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相澤いくえさん「珈琲と猫の隠れ家」発売記念!複製原画展開催中

猫ねこさん

相澤いくえさん「珈琲と猫の隠れ家」発売記念!複製原画展開催中

「モディリアーニにお願い」で知られる漫画家・相澤いくえさんの最新作「珈琲と猫の隠れ家」。

珈琲と猫の隠れ家

実家では4匹の猫とともに暮らすなど大の猫好きで知られる相澤先生が、上京後足繁く訪れるようになった猫カフェ。それが横浜・関内の「猫カフェミーシス」だ。

「珈琲と猫の隠れ家」の舞台となっている猫カフェ「えびしっぽ」は、まさにそのミーシスがモデルとなっている。

ミーシスの店長さんからさまざまな話を聞くうち、次第に猫カフェの魅力に惹きこまれていった相澤先生。こうして、猫カフェでの何気ない日常を描いた「珈琲と猫の隠れ家」が誕生した。

一見近寄りがたいオーラ駄々洩れだけれど、根は心底優しく、猫をこよなく愛している店長。

珈琲と猫の隠れ家

そんな店長のことを心から尊敬し、明るくいつも一生懸命で心温かいアルバイトの後木(うしろぎ)ちゃん。

珈琲と猫の隠れ家

ふたりの言葉にはいつも猫への優しい想いが溢れていて、読んだあとは心がほっと温かくなる。ストーリーが分かっていても、ふとした瞬間に読み返したくなる。そんな漫画だ。

最新作にはpixivコミックで読める10話+特別編を含む全15話のエピソードのほか、カバー下にはまんがタウンに掲載されたエッセイ、冒頭には「えびしっぽ」の間取りやねこずかん、さらには4ページにわたるあとがきと盛りだくさんの内容に。(ミーシスファンの方なら、冒頭の間取り図だけでテンションが上がるのではっ^^)

各ストーリーは全8ページ。「最初の方は8ページに物語を上手くおさめる方法が分からず、かなりぎゅっとしてしまっています。」と相澤先生。でも、徐々に8ページの使い方のコツが分かってきたそう。

数あるストーリーのなかでも、相澤先生ご自身が描いていて「めちゃくちゃかわいい……」と悶絶してしまったというのが、「おじさん猫をママだと思う子猫の話」。

珈琲と猫の隠れ家

「猫ってこんな気持ちなのかな」「猫同士ってこんなふうに通じ合ってるのかな」そう思うと、猫のことがますます愛おしく思えてしかたない。クスっと笑えて、そして猫の気持ちを思いやる店長の優しさに感動する素敵なストーリーだ。

特別編で描かれているのは、後木ちゃんの過去と恋のお話。「『背が高い』『骨がごつい(と自分で思っている)』など、他人から見ると「そう?」と思うようなことをコンプレックスに感じている女の子が、恋をしてありのままの自分でぶつかっていくところを書きたかった。」と相澤先生。モヤモヤにしっかり向き合えて、相澤先生自身も描いていてとても楽しかったという。

珈琲と猫の隠れ家

そんな相澤先生の最新作発売を記念して、現在猫カフェミーシスにて、珈琲と猫の隠れ家の複製原画展がスタートしている。(~7月末まで)お気に入りの複製原画やアクリルプレートは、双葉社のオンラインストアで購入可能。

見どころについて相澤先生に伺ったところ・・・「ミーシスに猫がたくさんいます!むしろ猫を見て欲しいです。今ずんだちゃんっていう子猫がいるんですが、早く会いたいです」とのこと^^

猫愛溢れる相澤先生らしい回答にほっこりしてしまった。

ファンの方からの「がんばれ」というあたたかいメッセージがいつも励みになっているという相澤先生。出版社の方からの「この漫画を読んで保護猫のイメージが少し変わった」「今までそんなふうに考えたことなかった」などの言葉も嬉しかったという。

最後にファンの方へ向けて相澤先生からひとこと。

「いつもあたたかく見守ってくださりありがとうございます。これからも一生懸命頑張ります。コロナで大変な時期ですが元気で過ごしてください。私はこれからもっと絵が上手くなりたいです。修業するので、次回作も読んでいただけたらうれしいです。」

おうち時間の長い今、猫好きさんに是非お手にとってじっくり読んで頂きたい作品です。

珈琲と猫の隠れ家|相澤いくえ

珈琲と猫の隠れ家

  • pixivコミックで読める10話+特別編を含む15話
  • まんがタウンに掲載されたエッセイがカバー下に
  • えびしっぽの間取り・ねこずかん・4ページのあとがきなど盛りだくさん!
価格900円(税込)
コミック124ページ
出版社双葉社
発売日2020/5/12
■相澤いくえ■

漫画家

2014年「モディリアーニにお願い」でデビュー。
月刊まんがタウン(双葉社)で「珈琲と猫の隠れ家」、「ビッグコミック増刊号」(小学館)で「モディリアーニにお願い」を連載。

\「月刊まんがタウン」10月号(9月4日発売)より新連載「君と銀木犀に」スタート/

取材協力:相澤いくえさん、双葉社

こちらのインタビュー記事も是非ご覧ください。

猫ねこ部編集室 エディター 守重美和
この記事を書いた人
守重美和
猫ねこ部編集室 編集&ライター

保護猫団体の活動を仔細にお届けする「保護猫のわ」・飼い主さんと猫との幸せエピソードをお届けする「なないろ猫物語」の編集担当。

猫を通して「人」の姿にフォーカスした記事をお届けする猫メンタリーライターとして 猫好きシンガーソングライター・嘉門タツオさんへのインタビューをはじめ、街の看板猫、猫カフェ、猫が住める住宅からキャットフードメーカー、ペット防災の専門家、猫雑貨店、猫をモチーフにした漫画家さん、年間3000件ものTNRの不妊手術を行っている獣医に至るまで、半年間で約40名以上の猫と関わる方々に幅広く取材を重ねる。