- キャットフードは製品によって粒の形状や大きさが違いますが、小粒タイプは子猫やシニア猫でも食べやすく好まれていますよぉ。粒の大きさがあっていることはもちろんですが、原材料や成分もしっかりチェックしてフードを選んでくださいねぇ。
猫ねこ部ディレクターとして猫に関する様々な情報をご提供するなか、特に猫の健康に直結する食事に関する知識を深めるため、ペットフード販売士資格を取得。様々な種類の猫や状況などに合うフードの提案、情報発信を行います。
───
ペットフード販売士:一般社団法人ペットフード協会が認定している認定資格で、ペットフードに関する様々な知識及び情報を習得したペットフードの専門家です。ペットの適正な発育と健康維持・増進に寄与します。
キャットフードは製品によって粒の大きさや形状が異なります。
平均的な粒の大きさは約1cmですが、1cm未満の小粒タイプは子猫やシニア猫など硬いドライフードを上手く食べられない猫でも食べやすいのが特徴。
1cm強の大粒タイプはがりがり噛んで食べる猫や早食いで吐き戻しの多い猫にオススメ。
粒の大きさには好みがあり、子猫であっても大粒タイプを好む猫もいるので、猫にあった粒の大きさのものを選んであげましょう!
今回は粒タイプによるフード選び方のポイント、フードをご紹介します。
キャットフードの粒の大きさと形状
キャットフードは製品によって粒の大きさや形状が異なります。
大きさによる違いはこのような感じです。
- 一般的な大きさの粒:1cm弱程度の丸型
- 小さめの粒:1cm未満、形状は、細めの長方形、三角、テトラポッド型などがある
- 大き目の粒:1cm強で、厚みがある。形状は、ドーナツ型、厚みがある、花びら型などがある
小粒タイプが適した猫とは
小粒タイプが適しているのは以下のような猫です。
- 離乳食から子猫用フードに切り替える時期の子猫(生後2ヶ月~)
- 噛む力や消化機能が衰えたシニア猫
- 胃腸が弱く吐き戻しの多い猫
- 小型種・鼻が潰れ気味の猫
※猫には粒の大きさにも好みがあるため、子猫や口の小さな猫であっても大粒タイプを好んで食べることもあります。
また、早食いの猫などは小粒だと飲み込む場合がありますが、吐き戻しなどがなければ特に問題ありません。
離乳食から子猫用フードに切り替える時期の子猫(生後2ヶ月~)
子猫の時期は大きく分けると以下の3つに分かれます。
- 哺乳期(生後30日頃まで):子猫用ミルクまたは母乳
- 離乳期(生後30日頃~2ヶ月):離乳食(子猫用ドライフードにお湯やミルクをかけて与えても可)
- 成長期(生後2ヶ月~):子猫用ドライフード
離乳食から子猫用フードに切り替える生後2ヶ月頃の子猫は、消化機能も未熟で粒が大きすぎると上手く食べられないため、小粒タイプのフードが適しています。
噛む力や消化機能が衰えたシニア猫
高齢になると噛む力や消化機能が衰えてくるため、大粒で硬いフードを上手く食べられなくなります。
体への負担を減らすためにも、シニア猫には小粒タイプを与えた方が良いでしょう。
胃腸が弱く吐き戻しの多い猫
猫は、細かく砕かれていないフードを食べても問題なく消化吸収できる体のつくりになっています。
しかし、胃腸の弱い猫の場合、上手く消化できず嘔吐を繰り返すことがあります。
このような猫には小粒タイプのフードが適しています。
小型種・鼻が潰れ気味の猫種
体が小さな小型種は口も小さいため、小粒タイプの方が食べやすいでしょう。
また、ドライフードを食べるのが苦手な鼻が潰れ気味の猫種も小さめの粒の方が向いています。
- 小型種:ミヌエット・マンチカン・シンガプーラ・スキフトイボブテイル・ラムキンなど
- 鼻が潰れ気味の猫種:ペルシャ猫・エキゾチックショートヘア・ヒマラヤン・ミヌエットなど
小粒タイプのメリット
小粒タイプのキャットフードには以下のようなメリットがあります。
- 喉に詰まらせる危険性が低い
- 吐き戻しが減る
- 給餌量を調整しやすい
喉に詰まらせる危険性が低い
猫は餌をほとんど噛まずに丸呑みしがちなので、粒が大きすぎると喉に詰まらせてしまう危険性があります。
小粒タイプであればそのような危険性がなく、安心して与えられます。
吐き戻しが減る
前述のように、消化器官が未熟な子猫や衰えたシニア猫、胃腸の弱い猫の場合、上手く消化できずフードを吐き戻してしまうことがあります。
このような猫には小粒タイプのフードを与えると、吐き戻しが減ることがあります。
給餌量を調整しやすい
猫の健康を保つためには、猫にあった給餌量を与えることが大切です。
給餌量を調整する際、小粒タイプのキャットフードであれば、細かなグラム調整がしやすいでしょう。
- 我々ネコは基本的に餌を丸呑みしがちなので、粒が大きすぎると喉につまったり消化できずに吐いてしまうことがあるんですねぇ。。。
- ぼくなんてほとんど噛んでないかもっ。。。ぼくは小粒でも大粒でもいけちゃう派ですけど、粒の大きさとか形にも好みがありますよね!
小粒のおすすめキャットフード
ここでは、粒の大きさが1cm未満のおすすめキャットフードを紹介します。
粒の大きさ・形状比較表
以下の表は、ここでご紹介するフードの粒の大きさ・形状を比較したものです。
フード | 粒の大きさ | 形状 |
ピュリナワン | 8mm | 平らな三角形 |
モグニャン | 7mm | 細長い長方形 |
ファインペッツ | 1cm弱 | テトラポッド型 (丸型に比べ面積が狭いため小さく感じる) |
ラウズ | 1cm弱 | 三角形 (丸型に比べ面積が狭いため小さく感じる) |
ナウフレッシュ | 8mm | 丸型 |
※価格は購入するショップや時期によって変動する可能性があります。
モグニャン
- 粒の大きさ7mm、細い長方形タイプ
- 高たんぱく低脂肪の白身魚をふんだんに使用
- 無添加(穀物、着色料、香料、遺伝子組み換え原材料不使用)
価格 | 4,708円(税込)/1.5kg(1kgあたり約3,139円) |
粒の大きさ/形状 | 7mm/細い長方形 |
原産国 | イギリス |
第一原料 | 白身魚 |
主な成分 | たんぱく質:30.00% 脂質:13.00%以上 粗繊維:3.50%以下 379kcal / 100g |
粒の大きさ7mmの細長い長方形タイプ。袋をあけたとたん広がる魚の香ばしい香りが、お魚好きの猫に特に人気のイギリス産プレミアムフード。高タンパクで低脂肪、消化の良い白身魚を65%も使っているので、動物性たんぱく質もたっぷり!
食レポでは、魚好きの子はもちろん普段鶏肉好きの子までもパクパクと美味しそうに食べてくれました。ふんわりと甘い香りが猫の食欲を掻き立ててくれるのかもしれませんね。
ファインペッツ
- 粒の大きさ1cm未満のテトラポッド型
- 人間が食べることができるレベルの原材料だけを厳選
- 初回1.5kg1,100円で購入できる
価格 | 3,772円(税込)/1.5kg(1kgあたり約2,515円) 初回購入1,100円(税込) |
粒の大きさ/形状 | 1cm未満/テトラポッド型で丸型より面積が狭いため小さい |
原産国 | オランダ |
第一原料 | アヒル肉 |
主な成分 | たんぱく質:32.00% 脂質:21.00%以上 粗繊維: 5.00%以下 炭水化物:27.40%以上 406kcal / 100g |
人間が食べることができるレベルの原材料だけを使ったオランダ産フード。1cm未満のテトラポッド型で面積が狭いので、小さめの粒に感じます。アヒル肉やニシン肉などの肉類を85%も使っているので、猫に必要な動物性たんぱく質もしっかり入っています。
食レポでは、愛猫2匹とも美味しそうに食べる姿が。特に粒の形状が気に入ったのか腰を据えて一心不乱に食べてくれましたよ。是非その食いつきの様子も参考にしてみてくださいね。
ラウズ ミールフリーターキー&チキン
- 粒の大きさ1cm弱、平べったい三角形タイプ
- 低温で丁寧に脱水した栄養価の高いディハイドレイテッドチキン使用
- 7種類もの肉類を使用した高たんぱくフード
価格 | 1,430円(税込)/200g(1kgあたり約7,150円) |
粒の大きさ/形状 | 1cm弱/平べったい三角形で面積が狭いため小さい |
原産国 | アメリカ |
第一原料 | ディハイドレイテッドチキン |
主な成分 | たんぱく質:40.00% 脂質:12.00%以上 繊維: 4.00%以下 371kcal / 100g |
乾燥肉を使わず新鮮な肉だけにこだわったアメリカ産フード。粒の大きさは1cm弱で平べったい三角形タイプです。肉類だけで7種類も使っている高たんぱくパワフルフードにも関わらず、脂質は12%と控えめなので、室内飼いの猫に嬉しいですね。
香りはかなり弱め。部屋がフードの香りで充満することがないので、臭いが気になる方も安心。食レポでは、特に鶏肉好きの子が物凄い勢いで食べてくれました!
ナウフレッシュ アダルトキャット
- 粒の大きさ1cm未満、丸型タイプ
- 100%フレッシュミート使用、新鮮なターキー・ダック・サーモン生肉
- 少量をじっくり低温調理!素材の栄養と美味しさそのまま
価格 | 5,686円(税込)/1.8kg(1kgあたり約3,159円) |
粒の大きさ/形状 | 1cm未満/丸型 |
原産国 | カナダ |
第一原料 | ターキー |
主な成分 | たんぱく質:31.00% 脂質:18.00%以上 粗繊維:3.00%以下 386.2kcal / 100g |
新鮮食材に徹底的にこだわったカナダ発フード。1cm未満の丸型でかなりの小粒タイプです。じっくり低温調理しているので素材の栄養と美味しさはそのまま!高たんぱくながら低脂肪のターキーが主原料なのは、室内飼いの猫に嬉しいですね。
食レポでは愛猫2匹ともにまんべんなくぺろりと食べてくれましたよ。素材の新鮮さが食いつきの良さに繋がっているのかもしれませんね。
ピュリナワン インドア1歳以上 ターキー&チキン
- 粒の大きさ8mm、平らな三角形
- 1kg約870円のお手頃価格なお肉メインフード
- 主原料に動物性たんぱく質豊富なターキーを使用
価格 | 1,915円(税込)/2.2kg(1kgあたり約870円) |
原産国 | アメリカ |
第一原料 | ターキー |
主な成分 | たんぱく質:40.00% 脂質:13.00%以上 粗繊維:6.00%以下 360kcal / 100g |
粒の大きさ約8mm、平べったい三角形の粒。ご紹介するフードのなかでは断トツの低価格!1kgあたり約870円と安価ながら新鮮なターキーやチキンミール、フィッシュミールなど動物性食材をたっぷり配合。質にも値段にもこだわりたい人におすすめです。
550gの小分けタイプなので、開封後も心配なく使いきれるのが◎。食レポでは愛猫2匹が食べる様子もご覧頂けますので是非チェックしてみてくださいね。食いつきが心配な方に嬉しい1ヶ月500円お試しキャンペーンもありますよ!
大粒タイプが適した猫とは
大粒タイプが適しているのは以下のような猫です。
- がりがりと噛んで食べるのが好きな猫
- 早食いタイプで吐き戻しやすい猫
がりがりと噛んで食べるのが好きな猫
基本的に猫は丸呑みすることが多いですが、なかにはがりがりと噛んで食べるのが好きな猫もいます。
口の小さな子猫や小型種は一見小粒の方が食べやすそうに思えますが、なかには大粒を好む猫もいるので、一概に「子猫=小粒」「成猫=大粒」が良いとは言えません。
早食いタイプで吐き戻しやすい猫
早食いの猫は、粒が小さすぎると一気に飲み込んで吐き戻すことがあります。
早食いで吐き戻しやすい猫は、大粒タイプの方が吐き戻しを減らせる可能性があります。
大粒タイプのメリット
大粒タイプのキャットフードには以下のようなメリットがあります。
- 吐き戻しが減る
- 歯磨き効果がある
吐き戻しが減る
前述のように、早食いで吐き戻しやすいタイプの猫の場合、一気に飲み込んでフードを吐き戻してしまうことがあります。
このような猫には大粒タイプのフードを与えると、吐き戻しが減ることがあります。
歯磨き効果
猫は餌を丸呑みする習性がありますが、まったく歯を使っていないわけではなく、奥歯でフードを少し噛み砕きます。
小粒タイプの場合、噛み砕かれた小さなフードが歯と歯の間に詰まり、歯垢や歯石の原因となります。
しかし、大粒の場合<噛み砕いても粗い粒のままなので歯と歯の間に詰まりにくいです。
また、粒が大きいと飲み込むのに時間がかかりますが、その間にブラッシングで歯垢がとれ歯磨き効果が期待できます。
- 早食いタイプの子は、粒が小さすぎると一気に飲み込んでしまってフードを吐いちゃうことがあるんですねぇ。そんな子には大粒の方がおすすめですよぉ。
- まさにぼくのコトっ。美味しそうだとついつい食べ過ぎちゃって、よく吐いてはおかあさんに「またか。。。」って顔されてます。ぼくみたいな子は大粒の方がいいんですね!
大粒のおすすめキャットフード
ここでは、粒の大きさが1cm強のおすすめキャットフードを紹介します。
粒の大きさ・形状比較表
以下の表は、ここでご紹介するフードの粒の大きさ・形状を比較したものです。
※カナガンキャットフードチキン・サーモンはリニューアル前の粒写真になります。
フード | 粒の大きさ | 形状 |
ジャガー | 1cm強 | 平べったいドーナツ型 |
カナガンキャットフードチキン | 1cm強 | ふっくらとした丸型 |
カナガンキャットフードサーモン | 約1cm | ふっくらとした丸型 |
クプレラ | 1cm強 | 平べったい花びら型 |
フィッシュ4キャット | 1cm強 | 三角形 |
※価格は購入するショップや時期によって変動する可能性があります。
カナガンキャットフードチキン
- 粒の大きさ1cm強、平べったいドーナツ型
- 豆類も一切含まない正真正銘グレインフリー!高たんぱくレシピ
- イギリス産平飼いチキンを60%以上使用
価格 | 4,708円(税込)/1.5kg(1kgあたり約3,139円) |
粒の大きさ/形状 | 1cm強/ふっくらとした丸型 |
原産国 | イギリス |
第一原料 | 骨抜きチキン |
主な成分 | たんぱく質:34%以上 脂質:16.7%以上 粗繊維:3.25%以下 405kcal/100g |
豆類も一切含まないグレインフリーフード。1cm強のふっくらとした丸型の粒で、香りはそれほど強くはありません。動物性原材料だけで60%以上の高タンパク・低炭水化物レシピは、猫の食性にもあっていて嬉しいですね。
食レポでは、袋を開ける前から愛猫2匹が興味深々。喉を鳴らしながら嬉しそうに食べてくれる様子に、食いつきの良さを実感しました!
ジャガー
- 粒の大きさ1cm強、平べったいドーナツ型
- 肉と魚の栄養が両方とれるハイブリッドフード!動物性たんぱく質約80%
- 専任の品質管理感が品質をチェック!新鮮で安心の人間用食材
価格 | 4,708円(税込)/1.5kg(1kgあたり約3,139円) |
粒の大きさ/形状 | 1cm強/平べったいドーナツ型 |
原産国 | イギリス |
第一原料 | 肉類(チキン生肉、乾燥チキン、乾燥鴨肉、チキンレバー、鴨生肉) |
主な成分 | たんぱく質:37%以上 脂質:14.88%以上 粗繊維:5.25%以下 エネルギー:387.5kcal/100g |
肉と魚両方の栄養がとれるイギリス産ハイブリッドフード。動物性食材はなんと約80%!猫に必要な動物性たんぱく質がしっかり摂れる嬉しいフードです。こだわりの原材料ビルベリーやクランベリーが入っているのも◎。
強めの香りだからか、2匹とも凄い勢いでガツガツと食べてくれましたよ!食いつきが気になる…という方は是非参考に見てみてくださいね。フードのパッケージに密封用のテープがついているのも嬉しい工夫でした。
カナガンキャットフードサーモン
- 粒の大きさ1cm、丸型
- 魚類だけで原材料の60%以上
- 正真正銘のグレインフリー!豆類も一切不使用
価格 | 4,708円(税込)/1.5kg(1kgあたり約3,139円) |
粒の大きさ/形状 | 約1cm/ふっくらとした丸型 |
原産国 | イギリス |
第一原料 | 生サーモン |
主な成分 | たんぱく質:34%以上 脂質:14.8%以上 粗繊維:3.25%以下 398kcal/100g |
サーモンをベースにニシン、マス、乾燥白身魚など魚類だけで60%以上も使ったお魚系フード。豆類も一切不使用のグレインフリーレシピは穀物アレルギーの子にも嬉しいですね。約1cmほどのふっくらとした丸型の粒、ふわっと柔らかな香りが特徴。
食レポでは、新しいフードを好まない猫が珍しくパクパクと美味しそうに食べてくれました。お魚好きの子には特に喜ばれるフードだと思います!
クプレラ ホリスティックグレインフリー
- 粒の大きさ1cm強、平べったい花びら型
- 豊富な魚類、魚油・藻類、モンモリロナイトという海の優れた素材を使用
- オーガニック原料を使用しているわりにお手頃価格
価格 | 3,531円(税込)/1.81kg(1kgあたり約1,951円) |
粒の大きさ/形状 | 1cm強/平べったい花びら型 |
原産国 | オーストラリア |
第一原料 | 魚類(ギンヒラス、シロギス、豪州真ダイ) |
主な成分 | 粗たんぱく質:31.00% 粗脂肪:12.00%以上 粗繊維:5.00%以下 3952kcal / 100g |
日本の会社が企画開発、オーストラリアで製造しているフード。ギンヒラス、シロギス、豪州真ダイという良質なたんぱく質をたっぷり含む魚類をメインに、モンモリロナイトという海の優れた素材も配合。高品質ながらお手頃価格なのも嬉しいですね。
1cm強の平べったい花びら型の粒で、ふわっと広がる魚の香りが猫の食欲をそそります。食レポでは、お魚好きの子が好んでパクパクと美味しそうに食べてくれましたよ。
フィッシュ4キャット サーモン
- 粒の大きさ1cm強、三角形タイプ
- 魚類を65.5%使用!サーモンベースのグレインフリー
- ホルモン剤、抗生物質、遺伝子組み換え成分など一切不使用
価格 | 4,200円(税込)/1.5kg(1kgあたり約2,800円) |
粒の大きさ/形状 | 1cm強/三角形 |
原産国 | イギリス |
第一原料 | サーモンミール |
主な成分 | 粗たんぱく質:31.00%以上 脂肪分:19.00%以上 粗繊維:2.20%以下 381.3kcal / 100g |
魚類を65.5%も使ったサーモンベースのイギリス産グレインフリーフード。魚類が多く使われているわりにオメガ6、オメガ3脂肪酸のバランスが良いのが◎。使用している油もサーモンオイルと魚のうまみを徹底配合したフードです。
チョコレートっぽい香りで、サイズは1cm強。ふっくらとした三角形タイプの粒です。食レポでは残念ながらあまり食いつきがよくなかったのですが、好みの分かれるフードかもしれないですね。
よくある質問
ここでは、小粒タイプのキャットフードに関するよくある質問をまとめています。
大粒タイプが食べづらい子猫やシニア猫の場合、お湯でふやかしてあげるのも食いつきをよくする方法のひとつです。
ただし、子猫の場合柔らかいものばかり与えていると噛む力が弱くなってしまうため、ふやかさなくても食べられるサイズの粒を選んだ方が良いでしょう。
子猫であれば小粒、成猫であれば大粒を必ず選ばなければいけないわけではありません。
あくまで大粒だと子猫が食べづらいという意味であって、成猫であっても小粒の方があっている場合もあります。
また、子猫でも噛むことが好きな猫であれば、大粒タイプを好む場合もあります。
大粒タイプが食べづらい子猫やシニア猫の場合、お湯でふやかしてあげるのも食いつきをよくする方法のひとつです。
ただし、子猫の場合柔らかいものばかり与えていると噛む力が弱くなってしまうため、ふやかさなくても食べられるサイズの粒を選んだ方が良いでしょう。
まとめ
小粒タイプのキャットフードを選ぶ際は、原材料や成分などもしっかりチェックすることが大切です。小粒タイプが適した猫、小粒のメリット、選び方などについては以下のまとめをご覧ください。
- フードによって粒の大きさは異なるが、平均的な大きさ・形状は1cm程度の丸型
- 小粒が適しているのは子猫・シニア猫・胃腸が弱く吐き戻しの多い猫・小型種や鼻が潰れ気味の猫種
- 小粒タイプは喉に詰まらせる危険性が低い、吐き戻しが減る、給餌量を調整しやすい
- 小粒タイプのフード選びで大切なのは原材料や成分までしっかりチェックすること
- 大粒が適しているのは噛んで食べるのが好きな猫・早食いタイプで吐き戻しやすい猫
- ただし、粒の大きさや形状は好みもあるので一概に子猫は小粒、成猫は大粒とは言えない
- 大粒タイプは吐き戻しが減る、歯磨き効果がある
- 大粒タイプのフード選びで大切なのは原材料や成分までしっかりチェックすること
- ただし、粒の大きさや形状は好みもあるので一概に子猫は小粒、成猫は大粒とは言えない
- この記事を書いた人
守重美和
猫ねこ部編集室 編集&ライター保護猫団体の活動を仔細にお届けする「保護猫のわ」・飼い主さんと猫との幸せエピソードをお届けする「なないろ猫物語」の編集担当。
猫を通して「人」の姿にフォーカスした記事をお届けする猫メンタリーライターとして 猫好きシンガーソングライター・嘉門タツオさんへのインタビューをはじめ、街の看板猫、猫カフェ、猫が住める住宅からキャットフードメーカー、ペット防災の専門家、猫雑貨店、猫をモチーフにした漫画家さん、年間3000件ものTNRの不妊手術を行っている獣医に至るまで、半年間で約40名以上の猫と関わる方々に幅広く取材を重ねる。