- 私は寝ることが大好きなんですよねぇ。眠らなくてもベッドの上でじーっとまったりしていることも大好きなんですよぉ。だから寝心地のいいベッドって、とっても嬉しいんですよねぇ。
毎日毎日、たくさんの時間を寝て過ごす猫。だからこそ、猫にとって最高の寝心地のベッドを用意してあげたいですよね。
しかし猫のベッドとひとことでいっても種類は様々。シンプルなベッド型から、屋根付き、ハンモック型など形もバラバラ、素材も多種多様です。我が家の猫にとってどんなベッドがよいか、悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は猫ベッドの選び方をご紹介!とっておきのおすすめベッドもあわせてご覧くださいね。
猫用ベッドの種類
猫用ベッドの種類は主に4種類。
- ドーム型
- ソファ型
- オープン型
- ハンモック型
猫の好みはもちろんですが、素材や仕様、サイズ、置き場所の都合、そして飼い主目線の可愛さ♡なんかも考慮して選びましょう。
ドーム型
猫は何かの隙間や隅っこといった、狭い場所が大好きですよね。猫は元々テリトリー意識を持っているので、ひとりのスペースがあることで強く安心感を得るのです。そんなおこもり大好きな猫におすすめなのがドーム型ベッド。
保温性が高いことも特徴で、秋冬はもちろん、クーラーなど空調をついつい強めに設定してしまう夏の季節の体温調整にも役立ちますよ。
ソファー型
なんともラグジュアリーなソファー型は、最近大人気となっています。まずソファーに優雅に横たわる我が子を眺める幸せ。そしてそこにあるだけでなんとなくおしゃれ度が上がってしまうインテリア性。下でご紹介しますが、爪とぎ付きソファーなるものも!
オープン型
屋根のないオープン型は一番オーソドックスな形と言えます。そのため売られている種類も多く、手に入れやすいのも嬉しいポイント。
屋根がないのでおこもり感はありませんが、空気や太陽を直に感じられます。日向ぼっこが好き、風を感じるのが好きといった猫は窓辺にベッドを置いてあげましょう。また共通して言えることですが、大きすぎるサイズより程よく体が収まるサイズがリラックスできておすすめです。
ハンモック型
自分の体重がかかることで程よく体にフィットするハンモック。そしてそれがゆらゆら揺れる楽しさといったら。人間も猫もハンモック好きは多いものですが、ゆらゆら揺れながらうとうとまったり…そんな愛らしさ満点な我が子の姿が見られちゃいますよ。揺れることを怖がり乗ってくれない子には置き型ハンモックがおすすめです。
- 私はどこでも寝られるタイプですが、やっぱり自分のベッドで落ち着くんですよねぇ。
猫用ベッドの選び方
では早速、我が子にあった猫用ベッドを選んでいきましょう。
性格にあわせて
猫の性格もさまざま。警戒心の強い子もいれば誰にでも懐く社交派さんも。我が子の性格にあわせて選んであげましょう。
- 警戒心が強いようならドーム型を
- 好奇心が溢れちゃってるタイプは窓辺に設置できるタイプを
警戒心の強い猫にはドーム型を
警戒心が強い子ならドーム型でしっかりこもらせてあげましょう。日中でも薄暗さが保てて安心感につながりますよ。
消臭効果の高い素材や、天然繊維など種類は様々。出たり入ったりして、楽しく遊び場にしてしまう猫もいますよ^^。
好奇心の強い猫には窓辺に設置できるタイプが◎
猫はお外を眺めるのが大好きです。外で動いているものに興味を向けることで、猫の知的好奇心が満たされていきますよ。そのためベッドを窓辺に置いてあげてもいいですね。
また窓に設置できる吸盤付きのベッドを用意してあげてもいいでしょう。
猫種にあわせて
猫種によって体の大きさや性格もそれぞれ違います。猫種にあわせて選ぶという方法も。
- 大型猫はサイズに注意
- おとなしい性格の猫には床置きタイプ、活発な猫には窓設置型
大型猫はサイズに注意
メインクーン、ノルウェージャンフォレストキャットなど体が大きめの猫は、ドーム型ベッドでは少し窮屈な場合があります。体のサイズを考慮して、程よいおさまり具合になるベッドを選んであげましょう。犬用のものから探してもいいでしょう。
おとなしい性格の猫には床置きタイプ、活発な猫には窓設置型
ラグドール、ペルシャなどの比較的おとなしい性格と言われる猫にはより安心感を与えてあげられる床置きタイプがよいでしょう。また逆にアメリカンショートヘア、アビシニアンといった活発っ子たちには、遊びの要素もある高めのベッドや、窓に取り付けるタイプがおすすめです。
年齢にあわせて
筋力が弱くなってきたシニア猫には、落下などの危険性の少ない床置きベッドを用意してあげましょう。まだ体の機能が育っていない子猫にも同じことが言えます。
季節にあわせて
快適なベッドは季節によって変わるもの。夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるように季節によって変えるのもおすすめです。
- 夏は涼しいオープン型
- 冬は暖かいドーム型
夏はオープン型が快適、クールマットで涼しさプラス
近年夏の暑さが増していることからも、オープン型や涼感タイプの生地で作られた夏仕様のベッドが多く販売されています。またひんやりが持続する涼感マット、大理石マットなど、アルミマットなどもマット単体で販売されているのでプラスしてあげてもいいですね。
冬はドーム型で暖かく、保温性のあるフリースやブランケットを
冬には保温性の高いドーム型がおすすめです。中にあたたかいフリースやブランケットを入れてあげると、暖かさもアップ。ドーム型でも、屋根の丸いタイプ、おしゃれなピラミッド型、また真上に穴が開いているタイプななど様々なタイプがありますよ。
多頭飼いの場合は1匹に1つが理想的
仲がいい時はくっついて寝たりして…なんとも可愛いらしい光景ですが、でも猫は気まぐれです。一人でいたい時間もたっぷり。多頭飼いでも基本的には猫同士しっかり距離が取れることが大切。
ベッドの数が足りないことで喧嘩になってしまう可能性もあるので、一匹にひとつベッドを用意してあげられるといいですね。
お手入れのしやすさも考えて
クッション部分を取り外して洗えたり、丸ごと洗えるようなお手入れがしやすいものがおすすめです。
抜け毛、粗相、嘔吐、体臭など、お手入れはエンドレス。洗いやすい、干しやすいなど、お手入れに関してもよく吟味して選びましょう。
- はは~っ。なるほどっ。飼い主さんの使い勝手も大切なんですねっ。勉強になりますっ。
おすすめベッド
では猫ねこ部厳選の、素敵なおすすめベッドたちをご紹介します。
※価格は購入するショップや時期によって変動する可能性があります。
猫壱 バリバリ ベッドL 花柄
なだらかなカーブが猫の曲線にピッタリフィット。安定した姿勢がとれるよう設計。バリバリベッドというネーミングなだけあって爪とぎが出来るダンボールでできており、なんと裏表両面使用できるお得なベッド。
価格 | 1,191円(税込) |
本体サイズ | 43cm×22cm×高さ9cm |
材質 | ダンボール |
Blueekin ハンモック 猫ベッド
ケージ内部やテーブル下などに取付けて使用する猫用ハンモック。リバーシブルで気分によってチェンジ可能。夏も冬も最適と人気です。適応体重は10kgまで。
価格 | 895円(税込) |
本体サイズ | ハンモック部分45cm×45cm |
材質 | オックスフォード、上質キャンパス |
LITBIT ハンモックベッド
登ったり遊んだりしながら過ごせる階段付きの猫ベッドです。ベッドは柔らかいコットン生地を使用。洗濯可。2階構造なので何匹かの猫で同時に利用することも。
価格 | 9,800円(税込) |
本体サイズ | 60cm×72cm×高さ28cm |
材質 | コットンキャンバス生地、シナとニュージーランドパイン材による合成木材 |
EZ MOUNT WINDOW BED
窓に吸盤で取り付けるタイプの猫ベッドです。猫も外を見放題、人も窓の外から猫の可愛い寝姿を見放題!なお吸盤部分がリニューアルされダイヤルネジ方式へ。耐荷重性能が従来の10kgから20kgへ大幅パワーアップ。推奨体重3~15kg(耐荷重:20kg)です。
価格 | 2,850円(税込) |
本体サイズ | 69cm×28cm |
材質 | ステンレス、焼付け塗装 |
キャットハウス 2段タイプ ラタン クッション付き
天然のラタンで編み上げた高級感たっぷりの2段ベッド。ラタン素材は通気性がよく匂いがこもりにくいのが特徴で、上段と中には。ふかふかクッション付き。
価格 | 8,980円(税込) |
本体サイズ | 60cm×45cm×高さ44cm |
材質 | 本体:天然籘、クッション側生地:ポリエステル70%・綿30%、中材:ウレタンフォーム |
【暖かい季節用】necosekai 接触冷感フック付きキャットハンモック
ひんやり“接触冷感”素材と、おしゃれなデニム素材がリバーシブルになっている人気のフック付きハンモック。サラッとしつつ優しい肌触りで1年をとおして使用可能。
価格 | 3,740円(税込) |
本体サイズ | ハンモック部分50cm×50cm |
材質 | 綿、ポリエステル、ナイロン |
【寒い季節用】プチリュバン 猫ベッド
クッションは取り外しができ、本体部分も丸洗い可能。折り畳んでの収納もできます。コード穴が背面にあり、電力を使うあったかマットも使用できます。底面には滑り止め付き。シンプルだけど機能性豊かなベッドです。
価格 | 2,770円(税込) |
本体サイズ | 40cm×40cm×高さ36cm |
材質 | ステンレス、焼付け塗装 |
- たくさんのベッドがありますよねぇ。ぜ~んぶ欲しいですねぇ。
- えっ。全部ですかっ。さすが寝るのが大好きな猫ねこさんですっ。でも確かに、どれもこれも幸せな気持ちでぐっすり寝られそうなベッドばかりですねっ。
まとめ
様々なベッドたち、選ぶポイントは以下となります。
猫用ベッドの形は4種類。
- ドーム型
- オープン型
- ソファー型
- ハンモック型
選び方は季節、性格、猫種、年齢を考慮。多頭飼いは一匹にひとつ、また飼い主にとってお手入れがしやすいかも大切。
寝るのが大好きな猫のために、ぐっすりまったりできる最高のベッドを見つけてあげてくださいね。
- この記事を書いた人
ほりえかよこ
猫ねこ部編集室 ライター猫のお役立ち、猫との暮らすための記事など「ニャイフスタイル」記事担当。
猫と暮らすためのヒントや飼い主さんのお悩みに寄り添った記事などを楽しくお届けするほか、キャットインストラクター坂崎清歌さんや猫カフェへの取材も行う。
主婦の視点を生かし、「猫×ライフスタイル」により共感がわくアイデアづくりを目指している。
- ねこねっと山中湖副代表
保科千春さん
からのアドバイス常に10から20数匹の在籍猫がいる我が家ではオススメベッドの全てのタイプを揃えて、それぞれお気に入りスポットで各々が寝ている状態です。
小さいドーム型になぜか大き目の子がみっちり入っていたり、ガリガリサークルで爪研ぎした直後に中で寝たりする子も。
お好みも各自違ってそこがまた眺めて楽しかったりします。
ベッドのお手入れは定期的に丸洗い、ですが、洗う前にファーミネーターで毛をできるだけ取り除きます。こんなに?!と驚く程取れますよ。