抱っこがNGな猫さんは多いもの。だって猫さんは誰より何より自由な生き物ですから~。
でも「出来たら抱っこしたい…させてください…お願いします…」そんな本音を抱える猫ラバーさん、ご提案です。
抱っこ紐ならOKかも!
今回まさにそんなもふもふさんがいらっしゃったので、飼い主さんにコツを聞いてみましたよ。
抱っこNG猫さん「抱っこ紐」ご使用中
抱っこ紐にスポっとINしておくつろぎ中のもふもふさん。
なんと本当は、抱っこ苦手っ子。でも抱っこ紐ならOKっ子!
普段からブランケットにくるまったり、お布団の中で一緒に寝るのが大好き。だからか、抱っこ紐のくるまれ感にリラックスできるようです。
抱っこ紐OKのコツ教えてください!
飼い主さんに「抱っこ紐OK」のコツをお聞きすると、「おしりをしっかり支えてあげたら安心します。」と教えてくださいました。
とにかく安定感が大切…メモメモ。
おかげで、最近はゴロゴロいうまでになったそう。でも、抱っこ紐に入れるための抱っこは相変わらず嫌そうなんだとか^^
もふもふ猫さんご紹介
さて主役のもふもふさん、ご紹介。
お名前は”むふぁたん”くんです。チンチラゴールデンの2才男子、まもなく3才。
保護猫カフェからのお迎え
保護猫カフェからお迎えされたそう。
”むふぁたん”という可愛いお名前はもともとついていたお名前。
「由来は誰もわからないのですが、ライオンキングの”ムファサ”からきてるのではと勝手に思っています。」と飼い主さん。
はじめはカタカナでしたが、ひらがなで”むふぁたん”に。ゆるきゃらチックなふんわりネーム、なんだかぴったり。
むふぁたん実はおビビりさん
ふぁっさ~ともの凄くくつろいでおられますが、実はとても”おビビり”さん。おやつが入った器が怖くて、へっぴり腰になりながら食べたりしているそう。
また飼い主さんは生まれた時から猫と暮らしてきたそうですが、こんなに一日中ベッタリな子いるのか!とびっくりするほどの甘えんぼう。
ただ男の人は苦手なようで、ご主人さまにはちょっとまだ懐いていないのだとか。むふぁたんくんのペースでゆっくり成長中です。
なお、むふぁたんくん可愛いだけじゃございません。全くイタズラをしないおりこうさん。
「爪研ぎ以外で爪をとがず、キャットタワーですら爪を研いでるのを見たことがありません。人間のご飯も怖いのか寄りつかず。家に猫がいるのに食卓に堂々と並べられるなんて驚きです。」
爪切りが苦手でイヤイヤはするものの、絶対に噛み付いたり引っ掻いたりもしてこない優しい性格。
おビビりだった分、今が幸せ…
飼い主さん、実はむふぁたんくんをお迎えする少し前に先住猫(チンチラシルバーの女の子)を亡くされたそうです。
「私はショックですぐに次の子という気持ちになれなかったのですが、主人の方がもふもふのお迎えがない生活に耐えられず。保護猫カフェさんのツイートから先住猫と同じもふもふのムファタンを見つけてすぐに会いに行き、そのままその日一緒に帰宅しました。」
むふぁたんくんの存在で元気をとり戻した飼い主さん、今では先住猫さんとむふぁたんくんを重ねながら、充実の毎日を過ごしているそうです。
そんな飼い主さんの何よりも嬉しいことは、やはり、むふぁたんくんが少しずつ心を開いてくれたこと。寝室に寄りつくにも、ベッドに上がるにも、布団へもぐるにも、とっても時間がかかった繊細で慎重なむふぁたんくん。
「少しでも体を動かすと飛びだすくらいのビビりだった分、今毎日のように腕枕だったり私のお腹の上に乗って一緒に寝てくれることに幸せを感じます。」
むふぁたんくん、これからも優しい世界ですくすくのんびり育っていってね。ちょっとまだ懐かれていないというご主人さま、ファイトです~。
取材協力:触角猫むふぁたん
Twitter→@mofumofumufatan
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- この記事を書いた人
ほりえかよこ
猫ねこ部編集室 ライター猫のお役立ち、猫と暮らすための記事など「ニャイフスタイル」記事担当。
猫と暮らすためのヒントや飼い主さんのお悩みに寄り添った記事などを楽しくお届けするほか、キャットインストラクター坂崎清歌さんや猫カフェへの取材も行う。
主婦の視点を生かし、「猫×ライフスタイル」により共感がわくアイデアづくりを目指している。