なないろ猫物語Vol.27|「富士」~保健所で殺処分寸前だった子猫を救って

猫ねこさん

なないろ猫物語Vol.27|「富士」~保健所で殺処分寸前だった子猫を救って

猫ねこさん
飼い猫との幸せエピソードをお届けする”なないろ猫物語”。今回ご紹介するのは「富士」くん。保健所で殺処分寸前だったところを救い出したという飼い主さんに、お話を伺いましたよぉ。

暴れん坊なやんちゃくん、でも甘えん坊な一面も

大きなお耳にうるうるの瞳がとっても愛らしい「富士」くん。まだ生後6ヶ月ほどの男の子だ。

富士

「飼い主がカメラマンなので、カメラメーカーの名前から”富士”と名付けました。和顔なので和な名前が気に入ってます。」そう話すのは飼い主のまりぺぺ(@fuji_stagram__)さん。

まりぺぺさん曰く”暴れん坊の甘えん坊”という富士くん。まだまだ子猫の富士くんは好奇心旺盛なやんちゃ盛り。以前、やんちゃ度が過ぎて脱走してしまったこともあったそうで。。。

「動物病院の帰り、マンションの外廊下で首輪が外れてしまって…。捕まえようとしばらく走り回って追いかけたんですが、全然捕まえられず。このまま車道に出たり、帰ってこれなくなったらどうしよう(涙)と心配してたんですが。。。階段の死角で私の姿が見えなくなると寂しくなったみたいで、自分から『にゃ~』と私の胸に飛び込んできてくれました。甘えん坊で良かったです。」

保健所に収容され命の期限が迫っていた・・・

今はまりぺぺさんに溢れるほどの愛情を注いでもらっている富士くん。でもこのお家にやって来る前は、保健所に収容されていて殺処分寸前だったのだとか。。。

「収容時は生後2ヶ月くらいの仔猫ちゃん。ケージから『出して~』とにゃーにゃー鳴いている動画をSNSで見つけて、気になって夜も眠れなくて…。」こうして、まりぺぺさんは富士くんを迎えにいき、家族になったのだという。

富士

お迎えに行った時の富士くんの様子はというと。。。

「排泄物がたくさん身体に付いていて、手足のただれも酷く、ケージで擦り切れてしまって鼻もまっかっか。お腹も下していてガリガリでした。でも、食いしん坊な富士くんはお薬も美味しそうに食べてくれて(笑)」とまりぺぺさん。

今ではただれもすっかり良くなり、フワフワぷっくりの愛され猫に。

寄り添って眠っているときが幸せ

「富士くんが寄り添って眠ってくれるときに幸せだなぁって思います。」とまりぺぺさんは言う。

「あんなに小さかったのに、今じゃぶくぶく太ってきて、成長してることにも幸せを感じます。富士くんは甘えん坊なので、朝起きた瞬間や、私が仕事から帰ってくるとすぐにゴロゴロ。富士くんも一緒にいる時間を幸せに感じてくれているんじゃないかな、と思っています。」

富士

今こうしている間にも富士くんのように命の期限が近づいている猫がいると思うと心がぎゅっと締め付けられる。

まりぺぺさんが手を差し伸べていなければ、富士くんはこの世に生まれてきてたった2ヶ月ほどでその生涯を終えてしまうところだった。。。

どんなに不安な思いだっただろう。どんなに苦しく辛かっただろう。

今富士くんには誰よりも大切に想ってくれる”命の恩人”まりぺぺさんがそばにいる。これからもたくさん甘えて、たくさんお話して。。。富士くんのしあわせな猫生は始まったばかりだ。

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猫ねこ部編集室 エディター 守重美和
この記事を書いた人
守重美和
猫ねこ部編集室 編集&ライター

保護猫団体の活動を仔細にお届けする「保護猫のわ」・飼い主さんと猫との幸せエピソードをお届けする「なないろ猫物語」の編集担当。

猫を通して「人」の姿にフォーカスした記事をお届けする猫メンタリーライターとして 猫好きシンガーソングライター・嘉門タツオさんへのインタビューをはじめ、街の看板猫、猫カフェ、猫が住める住宅からキャットフードメーカー、ペット防災の専門家、猫雑貨店、猫をモチーフにした漫画家さん、年間3000件ものTNRの不妊手術を行っている獣医に至るまで、半年間で約40名以上の猫と関わる方々に幅広く取材を重ねる。