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「生まれてきてくれてありがとう」名前に込めた想いとは?~モア&メメちゃん

猫ねこさん

新生活スタート「その時モアちゃんは?」

そしていよいよ新しい生活がスタート。初日からしっかりご飯も食べ水もたくさん飲んでくれたというメメちゃん。おしっこやウンチもばっちりだったとか。

こちらはメメちゃんがやってきて数日後のふたりの様子。モアちゃんはちらっと目をやるもののそのまま退場^^まだ、少し戸惑いの表情。

早くに親兄弟と離され、他の猫を全く知らずに育ったモアちゃん。でも、性格は天真爛漫で何にでも興味があるので、メメちゃんのことが気になって仕方ない様子だったとか。

ワクチンを打つまで隔離部屋のケージ内にいたメメちゃんですが、モアちゃんはそんなメメちゃんに会いたくてたまらず、部屋の前から離れなかったそう。

ワクチン後、少しずつメメちゃんを解放。モアちゃんは近づきたいけれど接し方が全く分からずオタオタ^^一方、メメちゃんは4兄妹のなかで育ったので、じゃれ合うのはお手の物。

グイグイ絡んでくるメメちゃんのペースに、モアちゃんはあれよあれよと引き込まれていったとか。

なんでもモアちゃんの真似っこのメメちゃん^^

そして2ヶ月後には、こんな猫団子姿に♡遊び上手なメメちゃんの魅力に、モアちゃんもすっかりはまってしまった模様^^

ふたりの性格~遊びだすと息ピッタリ!

そんなふたりの性格はというと・・・

「モアはとにかく遊ぶの大好きで陽気。超が付く甘えん坊だけど甘え下手で寂しがり屋です。メメは全く人見知りしない接待上手、甘え上手^^とてもはっきりした性格で嫌な時は嫌!甘えたい時はべったり!と分かりやすい。悪いこと企んでいる時は顔をみればわかりますね(笑)」と飼い主さん。

性格はちょっと違うふたりですが、根が陽気で遊び好きのは一緒。遊びだすと息ピッタリだとか。

運動神経抜群のメメたまは、モアちゃんのちょっかいにも秒で反応^^

遊びに夢中でモアたんズボーッ^^

飼い主さん曰く、一番楽しそうなのはふたりで走り回ってる時だとか。

隠れて待ち伏せしたり、隠れているところへちょっかいを出しに行ったりと日々大忙し^^

「ただメメは眠いとモアの誘いをガン無視します^^すると、モアは私に遊ぼう遊ぼうとおねだりしに。モアは寝起きがよくノリもいいので、メメに寝込みを襲われてもすぐ誘いにのって遊んでますね^^」

見ているだけで幸せな気持ちになるふたりのほっこりやり取り♡フォロワーさんからも「モア・メメちゃんから元気をもらっている」と嬉しい言葉が毎日たくさん寄せられるそう。

メメちゃん脱走未遂事件(泣)

メメちゃんは見てのとおり、運動神経抜群!

メメ

その運動能力の高さゆえ、モアちゃんのときにはなかった行動が多々あったとか。

「あらゆるバリケードを突破したり、考えもしなかったところに登ったりするので、その都度頭をひねって新しい対策を練りました。私が極端な心配性なので、ヒヤヒヤドキドキが大変でした(笑)」と飼い主さん。

そんな飼い主さんが一番ドキッとしたのは、メメちゃんの脱走事件(即捕まえて未遂に終わったそうですが)。

捕まえる時ダイブして飛びついた拍子に、両膝を擦りむき打撲。「もし行方不明にさせていたら・・・」とその日一日は恐怖で震えが止まらなかったそう。

メメちゃんと名付けた理由~あの時の後悔から

メメ

新しい猫を迎えようと考え始めた頃から、飼い主さんの中では「メメちゃん」という名前にしようと決めていたそう。

というのも、モアちゃんの産みの母猫の名前が「メメ」だったのだ。

こちらはモアちゃんを産んですぐの母猫メメちゃん。

母猫メメ

モアちゃんに似て美しく、とても穏やかな性格だったとか。

母猫メメ

「産ませるためだけに狭いケージの中で生かされていた、あの時の悲しそうな顔が忘れられず・・・どうにもしてあげられなかった後悔から、この名前をつけました。」

母猫のメメちゃんにも愛情を注いであげたかった・・・飼い主さんはそう話します。

全てが猫中心・猫ファースト「ありがとう」を伝えたい

モアちゃん・メメちゃんを迎えてからというもの、飼い主さん家族にはさらに笑顔が増え、会話が増えたといいます。

「ふたり並んでひなたぼっこしながらお外を見ている後ろ姿、なんともない日常ですが、なんて素敵な眺めなんだろうと幸せに感じます。すべてが猫中心・猫ファースト。猫がいない生活はもう考えられません。」

モア

メメ

最後に、モアちゃんとメメちゃんに伝えたい想いを伺いました。

「ふたり仲良しでありがとう。うちの子になってくれてありがとう。生まれてきてくれてありがとう。

可愛くてつい、毎日毎日いっぱい名前呼んで、ちょっとしつこくてごめんね。」

モアメメ

モアちゃんを迎えることになって始めたというInstagram。そこで色々な保護活動をしている人の投稿を見て、ペット産業の犠牲となっている猫たちがいることを初めて知った飼い主さんは、愕然としたそう。

救えた命。救えなかった命。憤り、そして後悔。いろんな気持ちはあるけれど、今ここにあるのは、飼い主さんのふたりへのたしかな”愛情”。「どんなことがあってもふたりを守り抜く」その強い責任感と優しい気持ちが、飼い主さんのことばからはひしひしと伝わってきます。

その温かな想いはふたりにもきっと伝わっていることでしょう。モアちゃん・メメちゃんは飼い主さんにきっとこう伝えたいはず。「おかあさん、私を家族にしてくれてありがとう」と。

取材協力:anicas、@ohshima_moa

猫ねこ部編集室 エディター 守重美和
この記事を書いた人
守重美和
猫ねこ部編集室 編集&ライター

保護猫団体の活動を仔細にお届けする「保護猫のわ」・飼い主さんと猫との幸せエピソードをお届けする「なないろ猫物語」の編集担当。

猫を通して「人」の姿にフォーカスした記事をお届けする猫メンタリーライターとして 猫好きシンガーソングライター・嘉門タツオさんへのインタビューをはじめ、街の看板猫、猫カフェ、猫が住める住宅からキャットフードメーカー、ペット防災の専門家、猫雑貨店、猫をモチーフにした漫画家さん、年間3000件ものTNRの不妊手術を行っている獣医に至るまで、半年間で約40名以上の猫と関わる方々に幅広く取材を重ねる。