ちゃんこぎんくんは、元保護猫さん。
ドラッグストアのトイレに置かれていたところを警察の方に保護されたんだとか。その警察の方が友人であったご縁により、飼い主さんのお宅へ。
「迎え入れた時は大変汚れておりましたし、衰弱もしていました。」目の周りやしっぽは真っ黒…汚れを落とすことはもちろん、しばらくは体重を増加させることにも苦労されたそう。
それでも不幸中の幸いかまだ赤ちゃんだったこぎんくん、人間への警戒や不信感をあまり持っておらず「そのためか、わりとすぐ家庭に慣れることができて…それはよかったです^^。」と飼い主さん。
こうしてあたたかいおうちに迎え入れられたこぎんくん。その後恩人である警察の方がまた素敵なご縁を運んで下さり、新たな保護猫ちゃんがファミリーに。それがあんずちゃん。
そして飼い主さんのご実家を経由されて迎え入れられた双子さんもジョイン。今では幸せ大家族に^^。(たまに帰ってきてくれる人間のお兄さまも大人気!)
それでも実はこぎんくんにはもう1匹の兄弟猫がいたんだとか。一緒に保護されましたが介抱の末、助からなかったそうです。
飼い主さんとこぎんくんは願います・・・。「兄弟を失ったり、家族を失ったり、路頭に迷った猫さんが、家族を噛み噛みしたり♡充実の毎日を送れますように。」世界がコロナに揺らぐ今、このまま人間にもあてはまる尊い願いではないでしょうか。
こぎんくんファミリーのみなさん、これからも仲良く明るくお過ごしくださいね~。そしてまた元気と癒しをお届けくださいませ♡
取材協力:こぎん君(@koginkun_neko)さん
- この記事を書いた人
ほりえかよこ
猫ねこ部編集室 ライター猫のお役立ち、猫と暮らすための記事など「ニャイフスタイル」記事担当。
猫と暮らすためのヒントや飼い主さんのお悩みに寄り添った記事などを楽しくお届けするほか、キャットインストラクター坂崎清歌さんや猫カフェへの取材も行う。
主婦の視点を生かし、「猫×ライフスタイル」により共感がわくアイデアづくりを目指している。