- わたしたち猫をモチーフにした御朱印グッズがあるって知ってましたかぁ?今日は東京・湯島にある猫雑貨と御朱印グッズのお店「王冠印雑貨店」をご紹介しますよぉ。
「ついつい猫ものに目がいっちゃう」「気づけば家のあちこちで猫雑貨増殖中~」な生粋の”ねこ派”のみなさま。
あまりにもツボな猫さまに出会った瞬間のひとりニヤニヤ♥たまりませんよね~^^
今回はそんな猫雑貨らぶなみなさまに、とっておきの猫グッズ店「王冠印雑貨店」をご紹介しますよ。
他ではなかなか見られない店主こだわりの猫雑貨と御朱印グッズの数々。至福の”猫愛で空間”をお楽しみくださいね。
湯島天神と神田明神に挟まれた街の片隅に
下町情緒溢れる静かな街、東京・湯島。
学問の神様で有名な「湯島天神」、そして縁結び・商売繁盛のご利益で知られる日本屈指のパワースポット「神田明神」。その二つの神社のちょうど中間あたり、大通りから一歩入った場所にひっそりと佇むお店が。
それがこちら。猫雑貨と御朱印グッズのお店「王冠印雑貨店」。
▲大量の招き猫さまがお出迎え~(=^・・^=)
”王冠印(おうかんじるし)”というちょっと個性的な店名の由来はというと。。。
「オープン当初はレトロな雑貨がメインだったので、店名もちょっとレトロな感じにしたいと思って。”瓶の蓋”=王冠ってなんか昭和レトロなイメージがあったのでそういうところから。」そう話すのは店主の海老原さん。
今は店内どこを見ても猫まみれな雑貨店だけれど、オープン当初は今とは少し品揃えも違っていたようだ。
レトロ雑貨&洋服のお店からスタート
王冠印雑貨店がオープンしたのは今から5年前。
もともと雑貨屋で働いていた経験のある海老原さんは、いつか自分のお店を持ちたいという夢があったのだとか。
たまたま希望に見合った物件が見つかり、いざ本格始動。
とはいえ、オープン当初は資金もなかったことから、できることはなるべく自分で…と趣味でもあったDIYを駆使してお店づくりをしたそう。
お店のブログにはその当時のお店づくりの様子が…。
▲体力勝負!なカーペット剥がしもご自身で。(絶対腰にくるやつ)
▲下塗り&重ね塗り2回の丁寧な作業。
▲素敵!!床ひとつとっても海老原さんのこだわりが詰まっている。
▲天井も塗り~。
▲外壁も塗り~。(て、もはや職人さん!!)
ご家族やご友人の協力などもあり約2ヶ月ほどかけて内装を整え、2014年12月11日いよいよオープン。
オープン当初のコンセプトはレトロデザインのインテリア・雑貨・お洋服”だったこともあって、今とはガラリと違う雰囲気。
お手製の看板も設置して、徐々にお店らしい雰囲気に。
その後も改装やレイアウトの改良を重ね、、、こちらがオープンから半年後の店内。
「普通だったらたぶん選ばないような場所。でも繁華街とかよりもちょっと変わった場所にある方が他とは違うことができるかなと思って。」と海老原さん。
ただ、知る人ぞ知るというような裏路地のお店だったこともあり、オープン当初は集客に一番苦戦したという。
周りで猫が動き出したような感じで・・・
「もっとお客さんに来てもらうために何かやんなきゃ…」
海老原さんが試行錯誤していたちょうどその頃、近所にとある保護猫カフェがオープン。猫ねこ部でも以前取材させていただいた「ネコリパブリック御茶ノ水店」さんだ。
ネコリパブリックのスタッフの方がオープン準備をしている時にたまたまお店を見つけて来てくれ、海老原さんも保護猫を飼っているという話から意気投合、以来交流が始まったそう。
そしてオープンから9ヶ月後の2015年9月、保護猫カフェ「ネコリパブリック御茶ノ水店」、同じく湯島にある「サカノウエカフェ」そして王冠印雑貨店の3店舗共同で、初めての猫イベントを開催することに。
雑貨屋で選りすぐりの猫もの雑貨を愛で、保護猫カフェでリアル猫さまに癒され、ちょっと疲れたら猫モチーフのメニューがあるカフェでほっこりまったりできるという、まさに猫好きさん理想の休日を楽しめるイベント♥
こちらが記念すべき「第一回ねこまつりat湯島~猫でつなぐ湯島のまち」のフライヤー。
「以前から猫モチーフにした雑貨は好評だったんですね。そんななかで近くに猫カフェができたり、猫イベントをやることになったり。自分ももともと猫を飼っているっていうのもありますけど、なんか急に猫が周りで動き出したような感じで^^」
海老原さんのなかで次第に「猫で何かできないか」という思いが高まっていき…。こうして徐々に猫雑貨のお店へとシフトしていったのだとか。
圧巻の品揃え!個性的な猫雑貨&御朱印グッズ
王冠印雑貨店の現在のコンセプトは「猫雑貨と御朱印グッズ」。
商品のセレクトは全て海老原さんが行っているそう。こまめにイベントに足を運び、実際に自分の目で見て、ひとりひとりの作家さんとやり取りしているのだとか。
「湯島天神と神田明神が近いというのもあって、御朱印帳はオープン当初から扱っていたんです。猫モチーフのものは特に人気ですね。」
さっそくその猫さま御朱印帳を拝見!!
左上!実録猫という作家さんの一富士二鷹三にゃすび。なす化した猫さま(笑)シュールでジワジワきます^^
他にはこんなポップな色合いの御朱印帳も。
海老原さん曰く「この御朱印帳を扱いたいがためにお店を始めたといっても過言ではない」という富士吉田のテキスタイルプロダクトブランド”kichijitsu(キチジツ)”の御朱印帳。
富士山やちどり、猫など「縁起物」をモチーフにした華やかなデザインは、パッと見御朱印帳とは思えないほど。スクラップブックや結婚式の芳名帳などにも◎
御朱印帳を入れるごいっしょぶくろ(御朱印帳袋)も人気だそう。眠り猫、招き猫に鯛ねこ^^リボン付きなので御朱印帳を入れてそのままプレゼントしても。
同シリーズのおまもりぽっけ。全部揃えてバッグに忍ばせたくなる可愛さです♥
店内では、さまざまな期間限定イベントも開催。
先日まで開かれていたのは、茶白&茶トラマニアのみなさま悶絶の#茶白猫祭り。というわけで取材時の店内にはありとあらゆる茶白&茶トラモチーフの作品が。
こちらは日本の物と猫をモチーフに置物やブローチを作っているmarucoro chanのわらび店長シリーズ。タコ乗っております^^
わらび店長は海老原さんの飼い猫。お店にはいないけれどときどきお店のSNSに登場する茶白くん。
すました泥棒ネコ。#わらび店長 #茶白猫 #茶白男子 pic.twitter.com/xFdWsf1bXe
— 王冠印雑貨店【オウカンジルシザッカテン】 (@Zakkaya_Oukan) November 28, 2019
入口横でパネルにてご挨拶。
わらび店長のこけしも。三味線ver&泥棒猫ver。
わらび店長のせ店長(人間)バージョン。これたまらんです♥
レジ横におります、わらび店長乗せ店長(人間)こけし。
— 王冠印雑貨店【オウカンジルシザッカテン】 (@Zakkaya_Oukan) November 22, 2019
marucoro chanが作ってくれました😊
わーい🎵 pic.twitter.com/UjtZFesVOI
お次はまめプロのお弁当ねこ。茶白&茶トラのみなさま、みんな思いに思いにお好きなネタを背負ってます(笑)まぐろにシーチキン缶、湯島限定の梅おにぎりなどなど。
こちらはpim-pomのわらび店長ブローチ&ねこケツブローチ。
ストラップver。肉球&たまたまフェチのみなさまなら確実に手にとるはず^^
こちらはMEDUSESの茶白&茶トラ熊手。
同じくMEDUSESのネコ顔アクセサリーも茶白&茶トラさんが勢揃い。舌ぺろちゃん発見^^
陶器屋スピコのねこけし。和みます♥
愛嬌たっぷりのかお豆皿。
劇的リアルなYUKARI’n GALLARYの羊毛フェルト猫さん。ものすごい目力で鎮座してらっしゃいます^^
袋があれば必ずinしてしまう猫さまをリアルに表現したその名も「すぽにゃん」。それうちの子!と思わずにやけちゃう飼い主さんも多いはず^^
あんこ舎の赤マフラー招き猫。このちょっと悪くてアンニュイな表情がいい。
店内には茶白猫もの以外の猫ものもたくさん!
ateller168の猫用おもちゃ。マタタビやキャットニップ入りで猫の食いつきも抜群なんだとか。
王冠印雑貨店限定の和柄が素敵。
猫モチーフの手ぬぐいもよりどりみどり。
まだまだあります!!江戸時代の浮世絵師で、大の猫好きで知られる歌川国芳の猫絵をデザインした江戸猫グラスシリーズ。
木箱入りで猫好きの方への贈答品にも◎
お土産にも人気の開運サブレー。
そしてそして、店主海老原さんのお着物姿にもご注目!帯も帯留めもめちゃめちゃ可愛い♥
お店をやり始めてから着付けを習得。和テイストの品揃えに合わせて毎日着物を着ているそう。
まさに猫もの天国。お客さんの年齢層は割と高めで30代~40代中心。雑貨屋さんには珍しく、男性のお客さんも多いそう。