- あれよあれよともう年末でございますよぉ。年末といえば…恒例行事のあれ、お忘れではありませんかぁ?
さあ、世の中すっかり師走ムード。もう一年も終わろうとしていますね。
そんな一年の締めくくりといえば…大掃除!新しい一年を気持ちよく迎えるために、家じゅうピカピカにしたいですよね~。
なんて理想をいってみましたが、でも現実は忙しい…。なかなか手をつけられない…。やる気はあるんだけど時間ばかりが過ぎていく…。といった人も多いのでは。(まさに筆者)
そこで今回は、「なにはともあれ大掃除してあげたい、猫さま周りの掃除のコツ」をご紹介します。愛しの猫さまに邪魔されたりしながら…♡♡楽しく大掃除しちゃってくださいね!
猫飼いさんの大掃除はとにかくココを
猫飼いさんの大掃除はとにかく猫まわりを。何はともあれ、この3か所です!
- 猫のトイレ
- 猫のベッド
- おくつろぎスペース(リビングなど)
猫ラバーのみなさんなら、猫さまが快適に暮らせるよう普段からしっかりと仕えておられるかと思いますが、一年に一度の大掃除、念入りにがっつりとお掃除しましょう!
猫トイレの大掃除
「用を足したら取り除く」「猫砂の交換」「トイレ本体の拭き取り、洗い流し」などみなさん普段からされているかと思いますが、大掃除ではしっかりと念入りに綺麗にしていきましよう。ポイントは…
- お湯を使用
- 30分程度のつけおき~からのゴシゴシ
- 洗った後の乾燥&消臭スプレー
- トイレ周りもきれいに
お湯を使用
お湯を使用すると、汚れが浮き上がりやすくなります。またこの寒い時期にお水では冷たくて、ついついササっと短時間で終らせてしまう可能性大。ここはお風呂場へ持ち込んで、しっかりお湯洗いがマストです。
トイレ本体の劣化や破損に繋がる場合があるので、熱すぎるお湯は控えてくださいね。
30分程度ぬるま湯でつけおき~からのスポンジやブラシ
お風呂へ持ち込んだら浴槽で30分程度、ぬるま湯につけおきしましょう。こびりついた汚れもお湯で緩み、スポンジやブラシでささ~と楽に洗い流すことができますよ。
つけおきし過ぎず、湯が冷めきらないうちに洗うのがコツです。
洗った後の乾燥&消臭スプレー
洗った後はしっかり乾燥させましょう。ペーパーで水気を拭き取ってから立てかけておくと、乾きが早いです。
そして乾いたあとには消臭スプレーを!これもさっと拭き取りを。新しい猫砂を入れたら完成。
トイレ周りもきれいに
猫トイレを置く場所は、目に見えなくとも汚れがいっぱい。
シーツなどを敷いている人は取り換えや洗濯をし、床の拭き上げを。何も敷いていない場合は汚れや匂いがついている可能性も高いので、洗剤などを使ってしっかり拭き上げましょう。
関連記事:猫のトイレ掃除のコツは?~飼い主さんに聞いたオススメ掃除グッズ
猫のベッドの大掃除
猫のベッドまわりは、抜け毛やフケなどで汚れや匂いがたまりやすい場所。
また体温から湿気がこもり、細菌やカビの繁殖の原因となることも。ベッドを綺麗に掃除するポイントは以下の4点です。
- まずは抜け毛や大きな汚れを取り除く
- 洗濯表示の確認
- 洗濯機や浴槽、たらいなどで洗う
- フィルターチェック&しっかり乾燥
まずは抜け毛や大きな汚れを取り除く
まずは、抜け毛や大きなゴミ・汚れを取り除きましょう。コロコロや掃除機でOK。
この後に洗濯機や洗濯槽で洗うこととなりますが、抜け毛や大きなゴミ・汚れが排水溝に詰まるのを防げます。
洗濯表示の確認
洗濯表示の確認をしましょう。洗濯機のマークや手洗いのマークがあればOK。
カバーが外れるタイプのベッドは、基本的に「カバーは洗濯機OK」で、「中のクッションやウレタンは手洗い」という表示が多いでしょう。
洗濯機や浴槽、たらいなどで洗う
洗濯機に手洗いコースがある場合はそちらでも大丈夫。ただし縦型洗濯機だとベッドが浮いてきてしまうことがあるので、手で沈めつつ優しくもみ洗いしてあげるといいでしょう。
浴槽、たらいなどで洗う場合も同じく、たっぷりのお湯かお水の中にベッドを沈め、優しく手もみ洗いをしましょう。
この時におすすめしたいのが、ペット専用の洗剤。ペットの皮脂汚れは、人の汚れより硬くなりやすいため一般の洗剤では落としきれない場合があります。
「ライオン ペットの布製品専用 洗たく洗剤」
※価格は購入するショップや時期によって変動する可能性があります。
- ペットが舐めても安心^^植物生まれの除菌成分を配合
- すすぎ1回でOK!ドラム式もOK!
- 繰り返し使用することで毛が付着しにくくなる離毛促進剤を配合
- 安心の日本製
- 猫犬特有の匂いを落とす洗浄成分配合
価格 | 370円(税込) |
容量 | 400g |
生産国 | 日本 |
成分 | 界面活性剤(50%ポリオキシエチレン酸メチルエステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩)、安定化剤、再付着防止剤 |
フィルターチェック&しっかり乾燥
洗濯が終わったら、洗濯槽のくず取りフィルターを綺麗にし、洗濯槽に毛が残っていないかもチェックしましょう。放置しておくと洗濯機の故障トラブルに繋がるのでしっかりと取り除きましょう。
またベッドはしっかりと乾燥させることが鉄則。半渇きだと菌が増えてニオイの原因になります。風通しのいい場所、日の当たる場所で乾かしましょう。
おくつろぎスペース(リビングなど)の大掃除
みなさんのおうちの猫さまのお気に入りの場所は…ソファー?窓辺?ケージ?
猫さまがいつも過ごされる「猫さまおくつろぎスペース」もしっかりと大掃除していきましょう!コツは以下です。
- 鉄則!掃除は高いところから
- フローリングは雑巾やモップが◎じゅうたんは掃除機&コロコロで
- ソファカバーやラグ、カーテン諸々…洗えるものはみんな洗っちゃおう
鉄則!掃除は高いところから
照明、壁、棚の上などはよく見ると埃がたまっているものです。もちろん抜け毛も。それらを先に綺麗にせずに床を掃除してしまうと、結局また床が汚れ二度手間に。「掃除は高いところから」が鉄則です。
ちなみにカーテンを外す作業も埃や抜け毛が舞うもの。最初に外してしまいましょう。
フローリングは雑巾やモップが◎じゅうたんは掃除機&コロコロで
フローリングの汚れは主に抜け毛、埃、皮脂汚れ、カビ、ワックスの剥がれなど。おすすめは木目に沿って雑巾をかけること。抜け毛や埃を舞い上がらせることなく集め、木目の溝の汚れも掻きだせます。水分残っている場合は乾拭きで拭き上げてくださいね。
じゅうたんはパイルの流れと逆方向にゆっくりと掃除機をかけると、入り込んだ抜け毛やゴミも吸い取りやすくなります。何度も往復させるのではなく、ゆっくりパイルを起こしていくイメージで。
猫飼いさんの必需品コロコロは、じゅうたん表面の抜け毛をとるのにやはりとても便利です。ただあまりかけ過ぎるとじゅうたんの痛みや毛羽立ちの原因になることもあるので注意してくださいね。
ソファカバーやラグ、カーテン諸々…洗えるものはみんな洗っちゃおう
洗えるものはみんな洗っちゃうのが一番!さっぱり気持ちがいいですよね^^。「もうはじめから洗濯機で洗える製品しか置いていない」という猫飼いさんは多いのでは。
なおベッドの洗い方でもお伝えしましたが、くれぐれも「洗濯機に抜け毛が詰まって故障~」なんてことにならないようにしてくださいね。
関連記事:飼い主さんに聞く!猫の抜け毛対策~掃除のコツや便利グッズ紹介
おまけの癒しコーナー
では最後に、掃除、掃除…、抜け毛、抜け毛…、と連呼され、なんだかお疲れになってしまったみなさんへ、癒し動画をお届けです。
掃除の邪魔をしちゃう猫さまです。
モップがけをこれでもかと邪魔してます…。
- やっぱりおトイレや寝床が綺麗だと、気持ちがいいですよねぇ。
- そうですねっ。ぼくも大掃除がんばってみようかな~っ!
まとめ
さて今回は忙しいみなさんへ「なにはともあれ大掃除してあげたい、猫さま周りの掃除のコツ」をご紹介しました。
お掃除したての綺麗なお部屋ですりごろしてもらうために、一年最後の大掃除、頑張っちゃいましょう!
- 猫飼いさんはまず…トイレ・ベッド・おくつろぎスペースを大掃除
- 【トイレ】お湯で→つけおきからのゴシゴシ→乾燥しっかり&消臭スプレー→トイレ周りもきれいに
- 【ベッド】抜け毛や大きな汚れを取り除く→洗濯表示の確認→洗濯機や浴槽で洗う→フィルターチェック&しっかり乾燥
- 【くつろぎスペース】高い場所から!フローリングは雑巾・モップ!じゅうたんは掃除機&コロコロ!洗えるもの洗う!
- この記事を書いた人
ほりえかよこ
猫ねこ部編集室 ライター猫のお役立ち、猫との暮らすための記事など「ニャイフスタイル」記事担当。
猫と暮らすためのヒントや飼い主さんのお悩みに寄り添った記事などを楽しくお届けするほか、キャットインストラクター坂崎清歌さんや猫カフェへの取材も行う。
主婦の視点を生かし、「猫×ライフスタイル」により共感がわくアイデアづくりを目指している。