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5月25日はホゴネコの日!【愛され保護猫さん大特集】

2020-05-25

猫ねこさん

5月25日はホゴネコの日!【愛され保護猫さん大特集】

5月25日はホゴネコ(保護猫)の日。

というわけで、先日猫ねこ部公式Twitterにて記事協力頂ける方を募ったところ、たくさんのご応募が。ご応募頂いた皆様、本当にありがとうございます!

そのエピソードのひとつひとつ、読ませて頂きました。皆様の猫さまを愛おしく想う気持ち、どれも本当に素敵で、穏やかな猫さまたちの表情や仕草に、心がほっと温まりました。

全国には、いろいろな事情で保護され新しい飼い主を待つ猫がたくさんいます。保護猫の存在を知り、一人でも多くの方が保護猫を迎える選択肢を考えてくだされば嬉しいです。

愛され保護猫さん大集合!是非こちらもご覧くださいね。
https://twitter.com/nekoneko_bu/status/1263426507126370304

先住猫カメール兄さんが好きすぎて・・・^^保護猫カフェから迎えたミニーちゃん

トップバッターは、今から3年前、2017年10月に保護猫カフェから迎えたというミニーちゃん。

こちらがお迎えした当時のミニーちゃん。

ミニー

「保護猫カフェCATS_INN_TOKYOさんでご縁があり、我が家の一員に。」そう話すのは、飼い主のmogumi(@mogumi)さん

そんなミニーちゃんは現在3歳2か月。現在の様子はというと・・・?

ミニー&カメール

「あーーーー気持ちいいベッドニャ。」と言わんばかりのこの表情。うっとり至福の瞬間であります。

ミニーちゃんというよりは、もはやミニー姐さんと呼びたくなる貫禄あるお姿に^^そんなミニーちゃんのお気に入り敷布団と化しているのは、先住猫のカメール兄さん。ご覧の通り、今ではこのバランス関係^^

カメール兄さんも元野良猫さん。ミニーちゃんを迎える約1年前、2016年9月のこと、飼い主さんがポケモンGOをやっている時に近所で出会い、雨が降る中保護したのだそう。

こちらが、出会った頃のカメール兄さん。

カメール

出かけるきっかけとなった時に近所に出現していたポケモンの名前から、カメールと名付けのだとか^^

そんなふたりの性格はというと・・・

「カメールは私に対してはすごく甘えん坊さんです。ミニーに対しては結構クールというか硬派で(笑)甘えてくる妹にガブリとしたり、その場から立ち去ったりすることも。でも、ミニーの甘えん坊攻撃の甲斐あって?日に日に仲良くしている時間が増えたように思います^^」

ちなみに、ご主人に対してはご飯のおねだり以外は塩対応だというカメールお兄様。旦那さま、ファイトであります^^

ミニー&カメール

一方のミニーちゃんは、「いつもご機嫌で、人も猫も大好き!な気立ての良いポジティブな女の子」なんだとか。

「しっぽがいつもピーンとしていて、抱っこの時には抱き上げられる前からゴロゴロ言ったりします。カメールのことが大好きでいつも好き好き攻撃してます^^最近はテレワーク中の夫の仕事の手伝い?邪魔?が日課のようです(笑)」と飼い主さん。

旦那さま、いろいろいろいろファイトです^^

カメールとミニー

カメールくんとミニーちゃん、ふたりを迎えてよかったな、幸せだなと思う瞬間を伺ったところ、色々ありすぎて・・・とたくさんご夫婦で考えてお答えくださった飼い主さん。

「仕事から帰って来た時に玄関までお迎えに来てくれていて、足元でたくさんスリスリ~熱烈歓迎してくれる時。ソファに座っていると膝の上に乗って来たり、膝に乗らない時も、体のどこかしらが触れるように側にいてくれる時。カメールとミニーが仲良くビーズクッションやベッドで寝ている時。お腹を見せて無防備な姿で気持ち良さそうに爆睡している時。スキンシップしているとゴロゴロ言ってくれる時・・・などなど。
夫とも話してみたのですが、常にカメールとミニーが私たち家族の話題の真ん中にいてかけがえのない存在ということを再認識しました。」と飼い主さん。

カメールくんとミニーちゃんのこの幸せそうな表情を見れば、どんなに愛されているかが伝わってきますね。

ちなみに、以前猫ねこ部の最新ニュースでもご紹介したノビター(@00shitemita)さんに、カメール兄さんとミニーちゃんの漫画を描いてもらったことがあったそうで。それがこちら。

まさかの巨大オブジェのご提案!その発想はなかったです、さすがであります^^是非是非カメール&ミニー像完成の際にはご連絡をくださいませ^^

カメールくん、ミニーちゃん、これからも優しい飼い主さんと一緒に毎日楽しく過ごしてね!

先住猫虎鉄ちゃんの急死に沈むギンタン・・・こがねくんが救世主に

さてお次は4月12日にお迎えしたばかりという、はちこ コロナ鬱の世帯主(@anubis310_H)さんちのこがねくん。生後5か月の男の子。

3月26日に保護されたという、こがねくんの当時のお写真がこちら。

こがね

こがねくんが来る前は13歳の大御所猫「虎鉄」ちゃんと、3歳半の元保護猫「ギンタン」がいたそうなのですが、3月6日に虎鉄ちゃんが急死…。

こがねギンタン

▲虎鉄ちゃんが亡くなる前日のお写真。ふたりとも柏市のNPO法人ライフボート出身の保護猫さん。

これまで一匹で過ごしたことのなかったギンタン。虎鉄ちゃんが亡くなってからというもの、みるみるうちに元気がなくなってしまったそう。獣医さんも、そんなギンタンの様子をとても心配していたのだとか。

そんなギンタンに何とか元気になってもらいたいと、飼い主さんは慌てて新猫さん探しを開始。「ペットのおうち」という里親募集サイトを通じて、千葉県東金市で保護活動をしている方と知り合い。。。そこでこがねくんに出会ったんだとか。

こがねくんとギンタンが仲良くしてくれるかとても不安だったという飼い主さん。でも、1週間ほどでふたりは打ち解けあい、次第にギンタンは元気を取り戻していったのだとか。

こがねギンタン

▲こがねくん&ギンタンのご対面。

こがねくんは、5か月もバリバリ野良猫さんとしてお外で生活してきたこともあって、まだまだ人馴れには時間がかかりそうですが、ギンタンとはすでにこの仲良しっぷり。

こがねギンタン

「気づくと一緒に遊んでいることが多く、お互いのために良かったなと思います。」と飼い主さん。こがねくんのおかげで元気を取り戻せたギンタン。猫同士って私たちには分からないところで、深く深く通じ合っているものがあるのかもしれないですね。

こがねくん、ギンタン、いつまでも健やかで仲良く。これからもっともっと仲良くなれますように!

大怪我で右後脚を断脚「生きてくれてありがとう!」~チェレステちゃん

続いては、2歳の女の子チェレステちゃんをご紹介。

チェレステ

上でご紹介したこがねくんと同じく、「ペットのおうち」という里親募集サイトで、チェレステちゃんと出会ったというakane(@moi_jamlns)さん。

最初は一目惚れだったといいますが、募集内容をよく見ると「工場のトラックの荷台に紛れ込んでいて、右後脚に大きな怪我があり治療中」との記載が。

当時動物看護師だったという飼い主さんは、とっさにこう思ったそう。「きっとこの子には私が必要だ!」と。

すぐに連絡をとり、翌週くらいには家へやってきたというチェレステちゃん。保護主さんはとても素敵な方で、猫アレルギーのご家族がいる中で、募集開始するまでの約1ヶ月間通院と毎日の傷の洗浄や投薬をされていたとのこと。

チェレステちゃんの右後脚の状態はというと、下の全て皮膚が無く、指も1本しかない状態…。「どういう状況でああなってしまったのか分かりませんが、凄く衝撃的な状態でした。」と飼い主さん。

チェレステ

引き取ってからもどうにか脚を残してあげたいという思いで、一緒に通勤をしながら毎日の洗浄を頑張っていたそうですが、ある時からいくら食べても体重が1kgから増えなくなってしまい…。念のため、血液検査をしたところアルブミンの数値が基準値より下になってしまっていたとのこと。

当時、チェレステちゃんはまだ生後2ヶ月ちょっと。飼い主さん自身も手術のリスクを理解していたので、できれば手術は避けたかったといいます。でも、最悪の事態を回避するため、まだ体力のあるうちにと断脚手術に踏み切ったのだとか。

チェレステ

現在2歳になったチェレステちゃん。3本足というハンデはあれど、今ではとっても元気に走り回る「家で一番のお転婆さん」に成長^^

「常に幸せを感じています。あれだけ伸び悩んでいた体重は、今はこれ以上増えないようにと気をつけるくらいになって、すごく幸せな悩みだなと思います。あの時はすごく悩んだけど、手術に踏み切ったことによって今この瞬間があるのかなと考えると、生きていてくれてありがとうと思います。3本足になっても元気に走り回ってる姿を見ると、とても幸せです(^^)走り回る姿以外にも一生懸命ご飯を食べてる姿だったり、気持ちよさそうに寝ている姿だったり、全ての行動が可愛くて、愛おしくて、一緒に居れることがこの上なく幸せです!」と飼い主さん。

チェレステ

チェレステちゃんのおうちには、他にも10歳のルーチェちゃん&4歳のリーチェちゃんという保護猫さんが。

ルーチェ

▲まんまるアーモンドアイがとってもお美しいルーチェちゃん。

リーチェ

▲ふわふわモフモフな気品あふれるリーチェちゃん。

ルーチェちゃん&リーチェちゃんはともに生まれてすぐに病院に引き取られ、その後お家へお迎えしたのだそう。

そんな先住猫おふたりとチェレステちゃんとのご対面の様子はというと・・・

「ルーチェは、リーチェを迎えた経験があったので、チェレに対しても寛大でした。気付いたらベッドで一緒に寝ていたりもしました。
リーチェは初めての新入りだったので、最初はへっぴり腰になってシャーシャー言っていましたが、翌日には平気な顔をしていました(^^)チェレは結構強引でグイグイ行くタイプだったので、逆に2人が引いていました^^」と飼い主さん。

保護された状況は違えど、今こうしてみんなひとつ屋根の下で寄り添う姿を見ると、本当に幸せな気持ちになりますね。チェレステちゃんが今こんなにも愛らしく成長したのは、チェレステちゃんを救ってくれた保護主さん、必死に命を繋いでくれた飼い主さんの頑張りがあってこそ。

これからもみんな仲良く、穏やかで温かな毎日が過ごせるよう、心から願っています!

全然人馴れしていなかった野良兄妹~根気強く愛し続けた結果~ムングくん&チャナちゃん

お次は、えだまめ(な)(@mungchanaulad)さんちの黒猫ムングくん&サビ猫チャナちゃん。

ムングチャナ

生後半年間、お外で生き抜いた野良兄妹を、保護ボランティアさんから引き受けたという飼い主さん。

全く人馴れしていなかったというふたりですが、あえてそういう子をお迎えしたのには理由があったとか。

「17年ずっと一緒だった愛犬が亡くなったのですが、その子も一度はよそのお家に行き返された子でした。人間の都合のいい時だけ可愛がるとか、飽きたとか、弱い者に当たる事が許せない性分でして。。。人間のせいで怯えてしまった子たちに愛を捧ぎたいと思い、あえて人馴れしてない子をお迎えしました。」と飼い主さん。

でも、その道のりは決して簡単ではなかったといいます。

ムングチャナ

初めの頃は、冷蔵庫の裏やクローゼット、棚の後ろなど、怯えて忍者のように隠れていたというふたり。それも今では笑える思い出だそう。

「どんなに噛まれてもひっかかれても、絶対に手を引かずに気が済むまで(大出血ですが。)やらせて、痛いなあ…とだけ。毎回それをやりました。私は攻撃しない。」それがわかると次第に噛むこともなくなったのだそう。

ムングくん&チャナちゃん

ゆっくり、じっくり。「わたしは敵ではないよ。大好きだよ。」と伝え続けた飼い主さん。根気強く辛抱強く愛し続けた結果、ふたりは少しずつ心を開いてくれるように。それでもぐっとこらえて、二人が来るときに嫌がらないスキンシップをとるよう心掛けたそう。

こうした飼い主さんの努力が実を結び、今ではお膝に乗って甘えたり、お布団に一緒に入って眠るほどまでに。

「二人が警戒心ゼロでひっくりかえって寝てる姿を見ると、涙が出るほどうれしいです。」と飼い主さん。

ムングチャナ

▲ハチワレ白黒ウラドさんも加わって、幸せの3団子。

ムングチャナ

懐かない、思ってたのと違う、こんなにお金がかかると思わなかった、、、そんな理由で飼育放棄してしまう人が残念ながらいます。人間って本当にわがままな生き物だと思いませんか?猫には何の罪もないのに、愛していた飼い主さんに捨てられることが、どんなに猫の心を深く傷つけるか・・・そう思うと本当に心が痛みます。

猫にも人間にも心がある。じっくり時間をかけて心を寄せれば、きっと分かり合える日がいつの日か来るのだと思います。猫の心に寄り添って終生大切にしてくれる飼い主さんに出会えること、それが猫にとっての幸せなのではないでしょうか。

ムングくん&チャナちゃん、これからも愛情をたっぷり注いでくれる飼い主さんのもとで、たっぷり甘えてね!

保健所からのレスキュー「今では昼も夜も私のストーカー^^」ねねちゃん

さあ続いては、1歳の女の子ねねちゃんをご紹介。

ねね

「殺処分される猫を一匹でも減らしたいと思い、保健所のHPを見ていた時に一目惚れして・・・」そう話すのは、飼い主の渦巻ねね(@uzumakinene)さん。

なんでも片道2時間半かけて保健所へ講習を受けに行ったそうで、「今となってはそれもいい思い出です。」と飼い主さん。保健所から連れて帰る道中、ねねちゃんはずっと泣き通しだったといいますが、家に着くと静かになり、姿勢を低くして少し怯えた様子で部屋を探索し始めたそう。

まだ、飼い主さんにも馴れてはいない状態でしたが、疲れと寒さからかねねちゃんは飼い主さんにぴたっとはりついて眠りについたんだとか。それは、飼い主さんにとって嬉しい驚きだったといいます。

小さい時も今も、ねねちゃんの抱っこ嫌いは変わらずだそうですが、今では生粋の甘えん坊さんに。

「私にはりついて眠ったり、ひたすらあとをついてまわったり、ゴロゴロ喉を鳴らして甘えてきたり・・・昼も夜も私のストーカーをしています(笑)たまに構ってほしくてイタズラをしますが、それすらも愛おしいです。」と飼い主さん。

こんなにかわいいお目目で見つめられたら、なんでも許してあげたくなっちゃいますね^^

「一人暮らしなので、ねねがいることで毎日の生活に張り合いが出ています。」と飼い主さん。

猫が不意に見せる仕草や表情って本当に癒されますよね。スリスリしてきたかと思ったらときにお塩さん対応になり、でもときには人間よりも優しく寄り添ってくれたり。私たちはそんな猫に刺激を受けっぱなしです。深みにハマらない理由がないです^^ただ、そこにいるだけで愛おしい存在なのだと思います。

ねねちゃんは、実は他の方に変われる予定だったそうですが、ワケあってキャンセルされた子だったのだとか。「うちに来る運命だった」と話す飼い主さん。本当に出会えてよかったです!

ねねちゃん、優しい飼い主さんに救われて良かったね!これからもたっぷり甘えて、飼い主さんといつまでも幸せにね。

お散歩中に保護犬ローリーくんがくわえて・・・あれから18年~ゆらくん

さあお次は、Chizu(@chizzu)さんちの18歳白黒メンズゆらくん。こちらが保護された当時のゆらくん。

ゆら

こんなに小さな小さな子猫を保護したのは、なんと飼い犬の保護犬ローリーくんだったのだとか。

ローリー

「散歩中、リードが伸びてて遠くにいる時に何かをくわえたのが分かり、、、また拾い食いしてる!なんて思っていたら、持ってきてポトリと落としまして。それがゆらでした。」と飼い主さん。

当時、ローリーくんは外で飼われていたそうですが、ときどき家の中に入れることもあったとか。でも、ゆらくんはそんな命の恩人ローリーくんに予想外の行動を・・・。

「助けてもらった恩はすっかり忘れてしまったようで、ローリーの鼻に猫パンチをしてました^^」なんと!!ローリーさま、それは涙目事件^^

ローリー

あれから18年。大病もせずすくすくと育ったゆらくんですが、飼い主さん曰く「いまだに甘ったれさん」だとか^^

ゆら

そんなゆらくんですが、飼い主さんが落ち込んでる時には察して慰めてくれる優しい一面も。そのたび、飼い主さんは「ムギューッ」と強く抱きしめてあげたのだそう。

「歳をとればとるほど、うちに来て良かったと思ってもらいたいと自分が思うようになり、人間以外の動物に対する考えが変わってきたと思います。そういった事を教えてもらえたことを幸せに思います。」と飼い主さん。

飼い主さん曰く「極小零細ティアハイム猫舎状態になりつつある」というお家には、ゆらくん以外にもたくさんの猫さんたちが。

猫

▲冷蔵庫上を完全占拠した黒白一族^^

猫

▲みんなで仲良くもぐもぐタイム。

ローリーくんがもしあのときくわえて持ってこなければ、ゆらくんは今ここにいなかったかと思うと、「運命」という一言では言い表せないくらいの深い縁を感じます。

ゆらくん、大切に想ってくれる飼い主さんと出会えて本当によかったね!これからもずっと健康に、長生きしてね!

子猫6匹とともに保護された母猫~かぐらちゃん

お次は、2019年11月25日にお迎えしたというひじき(@neconeco_sytk)さんちのかぐらちゃん。こちらの写真の母猫さんがかぐらちゃん。

かぐら

元野良猫のかぐらちゃん。6匹の子猫を出産後、親子ともにボランティア団体に保護され、譲渡会で里親募集をされていたのだそう。「長毛でとても綺麗な猫さんだな~」と一目惚れしたという飼い主さん。かぐらちゃんが産んだ子猫たちはすでに里親さんが決まっていて、母猫のかぐらちゃんだけが残っていたということもあり、迎えることを決めたのだとか。

人間大好きなかぐらちゃんは、お迎えした初日からデレデレなスリゴロさん状態^^

「譲渡会ではおとなしく、凛とした印象だったんですけど…初めてとは思えないほど寛いでいました(笑)」と飼い主さん。

かぐら

「疲れて帰った時などにお出迎えして、すり寄って来てくれるのが幸せです。」こんなかわいいお顔でお帰りなさいませ~してくれたら、1日の疲れも全て吹っ飛んじゃいますよね^^

かぐら

かぐらちゃんも、その子どもたちも、みんな優しい飼い主さんに出会えて本当に良かったなと思います。保護してくれた方、団体さん、飼い主さん。猫を想う方々のひとつひとつの行動が、たくさんの猫の命を救い繋いでいるんですね。

かぐら

かぐらちゃん、これからもめいっぱいの愛情を注いでくれる飼い主さんと一緒に、幸せになってね!

保健所処分ギリギリのところを救われたリリーちゃん、先住猫ぷーさんとの楽しい日々

さてお次は、猫ねこ相談室の専属相談員としても活躍中のリリーちゃん。3歳10か月の女の子。

リリー

▲現在、こちらの眩いポーズで猫さまからの相談にお答え中^^

リリー

いつも天真爛漫、予想のななめ上いくお姿で楽しませてくれるリリーちゃんですが、実は保健所で処分ギリギリだったところを救われた元保護猫さん。

こちらが子猫さん時代のリリーちゃん。

リリー

「Twitterで”期間が切れます。SOS”のツイートを偶然見つけたのがきっかけです。」そう話すのは、飼い主のしんばぷー(@shinbaba10)さん。

「その時に何故か気になって…でも見つけた時は保管期間が終了していて。もう処分されたのかと思ってたら期間延長で再びツイートで見つけたんです。もう運命だと思って車で2時間かけてお迎えに行きました!」

リリー

そんなリリーちゃんのお家には、先住猫・白猫ブルーアイのぷーさんが。

ぷー

「ぷーさんは牧場に住み着いた黒猫さんが産んで行った猫で…ちょっと目の視点があってなくて、もしかしたら見えてないか障害があるかも?と思って保護しました。」と飼い主さん。

リリーちゃんを迎えてからは、ぷーさんにとってもいい遊び相手になったようで、毎日ふたりは楽しそうに遊んでいるのだとか。

ぷー&リリー

▲ときどき猫ということを忘れさせてくれる愉快なおふたり^^

そんなふたりの姿を見るのが大好きだという飼い主さん。ふたりで一緒にいるところを見ると、「2匹を迎えてよかったな」と日々実感するのだとか。

ぷー&リリー

ぷー&リリー

偶然見つけたツイートをきっかけに始まったリリーちゃんとの暮らし。保護された状況は違えど、今こんなにふたりが仲睦まじく楽しそうにしている姿を見ると、幸せな気持ちになりますね。飼い主さんに向けたふたりの穏やかな表情を見ているだけで、「出会えて本当によかったね~」と声をかけたくなります。

リリーちゃん、ぷーさん、これからもずーーっと仲良く。大切に想ってくれる飼い主さんのもとでたっくさん遊んで楽しく過ごしてね!

黒柴ななちゃんお散歩中に保護「ふたり仲良く遊んで一緒に寝てる姿が幸せ」~てんくん

お次は3歳の男の子、てんくんのご紹介。

柴犬ななちゃんと暮らしていた、飼い主の黒柴なな&猫てん&兎はちさん(@nanakuro0918)。ある雨の日、ななちゃんの散歩をしている時、公園の植え込みから出てきたのが、てんくんだったのだとか。

こちらが当時のてんくん。

てん

まわりに他の猫もおらず震えていたので、保護して里親を探す予定だったそうですが、先住ワンコのななちゃんとも仲良くできたのでそのまま家族として迎えることに。

てん

そんなてんくんは、今では一番のやんちゃいたずら坊主になったとか^^でもその一方で、来客があると隠れて出てこないなど、飼い主さん曰く「物凄いビビり」な一面も。

てん

▲はつらつ具合がよーく分かる1枚^^

一方のななちゃんの性格はというと、基本的に人懐っこくおっとりタイプなワンコさんだとか。「ドッグランに行ってもたまに走ると他の飼い主さんに、『ななちゃんが走ってる!!』と驚かれるタイプです。」と飼い主さん^^

でも、そんなななちゃんも、家ではてんくんとしょっちゅう追いかけっこして遊んでいるんだとか。

てん

「2匹で仲良く遊んでいる姿を見ると幸せです。散々遊んだあとに一緒に寝てる姿を見ると更に幸せです。」と飼い主さん。なんて可愛らしいシンクロ寝姿!!ワンコでも猫さんでも性格が全然違っても、、、動物にとっては何も気にすることはないのかもしれないですね。本当に幸せそうに寄り添っている姿に心温まります。

てんくん、ななちゃん、これからもいっぱいいっぱい追いかけっこしてね。いつまでも仲良くね!

17匹の保護猫とともに~福福家族ぷうにゃん

さあ、いよいよラストの猫さまです。ご紹介するのは、10歳の男の子ぷうにゃんくん。飼い主のぽんちゃん(@pocannyano)さんのお家には、ぷうにゃんくんも含めなんと17匹もの保護猫さんが。

カラスに襲われそうになって、ひとりぼっちでミャーミャー鳴いていたところを保護されたというぷうにゃんくん。当時はこんなに小さな体でしたが・・・

今では、こんな麗しいお姿のイケニャンに成長!

実はとても立派なイクニャンでもあるぷうにゃんくん。お世話焼きでそばにきたコの毛繕いをしてあげたり、ちびっ子にはごはんを譲ったりする、穏やかで優しい一面があるのだとか。でも、飼い主さん曰く、本来はとても甘えん坊な性格だそうで…。眠る時は、必ず飼い主さんの腕の中で喉を鳴らしながら眠るのだそう。

そんなぷうにゃんくんを育ててくれたのは、今は亡きみみぃちゃん。「そのバトンを引き継ぎみみぃと交代でまめ太とぷち太、ぽてとととまとと育ててくれました。それがみんなに引き継がれ福福家族が成り立っています。」と飼い主さん。

まめ太&ぷち太兄妹♪

猫

猫

ぽてととまとまめ太

▲仲良ししましまーず。左からまめ太、とまと、ぽてと。

他にも、捨てられていた猫、ペットショップで売れ残り処分されるところを保護した猫、保護猫カフェから保護した猫など、お家にいるのはいろいろな事情で保護された猫たち。

猫

▲激おこプンプン中なのに、その佇まいがなぜだかとてもお美しいここあさん^^

猫

▲「ニャにニャに、今日は保護猫の日ですって?」とでも聞こえてきそうな愛くるしい表情の、サビ猫よもぎさん

猫

▲飼い主さん曰く「福福しさNO.1」のブリティッシュショートヘアあんこさん。

猫

▲お腹ぱっかーん、足ぴょーんなノルウェージャンクッキーさん。

どの猫もそれぞれ本当に愛らしくてずーっと眺めていたくなる可愛さです。そんな17匹の保護猫との暮らしで飼い主さんが幸せに感じるのは、「みんながお腹を出して福福すやすや穏やかに眠っている姿を見ている時」なんだとか。

飼い主さんの前だけで見せる無防備な姿。「大好きだよ!信頼してるよ!」のサイン。それが17匹ともなれば、どれだけ幸せ溢れる光景になるでしょう。

これからもたくさんの仲間とともに、そして優しい飼い主さんとともに、楽しく健やかに過ごしてね!

保護されたときの状況は皆違えど、どの猫も今は溢れんばかりの愛情を毎日注いでもらっています。「こんなに愛してくれる飼い主さんに出会えてよかったね!」どの子にもそう声をかけてあげたいです。飼い主さんと保護猫さんとの日々が、これからも末永く幸せでありますように。

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猫ねこ部編集室 エディター 守重美和
この記事を書いた人
守重美和
猫ねこ部編集室 編集&ライター

保護猫団体の活動を仔細にお届けする「保護猫のわ」・飼い主さんと猫との幸せエピソードをお届けする「なないろ猫物語」の編集担当。

猫を通して「人」の姿にフォーカスした記事をお届けする猫メンタリーライターとして 猫好きシンガーソングライター・嘉門タツオさんへのインタビューをはじめ、街の看板猫、猫カフェ、猫が住める住宅からキャットフードメーカー、ペット防災の専門家、猫雑貨店、猫をモチーフにした漫画家さん、年間3000件ものTNRの不妊手術を行っている獣医に至るまで、半年間で約40名以上の猫と関わる方々に幅広く取材を重ねる。