うちの猫なんで噛むの?噛む理由や対処法、しつけ方を大調査

2019-08-14

猫ねこさん

うちの猫なんで噛むの?噛む理由や対処法、しつけ方を大調査

猫ねこさん
われわれ猫ってつい思わず「カプッ」としちゃうことってあるんですよぉ。でもちゃんと理由があるんですよねぇ。対処法もいろいろあるんですよぉ。

飼い主さんの悩みで多いのが我が子の噛み癖。なんだかもう手が生傷だらけ…。もし他人にもケガをさせることがあったらどうしよう…。そもそもなんで噛むの?どうにかやめさせられないかな…。

そんな悩める飼い主さんへ、今回は「猫の噛み癖」について大調査しましたよ。

猫が噛む理由を知り、我が子にあった対処法やしつけを行っていきましょう。これで傷だらけの手もすべすべの綺麗な手になるかも♡

猫が噛む理由

猫が噛む理由

猫が噛むのには理由があります。考えられるのは主に以下の6つ。まずは原因となる猫の気持ちを理解してあげましょう

  • なでられるのがイヤ
  • もっと遊んでほしい、甘えたい
  • 力加減が分かっていない
  • 歯がかゆい
  • 猫の本能
  • 病気や怪我で痛みがある

なでられるのがイヤ

猫は気まぐれです。さっきまで機嫌よくなでなでされていたのに「もういいから!」と噛んでくることも。飼い主としてはうそ~ん…とならなくもないですが、猫からしたら「なでられるの飽きたの、やめて!」という立派な意志表示。なんとも猫らしい自由な表現方法ですが、愛する我が子…ここは従いましょう。

もっと遊んでほしい、甘えたい

逆にご機嫌ナナメどころか甘えモード♡の場合も。飼い主ともっと遊びたい、もっとかまってほしい、そんな気持ちを甘噛みすることで愛情表現するのです。
あまりにも相手をしてあげないと、気持ちに気づいてほしくてわざと強めに噛むことも…。

力加減が分かっていない

猫は子猫のうちに親猫やきょうだい猫と楽しく遊びながら、噛んだり噛まれたりして力加減を習得していきます。しかし、その時期に親きょうだいと離れてしまうと力加減が分からず強く噛んでしまいます。

歯がかゆい

猫の乳歯は生後2週間頃に生え始め、生後1カ月頃に生え揃います。その後、個体差はありますが生後3~7カ月頃に乳歯から永久歯に生え変わります。人間と違い、乳歯が抜けないまま永久歯が生えてきて、入れ替わるように乳歯が抜けていきます。

その生えはじめから生え変わりの時期が、猫にとっては歯ぐきムズムズの時期。かゆくてあらゆるものを噛んでしまうのです。

猫の本能

猫はもともと獲物を狩って生活していたためハンターとしての本能を持っています。飼い主のふとした動きなどに、噛む、ひっかくといった攻撃を仕掛けてくるのもそのため。

発情期のオス猫にも甘噛みの行為は多く見られます。オス猫の本能で、メス猫の首を甘噛みして抑える「ネックグリップ」という行為です。なにかのきっかけで性衝動のスイッチが入って噛むという行動に。去勢をしたら「ネックグリップ」をしなくなったという声も多く聞かれます。

病気や怪我で痛みがある

どこか体に違和感や痛む場所がある場合、「触らないで!」と威嚇して噛むことがあります。皮膚炎やケガなど毛に隠れた部分は外から発見しづらいので、もしかしてと気になる場合は動物病院に相談しましょう。

猫ねこさん
噛むのにもいろいろ理由があるんですよねぇ。飼い主さんのことが嫌いとかでは決してないんですよぉ。

噛まれた時の対処法

消毒

猫に噛まれて傷ができた場合、パスツレラ症という感染症を引き起こす危険性があるため、すぐに流水で洗い流し手当をしましょう。
特に小さな子供や高齢者、糖尿病患者、免疫不全患者等などの人には感染しやすく、重症化の危険性もあるので注意が必要です。

感染の可能性があれば、早めに病院で診察を受け、その際に猫に噛まれたことを告げましょう。なにもせず放置するのは危険です。

しつけの方法

しつけ

猫に噛んではいけないよ、ということを根気よくしつけていきましょう。しつけのポイントは以下になります。

  • 噛ませないように小さなサインを見逃さない
  • 噛まれた瞬間に大きな声で叫ぶ
  • 噛まれたら口の奥に手を押し込む
  • 猫用の噛むおもちゃを使う
  • 猫同士で遊ばせる
  • 遊ぶ時間を増やす

噛ませないように小さなサインを見逃さない

噛ませないためにはご機嫌ナナメになる前のサインを見逃さないことが大切です。そのサインとは耳をピーンと横に広げる、目をカッと見開く、瞳孔が開くor縮小する、などが挙げられます。さっと見極めて、刺激せずそっと離れましょう。

噛まれた瞬間に大きめな声で「痛い!」としっかり伝える

噛まれた時のしつけとして、叩いたり猫を怖がらせることはNG。しかし「痛い」ということを、大きめな声で猫の目を見てその場でしっかり伝えることは有効です。噛まれるたびにその場でしっかり伝えましょう。諦めず繰り返すことで「痛い!」に反応し、力を加減してくれるようになるでしょう。

コインを入れた缶を振るなど、猫の嫌がる音で注意することもおすすめですよ。

噛まれたら口の奥に手を押し込む

手を噛まれた場合、ついとっさに手を引きたくなりますが、さらに強く噛みつかれる可能性が。噛まれた瞬間いっそグッと、口の奥に手を押しこんでみると噛むのをやめてくれるでしょう。ただし、あまり力強く押し込まないでくださいね。

猫用の噛むおもちゃを使う

あらかじめ噛めるおもちゃを与えておいてあげましょう。噛みたい気持ちを満たし、発散させてあげる作戦です。

また子猫のうちは噛む力も強くないので飼い主の手でじゃれつかせて遊ぶことも可能ですが、続けていると猫が成長するにつれ笑えない痛さに…。子猫時代に「噛む=遊び」という感覚を覚えてしまうと、成長後に噛む癖が抜けない可能性が。子猫のうちからおもちゃで遊ぶように教えてあげましょう。

猫同士で遊ばせる

「猫が噛む理由」の項目でも触れましたが、本来猫は親やきょうだいと触れ合いながら成長することで、噛む力加減などを学びます。よって猫同士で遊ばせる機会を増やしたり、多頭飼いするといった方法も、噛み癖の軽減対策となります。
猫同士が遊ぶ中でストレス発散にも繋がるでしょう。

しかし、猫の個性もそれぞれ。一匹でいることが大好きな子にとってはかえってストレスを増やすことになるので注意してください。

遊ぶ時間を増やす

猫ができるだけストレスを溜めないよう、飼い主がたくさん遊んであげることがおすすめ。遊びたい!かまってほしい!という欲求を満たすことで、噛みつきを減らしていきましょう。

小さなおもちゃで遊ぶのはもちろんですが、上下運動ができるキャットタワーを置いたり、全身運動できる環境を作ってあげられるといいですね。

そういえばっ。なんだかストレスが溜まるとカプカプしたくなっちゃうようなっ!?ぼく、いっぱい遊んで、いっぱい運動しま~すっ。
クロベエ

よくある質問

猫の噛む力はどれくらい?

猫は本来「獲物をしとめられる力」を持っており、それは獲物の首に噛みついて窒息させてしまう程の強い力だと言われます。力量の違いは猫それぞれではありますが、本気をだしたときは人間も傷を負うほど。猫がパニック状態であったり、怒りモードの場合は近寄らないことが賢明です。

自分のしっぽを噛むのはなぜ?

猫が自分のしっぽを噛む場合はストレスが多くなっている可能性が。たくさん一緒に過ごしたり遊んだりしてストレスを発散させましょう。

またしっぽの汚れをグルーミングしている場合も。しっぽに皮膚炎などをかかえている場合もあるので、あまり頻繁ならしっぽの様子をしっかりチェックしてみましょう。

自分の手を噛むのはなぜ?

自分の手を噛み噛み…、ぐい~んとひっぱる…。そんな行為は自分で爪のお手入れをしている可能性が。猫の爪は、古い爪が根元からはがれ落ちますが、自分で古い爪を取ろうと噛んでいるのも。爪とぎグッズを与えてあげると解消されるでしょう。

ただしっぽと同じく、手に痛みやケガなどのトラブルがある場合もあるのでよく観察してあげてくださいね。

自分の肉球を噛むのはなぜ?

猫の肉球には人間の足裏のようにたくさんの神経が通っており、暑さ寒さや痛みなどを感じ取っています。猫が肉球を噛むのは、自分の肉球の感覚が鈍っていないか確かめるためと言われています。

また、長時間肉球を噛んでいるようであれば、ストレスやケガの可能性も考えられるのでしっかり様子をみましょう。

毛づくろいのときに自分の体を噛むのはなぜ?

毛づくろいのときに自分の体を噛むのは、気持ちよくグルーミングしていることも考えられます。強めにマッサージをしながらグルーミングをして、刺激を与えていると言われています

また体に毛玉ができていて、自分で噛み切っている可能性も。毛玉ができている場合はクシなど安全にブラッシングしてあげましょう。

そして要注意なのがノミダニがいる場合。ノミはノミ取りクシや駆除薬やノミ取りシャンプー、ノミ取り粉などで。ダニは指で取り除くか、動物病院で処方されるダニムースなどを使用しましょう。いずれも皮膚炎になっている場合は早めに動物病院へ。

猫ねこさん
猫が噛む理由は様々、そして対策も様々なんですねぇ。よく我が子を観察してあげて噛み噛みを解決していってくださいねぇ。
皮膚トラブルやストレスなんかの場合もあるんですねっ。しっかり理由を見極めていくことが大切なんですねっ。
クロベエ

まとめ

猫が噛む理由はさまざま。噛んできたときはまず猫の様子をよく見て、その理由をしっかり見極めましょう。猫の伝えたい想いをしっかりキャッチできると、今よりもっと猫との絆が深まるかもしれませんね。

  • 猫が噛む理由はなでられるのがイヤ、もっと遊んでほしい、力加減が分かっていない、歯がかゆい、本能、病気や怪我で痛みがある
  • 噛まれた時はすぐに手当て
  • しつけのポイントは、小さなサインを見逃さない、大きなめの声で注意、噛まれた瞬間手を口の奥へ、噛むおもちゃを与える、猫同士で遊ばせる、遊ぶ時間を増やす
  • 噛む力は、獲物をしとめられるほどの強い力
  • しっぽを噛むのは、ストレスの可能性も
  • 手を噛むのは、自分で爪のお手入れをしている
  • 肉球を噛むのは、肉球の感覚、温度、感触を確かめたり、調子を整えている
  • 自分の体をを噛むのは、強めにマッサージをしながらグルーミングをしている
猫ねこ部編集室 ライター ほりえかよこ
この記事を書いた人
ほりえかよこ
猫ねこ部編集室 ライター

猫のお役立ち、猫との暮らすための記事など「ニャイフスタイル」記事担当。

猫と暮らすためのヒントや飼い主さんのお悩みに寄り添った記事などを楽しくお届けするほか、キャットインストラクター坂崎清歌さんや猫カフェへの取材も行う。
主婦の視点を生かし、「猫×ライフスタイル」により共感がわくアイデアづくりを目指している。