- フッセの「オーパス・リンクス」は、「高たんぱく・高脂肪・低炭水化物」と私たちにとって理想的な栄養バランスのグレインフリー。ヨーロッパの厳しい基準をクリアした工場で作られていて品質面も安心ですよぉ。
猫ねこ部ディレクターとして猫に関する様々な情報をご提供するなか、特に猫の健康に直結する食事に関する知識を深めるため、ペットフード販売士資格を取得。様々な種類の猫や状況などに合うフードの提案、情報発信を行います。
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ペットフード販売士:一般社団法人ペットフード協会が認定している認定資格で、ペットフードに関する様々な知識及び情報を習得したペットフードの専門家です。ペットの適正な発育と健康維持・増進に寄与します。
ペット保護先進国スウェーデンのキャットフード、フッセ。
なかでも、人気の「オーパス・リンクス」が気になっている愛猫家さんも多いかと思います。
でもいざ購入するとなると、
- 実際に利用している人の口コミ・評判はどう?
- 原材料や成分などの安全性はどう?
- うちの猫食べてくれるかな…?
といろいろ気になりますよね。
今回はそんな方のために、フッセの口コミ・評判、原材料や成分などの安全性についてまとめました。
フッセを買おうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
フッセの基本情報
※価格は購入するショップや時期によって変動する可能性があります。
- 高たんぱく・高脂肪・低炭水化物のグレインフリー
- FEDIAF(欧州ペットフード工業連合)、IFS(国際食品規格)の認証を受けたベルギーの工場で製造
価格 | 5,445円(税込) |
定期購入価格 | – |
1kgあたり価格 | 約2,723円 |
原産国 | ベルギー |
第一原料 | チキン |
主な成分 | たんぱく質:40.00%以上 脂肪:20.00%以上 粗繊維:2.00%以下 エネルギー:434kcal/100g |
穀物類 | グレインフリー |
ミール、副産物など | なし |
人工酸化防止剤 | なし |
香料・着色料 | なし |
セルロース | なし |
ライフステージ | 全年齢 |
賞味期限 | 未開封:パッケージに記載 開封後:1ヶ月目安 |
販売元 | フッセ・ジャパン |
フッセの評判・口コミ
では、オーパス・リンクスをあげた人の口コミを見ていきましょう。
良い評判・口コミ
SNSにあった口コミでは、「しっかり食べてくれる」と評判が良いようです。
「たんぱく質の90%がチキン」と動物性たんぱく質が豊富なフードなので、味や風味を好む猫が多いのでしょう。
また、口コミが増えましたら、随時公開していきます。
原材料と成分
チキン、ジャガイモ、動物性脂肪(ポーク・ラード) 、エンドウ豆、加水分解動物性タンパク質、野菜繊維ミックス、サーモン、サーモン・オイル、醸造酵母、ミネラル、ナトリウム、フラクト・オリゴ糖(0.3%)、乾燥全卵、レシチン(0.1%)、 ユッカ(125mg/kg)、タジェット、ローズ・マリー、グリーン・ティー
たんぱく質 | 40.0%以上 |
脂肪 | 20.0%以上 |
粗繊維 | 2.00%以下 |
粗灰分 | 7.50%以下 |
水分 | 7.00%以下 |
カルシウム | 1.20%以上 |
リン | 1.00%以上 |
マグネシウム | 0.08%以上 |
オメガ6脂肪酸 | 2.00%以上 |
オメガ3脂肪酸 | 0.30%以上 |
炭水化物 | 24% |
高たんぱく・高脂肪・低炭水化物のグレインフリー
「野生のヤマネコの食事」を再現した高たんぱく・高脂肪・低炭水化物のグレインフリー。
主原料にドイツ産チキンを使用し、たんぱく質の90%はこちらのチキンから抽出。
猫の祖先である野生のヤマネコを意識した、シンプルながらも動物性たんぱくたっぷりの猫の食性に近い配合です。
第二原料にポテトを使用していますが、炭水化物量は24%と控えめです。
低炭水化物のレシピは消化性が良く、お腹にも優しいですね。
原材料の品質の高さに加え、製造工場のレベルも非常に高いのがポイント。
FEDIAF(欧州ペットフード工業連合)の厳しい基準をクリアし、IFS(国際食品規格)の認証を受けたベルギーの工場で製造。
品質の良いフードを作るためのシステム管理が整っており、ISO9001(品質マネジメントシステム)も取得しています。
- お肉たっぷりで高カロリー・高たんぱく。わんぱくで育ちざかりのクロベエくんにぴったりのフードですねぇ。
- たんぱく質のほとんどがチキン!とっても美味しそう~。
ヨーロッパの厳しい基準をクリアした工場ですし、品質面もバッチリですね。
肥満の気になる猫は注意・食物繊維が少なめ
気になるのは、たんぱく質40%以上、脂肪20%以上と非常にパワフルなフードである点。
運動量の多い子猫や成猫にはぴったりですが、室内飼いの猫、肥満気味の猫に与える際には量に注意しましょう。
また、食物繊維2%以下と少ない点も気になります。
毛玉が気になる猫や便秘気味の猫には、もう少し食物繊維が多く入っていると嬉しいですよね。
【最安値は公式サイト!】フッセの価格を公式・アマゾン・楽天で比較
ここまでフッセの口コミ・評判や特徴について説明してきましたが、「どこで買うのが一番安いのか」も気になりますよね。
ここでは、公式サイトと大手通販サイトAmazon、楽天の価格と比較してみました。
公式サイト | Amazon(※1) | 楽天 | |
通常購入 | 5,445円 | – | – |
定期購入 (最安値) | – | – | – |
送料 | 880円(※2) | 無料 | – |
※価格は税込
※1)価格は2022年11月21日時点の内容
※2)全国一律880円。沖縄、離島は1,760円必要。11,000円(税込)以上購入すると無料
購入は公式サイトにて!
現在フッセの取り扱いは、公式サイトのみ。
送料は別途必要ですが、11,000円(税込)以上お買い上げの場合は送料無料になります!
フッセに関するよくある質問
ここでは、オーパス・リンクスに関するよくある質問をまとめています。
フッセはドッグフードでも有名なプランドですが、犬と猫では必要な栄養素が違うため、犬にはドッグフード・猫にはキャットフードを与えましょう。
猫はタウリンやナイアシンなどの栄養素を体内で作り出すことができないため、キャットフードでこれらの成分を補っています。ドッグフードにはこれらの栄養素が含まれていないため、猫がドッグフードばかり食べていると栄養不足になってしまいます。また、キャットフードはドッグフードよりも味が濃い目に作られており、たんぱく質も多く含まれているため、犬にキャットフードを与えると内臓に負担をかけてしまいます。
療法食ではありません。特定の疾患を患っている場合には、必ず獣医の診断のもと、指示に従ってキャットフードを与えるようにしてください。
副産物は含まれていません。主原材料には新鮮なチキンを使用しています。
副産物や保存料は一切不使用、また穀物は一切使っていないため、消化不良を起こしにくいキャットフードだと言えます。
現在使っているフードから切り替えるときは、いつものフードに少しづつ混ぜていき、10日間ほどかけてゆっくり慣らしていきましょう。
フードの切り替え方の目安は以下の通りです。
従来のフード | オーパス・リンクス | |
1日目 | 90% | 10% |
2日目 | 80% | 20% |
3日目 | 70% | 30% |
4日目 | 60% | 40% |
5日目 | 50% | 50% |
6日目 | 40% | 60% |
7日目 | 30% | 70% |
8日目 | 20% | 80% |
9日目 | 10% | 90% |
10日目 | 0% | 100% |
以下の表は体重に応じた1日の給餌量の目安です。
あくまでも目安なので、猫の種類や運動量、食欲にあわせて調整してくださいね。また、フードを与える際には、清潔で新鮮な飲み水も一緒にあげましょう。
体重 | 給餌量 |
3~4kg | 44~55g |
4~5kg | 55~65g |
5~7kg | 65~83g |
8~9kg | 92~101g |
まとめ
- フッセのオーパスリンクス、まだ口コミも少ないですが、猫にとっては理想的な高たんぱくのフードですねぇ。
- たんぱく質40%以上ですもんねっ。チキンたっぷりで、穀物も入ってないので消化も良さそう~。
- ペットに関する法律が整備されているスウェーデンのフードですから、製造工場の基準などもかなり厳しいんですよぉ。
- それだけ品質は高いってことですよね。毎日食べるものはやっぱり安全なものでないとっ。
- 楽天やamazonなどにないのはちょっと不便かもしれませんけど、今後口コミが広まって購入ルートが広がっていくといいですねぇ。
- 高たんぱく・高脂肪・低炭水化物のグレインフリー
- たんぱく質の90%はチキン
- 室内飼いの猫、肥満猫には与える量に注意
- 食物繊維が少ない
- この記事を書いた人
守重美和
猫ねこ部編集室 編集&ライター保護猫団体の活動を仔細にお届けする「保護猫のわ」・飼い主さんと猫との幸せエピソードをお届けする「なないろ猫物語」の編集担当。
猫を通して「人」の姿にフォーカスした記事をお届けする猫メンタリーライターとして 猫好きシンガーソングライター・嘉門タツオさんへのインタビューをはじめ、街の看板猫、猫カフェ、猫が住める住宅からキャットフードメーカー、ペット防災の専門家、猫雑貨店、猫をモチーフにした漫画家さん、年間3000件ものTNRの不妊手術を行っている獣医に至るまで、半年間で約40名以上の猫と関わる方々に幅広く取材を重ねる。