日本列島漫遊猫~ヨーロッパへも一緒に
週末はスカちゃん含め家族3人で出かけることが多いというmicaさんとオレさま。インスタグラムの#日本列島漫遊猫のハッシュタグで検索すると、そこには数えきれないほどのおでかけ写真が。
しかも驚くことに日本だけじゃない。なんとヨーロッパにまで一緒に旅行もしているというまさに猫とのお出かけのプロ!
こちらはスカタンのパスポート写真。そう、なんとスカタンマイパスポートまでお持ちなのです^^
ANAのペットパスポートアプリでは各空港ごとにスタンプがプレゼントされるそう。しかも5区間利用すれば1回無料になるという優れもの^^
狂犬病ワクチン2回、三種混合ワクチン、検疫のための採血、健康診断、、、海外となると事前の準備も満載だけど、大嫌いな病院もちゅ~る様のおかげで乗り切り^^
いざ出発!
エッフェル塔にモンサンミッシェルにノートルダム寺院に。。。もう全てがまるで絵はがきのように美しい旅写真。
猫好きは国境を超える!!シリーズ。海外のみなさまは猫に本当に優しい♡
帰国前には検疫所での健康診断もしっかり受けて。
動物愛護意識の高いヨーロッパでは、ペットとの海外旅行に犬や猫を連れていく人も少なくないのだとか。日本で暮らしていると、ペットましてや猫との海外旅行はさすがにハードル高くて…という人がほとんど。長時間のフライトでかかる猫への負担を心配する声も多い。
普段からいろんな場所へ一緒に出かけているスカちゃんだからこそ、そして事前の細かな準備に時間や労力を厭わないmicaさんご夫婦の頑張りがあるからこそ、この夢のような旅行が実現したのだろう。
猫連れ海外旅行に行くたび、ペットに対する世界各国の意識の違いを痛感するというmicaさん。ドイツやフランスなどの動物愛護先進国に比べ、日本を含めアジアではまだまだペットへの意識が低いという。
そして、こちらはオレさまが忘れられないという阿蘇旅行の際の写真。
ずいぶん白煙が舞い上がってるような、、、と思ったら、この翌日阿蘇山が噴火。すでにご自宅に帰ってきていたそうだけど、この時はご友人からもかなり心配されたとか。
阿蘇ではペットと泊まれるコテージに宿泊したそうだが、そこではこんなトラブルが。
「あるコテージの前にワンコがいて、可愛いね~って見てたんです。そしたらワンコもスカのことを見てて。そしたら、なんとその子がスカの事気になりすぎて、リード振り切ってスカめがけて走ってきたんですよ。ドドドドーって。その時はスカを抱いてなくて、散歩させてたんで、急いで引き上げたらガブーって噛まれて。いや、ワンコには悪気は1mmもない。でも、こっちもびっくりするわな。焦って抱こうとするからスカもびっくりして。」とオレさま。
そして、こちらは西表島での初カヌー体験。
ちょっぴりドヤ顔で意気揚々とカヌーに乗っているスカちゃんだけれど、実はカヌーに乗る前、ここでも思わぬハプニングが。
「カヌー乗り場のおじさんがカヌーをゴゴゴーーってすごい音で引っ張っていったんですね。その音が怖くてパニックになっちゃって。今までそんなこと一回もなかったのに、リードから無理やり体を抜こうとして、、、でも抜けないんです。こっちは必死で体張ってスカを抱こうとして、、、で私の顎をがぶーっと。血流しながらカヌー乗りました(汗)乗ってしまえば静かに外を見てたんですけどね。。。」
後にも先にもパニックになったのはその2回だけだったとか。micaさんはさらっと笑いながら話すけれど、なかなかなかなか濃い^^
スカちゃんのインスタグラムを見ていると「猫ってこんなにおでかけできるんだー!」と本当に驚くばかり。もちろん、どんな猫でも同じようにとはいかないかもしれないけれど、、、。でも、「ワンちゃんだけじゃなく猫ともお出かけしたい!」と思っている方にとって目から鱗のおでかけ術満載で、見てるだけでもとっても楽しくなる。
毎年保護団体にお礼の気持ちをお届け
こちらは、毎年クリスマスの時期に販売しているというチャリティー作品。その名も”スカサンタにお願い♪ソックスとミニリース♪”
このソックス代金の一部(100円)を、スカちゃんを助けてくれた保護団体「倉敷保護猫応援団」に寄付しているんだとか。
そしてクリスマス時期に行われる譲渡会に、里帰りしたリアルスカサンタが駆けつけ、おやつ入りのソックスを届けるのだそう。
このチャリティーには、少しでもたくさんの猫の小さな命が救われ、あたたかい家族にめぐり会えるようにという想いが込められているのだとか。
毎日笑いをありがとう
今回お二人でインタビューに答えてくださったmicaさんご夫婦。
ふたりの掛け合いは本当に微笑ましくて、とにかく爆笑の連続^^
「もともと、この人がスットコなところがあって怒れない。ほとんど喧嘩がないんです。私も鈍臭いらしくて、よくドンくさって言われるんですけど。こんな夫婦だからか、スカもスットコに育っちゃって。」とmicaさん。
そもそもスカちゃんの名前の由来は、スットコドッコイのスカタンからきているんだとか。micaさんが言うには、スカちゃんの写真を見たときから”スットコドッコイ”臭が漂っていたそうで(笑)
▲スットコドッコイっぽい顔てどんな?ねぇ、どんな?^^
こちらは、スカちゃん必殺!やる気ほぼなし猫パンチ^^憎めないww
「一日一笑いは必ずくれますよ。スカがいるおかげで本当に毎日楽しいね。二人だけでも十分楽しかったけど、今はもう本当に毎日笑いをありがとう、みたいな。」
毎日こんなに夫婦仲良く笑っていられるのは、スカちゃんのおかげ。micaさんご夫婦にとって、今やスカちゃんはなくてはならない大切な家族なのだ。
「今日わろたんは、今朝トイレ入っててなんかごそごそするな思ったら、スカも一緒に連れションしてて。」
「私ともなんです。汚い話、するものもだいたい一緒^^」
そんなまさかの家族連れション話を聞いていたら、、、なんとスカちゃんこのタイミングでトイレへ(笑)オレさまもちろん総ツッコミ。
▲トイレ行くのすっかり忘れてたわ。
スカちゃんの話をする二人の笑顔に、こちらまで幸せな気持ちに。たくさんの人を笑わせ、勇気付け、支え続けてきたスカちゃん。きっとこれからもずっと、スカちゃんの周りは穏やかで温かな”笑い”に包まれるはず。
明日もあさってもたくさん笑わせてね、スカタン!
La hortensia azul | オルテンシアアズール
◆西荻窪・松庵アトリエ:制作全般(ウエディングブーケや会場装花、季節のアレンジやリースなどの制作、フラワーアレンジメントのレッスン、打ち合わせ、撮影、季節のイベント開催
※店舗ではないため作業日は不定。ウェディングの打ち合わせは完全予約制。
公式サイト:https://www.la-hortensia-azul.com/
インスタグラム:@dailymica
”スカ”インスタグラム:@dailysuca
- この記事を書いた人
守重美和
猫ねこ部編集室 編集&ライター保護猫団体の活動を仔細にお届けする「保護猫のわ」・飼い主さんと猫との幸せエピソードをお届けする「なないろ猫物語」の編集担当。
猫を通して「人」の姿にフォーカスした記事をお届けする猫メンタリーライターとして 猫好きシンガーソングライター・嘉門タツオさんへのインタビューをはじめ、街の看板猫、猫カフェ、猫が住める住宅からキャットフードメーカー、ペット防災の専門家、猫雑貨店、猫をモチーフにした漫画家さん、年間3000件ものTNRの不妊手術を行っている獣医に至るまで、半年間で約40名以上の猫と関わる方々に幅広く取材を重ねる。