- キャットフードにも賞味期限があるので、買う前に必ずパッケージでチェックしてくださいねぇ。未開封なら比較的長持ちしますけど、保存状態が悪ければ傷んでしまうので油断は禁物!また、賞味期限が切れていても平気、と安易に判断するのは健康を害するもとですよぉ。
猫ねこ部ディレクターとして猫に関する様々な情報をご提供するなか、特に猫の健康に直結する食事に関する知識を深めるため、ペットフード販売士資格を取得。様々な種類の猫や状況などに合うフードの提案、情報発信を行います。
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ペットフード販売士:一般社団法人ペットフード協会が認定している認定資格で、ペットフードに関する様々な知識及び情報を習得したペットフードの専門家です。ペットの適正な発育と健康維持・増進に寄与します。
キャットフードの賞味期限はパッケージに記載されているので、購入前に必ず確認!
未開封の場合、ドライフードは約1~1年半、ウェットフードは約2~3年と比較的長持ちします。
ただし、保存方法が悪ければ品質は低下してしまうので注意が必要。
開封後の場合、ドライフードは約1ヶ月、ウェットフードに至っては約1日と賞味期限は非常に短くなっています。
新鮮なうちになるべく早く食べきるようにしましょう。
今回はキャットフードの賞味期限を未開封、開封後にわけて徹底解説!
未開封・開封後のキャットフードの保管方法、賞味期限が切れたときの対処法についても詳しく説明します。
キャットフードの種類
キャットフードは大きく以下の2つのタイプに分けられます。
- ドライフード
- ウェットフード
以下の表は、それぞれの特徴についてまとめたものです。
ドライフード | ウェットフード | |
水分含有量 | 10%前後 | 75%以上 |
コスパ | 内容量が多く安価 | 内容量が少なく高価 |
保存 | 一度開封しても保存が効く | 一度開封すると腐敗やカビつきが早い |
歯石・口臭予防 | 咀嚼することで歯磨き効果あり | 猫の歯につきやすい |
栄養バランス | バランスがよい | 偏っている場合もある |
味や種類 | ウェットフードに比べると嗜好性は劣る | 猫の好みにあうものが多く食いつきが良い |
フードの目的 | 総合栄養食 | 間食・その他の目的食が多い |
一般的には、ドライフードは総合栄養食、ウェットフードはおやつとして与えることが多いです。 ウェットフードには缶詰やパウチタイプなどがあります。
未開封のキャットフードの賞味期限
未開封のキャットフードの賞味期限について説明します。賞味期限はフードのパッケージに記載されているため、必ず購入前にチェックしましょう。
ドライフードとウェットフードでは賞味期限が異なります。以下、それぞれの賞味期限について説明します。
未開封のドライフードの賞味期限は約1年~1年半
未開封のドライフードの賞味期限は約1年~1年半です。
未開封であっても保存状態が悪いと品質が低下してしまいます。ドライフードは水分が少ないため、品質が落ちても見た目の変化はあまりありませんが、ニオイや味は変わります。劣化したキャットフードを猫が食べると健康を害することもあるため、正しい方法で保管することが大切です。
保管方法については後述する「未開封のキャットフードの保管方法」をご覧ください。
未開封のウェットフードの賞味期限は約2~3年
未開封のウェットフードの賞味期限は約2~3年です。
ドライフードよりも保存が効くため、災害時などの備蓄品としても重宝するでしょう。
開封後のキャットフードの賞味期限
開封後のキャットフードの賞味期限について説明します。
開封後のドライフードの賞味期限は約1ヶ月
開封後のドライフードの賞味期限は約1ヶ月です。
開封して空気に触れることでキャットフードが酸化し始めるため、なるべく早く食べきるようにしましょう。
フードのパッケージに記載してある1日の給餌量の目安を参考に、1ヶ月以内に食べきれる量か確認した上で購入した方が良いでしょう。
例えば、フードの内容量が1.5kg、1日の給餌量が70gだった場合、1500g÷70g=21.4日、約21日で食べきることができます。
開封後のウェットフードの賞味期限は約1日
開封後のウェットフードの賞味期限は約1日です。
ウェットフードは水分が多いため、開封して空気に触れるとニオイや色が変わります。時間を追うごとにどんどん劣化は進み、雑菌が繁殖することもあります。
猫がウェットフードを食べ残した場合でも、なるべく1回ずつ処分するのが基本です。
- ドライフードとウェットフードで賞味期限は違うんですよぉ。特に封をあけてからのウェットフードの賞味期限は短いので注意してくださいねぇ。
- ドライフードってなんとなく日持ちしそうなイメージありますけど、封をあけたら1ヶ月しかもたないんですね。
ウェットフードなんて1日!新鮮なうちに食べ切らなきゃですっ。
未開封のキャットフードの保管方法
未開封のキャットフードを保管する時の注意点は以下の通りです。
- 直射日光や高温多湿の場所を避ける
- 冷蔵庫で保管しない
ドライフード、ウェットフードを問わず、未開封のキャットフードを保管するときは、できるだけ温度変化が少なく風通しの良い場所を選ぶことが大切です。
未開封なら賞味期限も長いからと、安いときにキャットフードを買いだめする人も多いですが、賞味期限内に食べきれないこともあります。というのも、猫は気まぐれで、今まで好んで食べていたフードを突然食べなくなるということも珍しくないからです。定期購入などを利用して、毎月決まったペースで新鮮なものを届けてもらうのもひとつの方法です。
また、湿度の高い冷蔵庫では保管しないよう注意しましょう。
関連記事:キャットフードを冷蔵庫で保存してはいけない理由と正しい保存場所
開封後のキャットフードの保管方法
開封後のキャットフードを保管する時の注意点について説明します。
開封後のドライフードはニオイ移りや湿気に注意して保管
開封後のドライフードを保管する時の注意点は以下の通りです。
- 直射日光や高温多湿の場所を避ける
- ニオイのある食品や薬品と一緒に保管しない
- 密封できる袋やフードストッカーを使う
保管方法は未開封の時と基本的に一緒ですが、開封後特に注意したいのが、ニオイ移りや湿気です。
にんにくや香辛料などニオイのある食品と一緒に保管してしまうと、フードにニオイが移ってしまうため一緒に保管しないよう気をつけましょう。
また、開封後湿気が多くなるとカビが生えたり害虫がついたりすることがあります。そのため、密封できる袋やフードストッカーを使って鮮度を保つことが大切です。ペットフード保管用のシリカゲル乾燥剤や脱酸素剤などを使うのも効果的です。
開封後のウェットフードは食べきりが基本だが、保存する場合は冷蔵もしくは冷凍
開封後のウェットフードを保管する時の注意点は以下の通りです。
- 他の容器に移しラップをして冷蔵庫で保管
- 数日保管したい時は小分けにして冷凍庫で保管
ウェットフードは水分が多く腐敗しやすいため、開封したらなるべく早く食べきるのが基本です。どうしても保存しておきたい時は、必ずお皿などに移し替えラップをして冷蔵庫に入れましょう。冷蔵庫に保管しておくとしても賞味期限は1日なので、その日のうちに食べきるようにしましょう。
また、数日保管したい場合は、容器に移し替え冷凍し、食べる前日に自然解凍するようにしましょう。
- 開封前も開封してからも保存場所には気をつけてくださいねぇ。「高温、じめじめ、温度変化の激しいところ」は全部ダメですよぉ。
保存するときは、なるべく空気が入らないようにするのもポイントですよぉ。
- いくら賞味期限内でも保存の仕方が悪かったらまずくなっちゃうんですね。。。気をつけますっ。
キャットフードの賞味期限が切れたときの対処法
賞味期限が切れたキャットフードを猫に食べさせても大丈夫かどうか悩む方も多いと思います。ここでは、賞味期限切れのキャットフードの対処法について説明します。
猫の状態によっては体調を大きく左右することもありますので、ひとつの目安として参考にしてください。
未開封であっても保存状態が悪ければ劣化が進む
未開封の場合、賞味期限を過ぎてもすぐにフードが劣化するわけではありません。そのため、賞味期限が切れているからとすぐに捨てる必要はありません。
しかし、保存状態が悪ければ未開封であってもフードが傷んでしまうため、保管方法や場所には十分気をつけなければなりません。
未開封のドライフードの賞味期限が切れた場合
カビが生えていたり害虫がついていたりしなければ、少し賞味期限が切れているからといって、絶対に食べさせてはいけないわけではありません。
ただ、猫はニオイに敏感なので、鮮度が落ちて美味しそうなニオイだと感じなければ、食いついてくれない可能性はあります。
また、高品質のプレミアムフードは人工保存料を使っていないことが多いため、保存料の入ったフードに比べると持ちがあまり良くありません。
未開封のウェットフードの賞味期限が切れた場合
いったん開封してしまうと傷みの早いウェットフードですが、未開封の状態であれば、多少賞味期限が切れていても与えて問題はないでしょう。ただし賞味期限を1年以上過ぎている場合は与えないようにしましょう。
開封後は安易に食べても大丈夫と判断するのは危険
開封後は空気に触れて酸化が進み、鮮度が落ちてきます。猫の体調によっても体への影響は大きく変わるため、安易に食べても大丈夫!と判断するのは危険です。明らかに見た目が腐っていたり、ニオイが変わっているものは絶対に与えないようにしましょう。
開封後のドライフードの賞味期限が切れた場合
ドライフードの場合、水分量が少ないため鮮度が落ちてもそれほど見た目は変わりません。しかしニオイや味は確実に変わります。
湿気の多い場所で長期にわたって保管していた場合、カビや害虫が発生することもあります。カビや害虫が発生していた場合は、絶対に食べさせないようにしましょう。
開封後のウェットフードの賞味期限が切れた場合
開封後のウェットフードの賞味期限は冷蔵保存で1日です。どうしても食べきれない場合、冷凍保存することもできますが、その場合でも3~4日が限度です。それ以上日にちがたってしまったウェットフードは無理に食べさせず処分しましょう。
賞味期限間近、賞味期限切れの訳ありキャットフード
賞味期限間近や賞味期限切れの訳ありキャットフードが安く販売されていることがありますが、いくら未開封であってもフードは新鮮な状態とは言えません。猫の健康を考えたら、少しでも新鮮なものを食べさせてあげることをおすすめします。
特に賞味期限間近のキャットフードにはさまざまな保存料が使われていることがありますので、安さだけで購入しないよう注意しましょう。
- 賞味期限がきれたフード、、、どうするか迷いますよねぇ。いくら封をきってなくても保存状態が悪ければ味は落ちますから注意してくださいねぇ。
体調が悪いときには特に体に影響も出やすいので、「少しくらい大丈夫でしょ」はダメですよぉ。
- 見た目平気そうならちょっとくらい、、、って思っちゃってました。でも悪くなってるフード食べてお腹を壊すのはイヤですっ。
まとめ
キャットフードの賞味期限については以下のまとめを参考にしてください。
- 未開封のドライフードの賞味期限は約1年~1年半
- 未開封のウェットフードの賞味期限は約2年~3年
- 開封後のドライフードの賞味期限は約1ヶ月
- 1ヶ月以内に食べきれる量か確認して購入することが大切
- 開封後のウェットフードの賞味期限は約1日
- 未開封のキャットフードは温度変化が少なく風通しの良い場所で保管する
- 冷蔵庫は湿度が高いためキャットフードの保管には不向き
- 開封後のドライフードはニオイ移りや湿気に注意して保管
- 開封後のウェットフードを保管する場合は冷蔵もしくは冷凍
- ウェットフードを冷蔵保存する場合でも翌日には食べきる
- 冷凍保存したウェットフードは自然解凍して3~4日以内に食べきる
- 多少の賞味期限切れでも未開封なら食べさせてもよいがニオイの変化で猫が食いつかない可能性あり
- 未開封でも保存状態が悪いとフードは劣化する
- 開封後のドライフードでカビや害虫が発生しているものは食べさせない
- 猫の状態によって体調を大きく左右することもあるので安易に食べさせても大丈夫と判断しない
- 賞味期限切れ、賞味期限間近の訳ありキャットフードには注意
- この記事を書いた人
守重美和
猫ねこ部編集室 編集&ライター保護猫団体の活動を仔細にお届けする「保護猫のわ」・飼い主さんと猫との幸せエピソードをお届けする「なないろ猫物語」の編集担当。
猫を通して「人」の姿にフォーカスした記事をお届けする猫メンタリーライターとして 猫好きシンガーソングライター・嘉門タツオさんへのインタビューをはじめ、街の看板猫、猫カフェ、猫が住める住宅からキャットフードメーカー、ペット防災の専門家、猫雑貨店、猫をモチーフにした漫画家さん、年間3000件ものTNRの不妊手術を行っている獣医に至るまで、半年間で約40名以上の猫と関わる方々に幅広く取材を重ねる。