- 飼い猫との幸せエピソードをお届けする”なないろ猫物語”。今回ご紹介するのは1歳のブリティッシュショートヘア「モニャ」くん。出会いのきっかけやお互いに幸せと感じる瞬間について、飼い主さんにお話しいただきましたよぉ。
やんちゃでツンデレ、でも美人トリマーさんが大好きなぼく
テーブルの下からとんでもなくかわいい猫圧を感じると思ったら。。。いましたいました!!くりっとしたまんまるお目目がなんともキュートな猫さまが!
お名前は”モニャ”くん。
「牛柄(モー)の猫(ニャー)なのでモニャです。」そう話すのは飼い主のそのこ(@monya285)さん。
そのこさんが猫を飼うのはモニャくんが初めて。「今まで猫を飼った経験がなかったので、飼い始めてからも程よい距離でサポートをしてもらえるところが良いなと。できるだけ体も心も健康な子猫たちがいるところから迎えたいなと思っていました。」
こうして始まった猫さん探し。いろんな猫を見ているうちに、ブリティッシュショートヘアの”丸さとごつさと可愛いお顔”に次第に惹かれるように。。。そして心を決めたそのこさんはあるブリーダーさんのもとへ見学に。
抱っこした瞬間、モニャくんの可愛さに心を奪われたそのこさんは、即決で迎え入れることを決めたのだとか。こうしてそのこさんにとって初めての猫との暮らしがスタートした。
「小さい頃からロボット掃除機を乗りこなしたり、ワンコみたいに投げたボールを持ってきたりする子で。叱られてもへっちゃらで威嚇ポーズをとるヤンチャさんですが、獣医さんやトリマーさんにはとってもお利口と褒められます。特に若くて美人のトリマーさんには愛想抜群!抱っこ嫌いなはずなのに抱っこされても無抵抗なんです^^」とそのこさん。
ヤンチャでツンデレ、、、だけど外に出ると猫かぶりがちなモニャくん^^でも、実はダンボールが苦手というビビリな一面も。部屋にダンボールがあると隠れて出てこないそう。
キッチン侵入をめぐる攻防戦。。。勝ったのは??
モニャくんのことを愛して愛してやまないそのこさん。
でも、実はこのふたり、半年に渡りキッチン侵入をめぐって激しい攻防を繰り広げていたんだとか^^
「猫あるあるですが、モニャももれなくキッチンが大好きで。。。特にシンクの中が大好きなんですね。シンクカバーやコンロカバーをつけてみたり、苦手なものを置いてみたりとあの手この手でモニャの侵入を防ごうとしたんですが、長い戦いの結果、とうとうモニャが勝利をおさめ(笑)キッチンはモニャの縄張りになってしまいました。」
▲おかーさんに勝ったニャ。これからはぼくがご主人さまニャ。
「最近は毎日シンクを使うたびに水滴を全部拭き取り、衛生面や安全性のためにもシンクの中にポリエチレン製の猫ベッドを置いています。モニャからオーダーが入れば水まで用意したりと。。。私、完全に下僕になってしまいました。」とそのこさんは笑う。
いつも一緒にいられるだけで幸せ
そんなモニャくんとそのこさんにとってのお互いの幸せとは??
「言葉が通じないのでモニャが実際どう思っているかは分からないですけど。。。いつも一緒にいられることが幸せ、平凡な毎日が幸せだと思います。私がテーブルの前でテレビを見てたら、モニャがテーブルの上に寝っ転がってしっぽでペシペシ腕を叩いてくるんです。そんな時間が私にとって一番大好きな時間です。」
そのこさんのお話からは、溢れんばかりの「モニャ愛」がヒシヒシと伝わってくる。
きっとモニャくんにとっても、そのこさんは愛して愛してやまない存在のはず。
これからもふたりずっと寄り添って、ときどきバトルも繰り広げつつ、、、かけがえのないあたたかな日々が末永く続いていきますように。
- この記事を書いた人
守重美和
猫ねこ部編集室 編集&ライター保護猫団体の活動を仔細にお届けする「保護猫のわ」・飼い主さんと猫との幸せエピソードをお届けする「なないろ猫物語」の編集担当。
猫を通して「人」の姿にフォーカスした記事をお届けする猫メンタリーライターとして 猫好きシンガーソングライター・嘉門タツオさんへのインタビューをはじめ、街の看板猫、猫カフェ、猫が住める住宅からキャットフードメーカー、ペット防災の専門家、猫雑貨店、猫をモチーフした漫画家さん、年間3000件ものTNRの不妊手術を行っている獣医に至るまで、半年間で約40名以上の猫と関わる方々に幅広く取材を重ねる。