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【販売終了】ミオ 「おいしくって毛玉対応」の原材料・評判・安全性を徹底調査

2018-10-29

猫ねこさん

ミオ 「おいしくって毛玉対応」の原材料・評判・安全性を徹底調査

猫ねこさん
ミオ「おいしくって毛玉対応 まぐろ味」は、1kg約200円ととっても安価で買いやすいキャットフード。2.7kgとたっぷり入っているので多頭飼いの方にも嬉しいですねぇ。
猫ねこ部編集室 ディレクター 木原優子
【監修】ペットフード販売士
猫ねこ部編集室 ディレクター

木原優子

猫ねこ部ディレクターとして猫に関する様々な情報をご提供するなか、特に猫の健康に直結する食事に関する知識を深めるため、ペットフード販売士資格を取得。様々な種類の猫や状況などに合うフードの提案、情報発信を行います。
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ペットフード販売士:一般社団法人ペットフード協会が認定している認定資格で、ペットフードに関する様々な知識及び情報を習得したペットフードの専門家です。ペットの適正な発育と健康維持・増進に寄与します。

スーパーやドラッグストアなどでもよく見かける国産キャットフード、ミオ。
ミオには、年齢別、猫の体調や体型・体質にあわせた12種類のキャットフードがあります。

今回は、超安価で買いやすい2.7kgのたっぷりサイズ「ミオ おいしくって毛玉対応 まぐろ味」についてご紹介します。

※こちらの商品は製造終了となりました。容量変更「ミオ おいしくって毛玉対応 まぐろ味2.3kg」販売中です。

基本情報と特徴

※価格は購入するショップや時期によって変動する可能性があります。

ミオ

ミオ-グラフ

  • 超安価で買いやすい2.7kgのたっぷりサイズ
価格640円/2.7kg(1kgあたり約237円) 
原産国日本
第一原料穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)
主な成分たんぱく質:27.00%以上
脂質:8.50%以上
粗繊維:4.50%以下
エネルギー:350kcal/100g
穀物類トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉
酸化防止剤ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物
ミール、副産物などコーングルテンミール、チキンミール
人工酸化防止剤なし
香料・着色料食用赤色102号、食用赤色106号、食用黄色5号、食用青色1号
セルロースなし
賞味期限未開封:製造日より18ヶ月
開封後:1ヶ月目安
販売元日本ペットフード株式会社

原材料と成分

穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)肉類(チキンミール、牛肉粉、豚肉粉)、油脂類(動物性油脂、植物性油脂、γ-リノレン酸)、魚介類(フィッシュパウダー、マグロ節粉、小魚粉末)、脱脂大豆、オリゴ糖、クランベリーパウダー、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、銅、亜鉛、ヨウ素)、酵母細胞壁(食物繊維源)、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、メチオニン)、pH調整剤、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、k、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、コリン)、着色料(食用赤色102号、食用赤色106号、食用黄色5号、食用青色1号)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)

たんぱく質27.0%以上
脂質8.5%以上
粗繊維4.5%以下
灰分9.0%以下
水分10.0%以下
カルシウム0.9%以上
リン0.7%以上
マグネシウム0.11%(標準値)
リノール酸0.9%以上

超安価で買いやすい2.7kgのたっぷりサイズ

スーパーやドラッグストアなどでもよく見かける「ミオ」は、1kgあたり約200円と超安価で買いやすい国産キャットフードです。
2.7kgのたっぷりサイズも多頭飼いの方には嬉しいですね。

製造を行っているのはISO9001(※1)認証を取得している静岡工場。
自社検査部門の原料規格をクリアした原材料だけを厳選し、「製造・品質管理・品質保証」の各部門で徹底した品質チェックを行っていますので、安全性に信頼をおけます。

肉や魚などの動物性素材を使用していますが、脂質量が8.5%とAAFCO(※2)の基準値を満たしていません。
脂質は成長期の猫の必要なエネルギー源であり、不足すると皮膚や毛艶の状態が悪くなります。

また、主原料が穀類で炭水化物量が40%を超えています。
健康な猫なら40%くらいまでは炭水化物を消化できますが、それを超えると、消化機能の低下(下痢、嘔吐、鼓腸(※3)等)や高血糖を引き起こすと言われています。

40%以上の炭水化物は、消化機能の低下(下痢、嘔吐、鼓腸等)や高血糖を引き起こすと報告(Meyer&Kienzle1991)されています。

引用:猫のための最適な食餌/三鷹獣医科グループ

また、主原料のコーングルテンミールは植物性たんぱく質です。
猫の必須栄養素は動物性素材にしか含まれておらず、一番多く必要なのは動物性たんぱく質です。また、吸収率も動物性たんぱく質に劣ります。
愛猫の健康維持を考えると肉や魚が主原料の方が嬉しいですね。

※1 ISO9001・・・品質マネジメントシステムの国際規格
※2 AAFCO・・・米国飼料検査官協会
※3 鼓腸(こちょう)・・・腸内にガスが充満して、腹部のふくれる症状

猫ねこさん
国産のキャットフードですが、製造工場の品質管理体制も万全でとても信頼がおけるフードですねぇ。とってもお安いのも魅力。
ただ、主原料のコーングルテンミールが植物性たんぱくですし、炭水化物の量が多すぎなのはいただけませんよぉ。。。
値段や品質面はとてもいいんですけど、栄養バランスが、、、いくらたんぱく質が多くても、ぼくたちに必要なのは動物性たんぱくですもんねっ。
クロベエ

穀物アレルギーの猫は注意・脂質が少ない・炭水化物が多い・コーングルテンミール・動物性油脂・人工着色料

以下「ミオ おいしくって毛玉対応 まぐろ味」の気になる点です。

  • 小麦、トウモロコシを多く含む
  • 脂質が少ない
  • 炭水化物が多い
  • コーングルテンミール
  • 動物性油脂
  • 人工着色料
小麦、トウモロコシを多く含む

小麦、トウモロコシが多く配合されているので、穀物アレルギーのある猫は注意が必要です。

脂質が少ない

脂質が9%のAAFCOの基準以下です。
脂質は成長期の猫にとって大切なエネルギー源であり、皮膚や毛艶の健康をサポートするため、適度に含まれていることが大切です。

炭水化物が多い

炭水化物がたんぱく質より多いです。
猫が多く必要とするのは動物性たんぱく質や脂肪ですので、炭水化物は少ないものが良いでしょう。

コーングルテンミール

主原料のコーングルテンミールは植物性たんぱく質です。
植物性たんぱくが多く含まれているためたんぱく質量は増えますが、猫に必要な必須アミノ酸は植物性たんぱくには含まれておらず、吸収率からしても動物性たんぱく質が多いほうが好ましいでしょう。

動物性油脂

どの動物の油脂がどの程度使用されているか明記されていません。
キャットフードによっては病気で亡くなった家畜の油脂が使用されているケースもあるため、原材料がしっかり記載された油脂の方が安心です。

人工着色料

着色料として、食用赤色102号、食用赤色106号、食用黄色5号、食用青色1号を使用しています。
これらは発がん性の可能性も指摘されています。
使われているのは微量ですので危険度は低いですが、視覚より嗅覚の鋭い猫にとって着色料はあえて使う必要のないものでしょう。

生産者情報

ミオを製造しているのは、1963年創業の「日本ペットフード株式会社」です。
初の国産ドッグフード「ビタワン」を発売した会社でもあり、現在ではラシーネ、コンボ、ビューティープロなど多くのペットフードブランドを扱っています。

「心のふれあいを大切にし、ペットフードを通して家族とペットの生活に憩いと潤いを提供したい」
という企業理念からは、少しでも多くのオーナーが1日でも長くペットと過ごせることを願う想いが伝わってきます。

ペットの健康と長寿のために設立されたのが、ヘルシーフードサイエンス研究所です。
ここでは、獣医師、ペット栄養管理士、飼養管理士などがチームとなり、日本で暮らすペットの食事についての研究を積み重ねフードづくりに反映させています。

また、「日本のペットの健やかな成長のためには、日本の飼育環境にあった栄養バランスのフードが必要」という考えをもとに、適度な脂質とたんぱく質を含むフードを作っています。

静岡県にあるペットフード専用工場は、国内最大の規模と生産量を誇り、ISO9001(※)認証を取得するなど品質管理の面でも徹底されています。

商品に関する質問や、食事・栄養に関する相談はお客様相談センターで受け付けています。

お客様相談センター
03-6711-3601(平日9:00~12:00/13:00~16:00)

※ISO9001・・・品質マネジメントシステムの国際規格

リコール情報

販売開始以降、リコール情報は確認されていません。