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飼い主さん必見!ソマリの特徴や飼い方について【ソマリの飼い主さんの声もご紹介】

猫ねこさん

飼い主さん必見!ソマリの特徴や飼い方について【ソマリの飼い主さんの声もご紹介】

猫ねこさん
人間が大好きで飼い主さんとのスキンシップが大好きなソマリ。とっても賢くてワンちゃんのように賢い一面も。猫初心者の方にも飼いやすいと言われる”ソマリ”の魅力をお届けしますよぉ。

人懐っこく穏やかな性格、犬のように賢くしつけやすい猫として人気のソマリ。
鈴のような鳴き声とも言われる反面、意外と好奇心旺盛で活発な一面も。
実は、アビシニアンから生まれた毛の長い子が先祖だったって知っていましたか?

今回は、そんなソマリの特徴や性格、飼い方のポイントを中心にご紹介します。

ルーツ

ソマリ

ソマリは、長毛のアビシニアンをもとに作られた品種です。つまり、ソマリの先祖はアビシニアンなのです。

アビシニアンは短毛種ですが、ときどき長い毛を持つ個体が生まれることも。しかし、アビシニアンの”基準”からは外れるため、長年キャットショーなどの表舞台に出ることはなかったといいます。

そんな”陽の目を見ない存在”だった猫に注目が集まったのが、1963年にカナダで行われたキャットショー。とある地元ブリーダーが持ち込んだ長毛のアビシニアンに、たまたま審査員をしていたケン・マギル氏が目を留めたことがきっかけでした。あまりの美しさに心を奪われたケン氏は、繁殖を始めることを決意。

こうして、カナダやアメリカのブリーダーによって計画的に繁殖が進められ、1978年、ついに世界的な猫登録団体「CFA」に新品種として登録。

「ソマリ」という名は、アビシニアンの名前の由来となったエチオピア(旧アビシニア)の隣国「ソマリア」からとられたもの。アビシニアンに近い猫という意味で、隣国の名前が付けられたと言われています。

特徴

ソマリ

ではさっそく、ソマリの主な特徴を見ていきましょう。

  • 頭の形|丸みを帯びたクサビ形
  • 目|アーモンド形で大きめ
  • 毛|独特のティッキングで見る度に毛色が微妙に変化
  • 鳴き声|鈴を転がしたような声

頭の形|丸みを帯びたクサビ形

平らな面がなく、丸みを帯びたクサビ形の頭が特徴。先端がややとがった大きな耳の内側には「タフト」と呼ばれる耳毛が。

目|アーモンド形で大きめ

目の色:グリーン・ゴールド

アーモンド形で大きく輝いた目の縁には、濃いラインとそれを囲む薄い色のラインがあります。キリリとした顔立ちはアビシニアンと同じく。

毛|独特のティッキングで見る度に毛色が微妙に変化

  • 毛種:長毛種
  • 毛色:ルディ(赤褐色)、レッド、フォーン(淡黄褐色)、ブルー
  • パターン:ティックドタビー

柔らかくシルクのような手触りの被毛も魅力のひとつ。見る度に毛色が微妙に変化する独特のティッキング(1本の毛に濃い色と薄い色が交互に入っている)は、思わず見とれてしまう美しさです。体の被毛よりも長い被毛のしっぽは、まるでブラシのようにふさふさ。付け根は太く先端に向かって細くなっています。その見た目から「キツネのような猫」と呼ばれるなど、多くの猫愛好家を虜にしています。

ペルシャなどに比べると被毛はやや短めなので、比較的お手入れは楽とも言われていますが、長毛種だけにブラッシングは必須。代表的な毛色は4種類です。

鈴を転がしたような声

「鈴を転がしたような声」とも呼ばれる鳴き声は、アビシニアン似とも。声のトーンは高めで少しハスキーです。

猫ねこさん
アビシニアンの毛の長い子がソマリなんですねぇ。しっぽがとってもふさふさで、お耳はとんがってて、キツネっぽいところがとってもチャーミングですねぇ。
もともとの先祖はアビシニアンだったんですねっ!鈴を転がしたような声~^^鳴き声大きめな僕とは大違い・・・(´;ω;`)
クロベエ

大きさ

続いては、ソマリの大きさについて。

  • 体型|フォーリンタイプ
  • 体長|約40cm
  • 体重|オス約3~5kg メス約3~4.5kg

しなやかな曲線を描くボディラインが特徴。「フォーリンタイプ」と呼ばれる体型をしています。筋肉質で足は細く引き締まっており、その立ち姿はまるでつま先立ちをしているかのよう。とても優美な印象です。

アビシニアンとほぼ同じ大きさですが、長毛種のためやや大きく見えます。

性格

続いてはソマリの性格について。個体差はありますが、以下のような性格の猫が多いと言われています。

  • 好奇心が強く活発
  • 人とのコミュニケーションが大好き
  • 甘えん坊だが神経質な一面も

アビシニアン同様、人懐っこく甘えん坊。人と触れ合うことが大好きで、頭が良くしつけやすいことから「犬のような猫」と言われることも。

好奇心旺盛で活発な性格、人間のやることにも興味津々。なかには肩に乗ってきたりする子もいますよ。

基本的に穏やかな性格ですが、警戒心が強く神経質な一面も。静かな環境を好むので、騒音などには十分気をつけてあげましょう。

猫ねこさん
とっても甘えん坊で人懐っこい猫ちゃんなので、飼い主さんも毎日楽しいですよねぇ。まるでワンちゃんみたいに賢い猫ちゃんですよぉ。
見た目も美しくって、頭もよくって、人間も大好きでっ。パーフェクトじゃないですかっ^^
クロベエ

かかりやすい病気

ソマリ

続いて、ソマリがかかりやすい病気について見ていきましょう。

  • ピルビン酸キナーゼ欠損症
  • 後天性重症筋無力症
  • 進行性網膜萎縮症

ピルビン酸キナーゼ欠損症

赤血球に含まれるピルビン酸キナーゼという酵素が足りなくなることで、赤血球が破壊されて貧血を引き起こす遺伝子疾患です。発症すると、以下のような症状が見られます。

  • 慢性的な貧血
  • 粘膜が青白くなる
  • 疲れやすく運動をしたがらない
  • 食欲低下
  • 呼吸が速い

遺伝子疾患のため、残念ながら予防法はありません。しかし、遺伝子検査を行うことで、発症する遺伝子を持っているかどうか確認することができます。もし、遺伝子異常が見つかった場合は、その猫を繁殖に用いないことで、今後の発症率を下げることができます。また、発症原因に生活環境やストレスが関係しているとも言われているので、なるべくストレスを感じさせないよう日頃から環境を整えることが大切です。

決定的な治療法は確立されていませんが、症状にあわせて猫のQOL(生活の質)をあげることができます。症状が軽い場合は安静にして酸素化や輸血を行う、重度の場合には手術で脾臓を摘出し、異常な赤血球の減少を抑え、貧血を改善していくケースがあります。

後天性重症筋無力症

体を動かそうとするとき、神経から筋肉へアセチルコリンという神経伝達物質が出されます。後天性重症筋無力症とは、免疫異常によってアセチルコリンを受け取る受容体を攻撃し、神経から筋肉への指令が上手く伝わらなくなり、筋肉をしっかり動かせなくなる病気です。発症すると、以下のような症状が見られます。

  • 疲れやすくなる
  • 食べるスピードが遅くなる
  • 歩き方がふらふらしている

猫の場合は稀ですが、なかには食道の筋肉が虚脱してしまい巨大食道症を発症してしまうケースも。巨大食道症になると、食べ物が食道内にたまって吐き出したり、誤嚥性肺炎を起こす恐れもあります。

決定的な予防法はありませんが、上手く歩けないなどの症状が見られたら早めに動物病院で相談しましょう。

治療には、神経と筋肉の伝達機能をアップさせる薬や、ステロイド剤などの免疫抑制剤を使用します。後天性重症筋無力症の原因は先天性のものと、腫瘍などが原因となる後天性のものがありますが、腫瘍を伴う発症の場合には、腫瘍に対する治療が必要となります。

進行性網膜萎縮症

進行性網膜委縮症は、目の内側にある網膜が変形して薄くなり、徐々に視力が落ちていく病気です。発症すると以下のような症状が見られます。

  • 初期|夕方から夜にかけて目が見えにくくなる
  • 明るい場所でも瞳孔が大きく開いている
  • 暗い場所を怖がる
  • おもちゃを追う遊びをしなくなる
  • 高いところに登らなくなる
  • 物にぶつかったり段差につまずいたりする
  • 進行すると|昼夜問わず目が見えなくなり完全に失明してしまう

猫では非常に稀な病気ですが、遺伝性もしくは後天的な原因で発症すると言われています。現在はキャットフードの品質が高まったため、栄養不足を原因とする後天性の進行性網膜萎縮症はほぼ見られなくなっています。

少しでも視力低下が疑われるような症状が見られたら、早めに動物病院を受診しましょう。

猫ねこさん
とても稀な病気にかかる可能性もあるので、ちょっとでもいつもと違う様子があればすぐに病院に連れて行ってあげることが大切ですねぇ。
少しでも早く異常に気づけるように、日頃からしっかり観察しないとですねっ!!
クロベエ

飼い方

ソマリ

ソマリを飼うときには、以下のような点に注意しましょう。

  • 運動ができる環境
  • 積極的なスキンシップ
  • こまめなブラッシング・室温管理
  • 肥満にならないよう体重管理

運動ができる環境

運動能力が高く好奇心旺盛なので、十分に運動ができる環境を作ることが大切です。高さのあるキャットタワーやおもちゃなどがあると喜んで遊んでくれるでしょう。

ただし、落とすと壊れてしまうようなもの、毒性のある観葉植物などは置かないよう注意を。また、興奮して脱走し行方不明になってしまうのを防ぐため、ドアや窓の開けっ放しにも注意が必要です。

意外と俊敏な動きをするので、家具に保護材をつけるなど安全に走り回れるような工夫も大切です。

鈴の鳴くような鳴き声とは言われるものの、こうした運動量の多さからマンションなどの集合住宅で飼う場合は階下への騒音にも注意が必要です。

積極的なスキンシップ

飼い主さんとのコミュニケーションが大好きで甘えん坊なので、時間がある限り積極的にスキンシップをとることが大切です。

飼い主さんが留守がちな場合は、キャットタワーなどでストレスを紛らわせる工夫をし、留守番の後はたっぷり遊んであげましょう。

また、非常に賢くしつけやすい猫ですが、イタズラに対して大声で怒鳴ったり叩いたりすると大きなストレスを与えてしまうことに。しつける時は優しく諭すようにしましょう。

こまめなブラッシング・室温管理

長毛種なので、毛球症を予防するためにも普段からこまめなブラッシングは欠かせません。1日2回はブラッシングをして抜け毛を取り除き、被毛にこもった熱を逃がしてあげるようにしましょう。

また、被毛は皮脂でコーティングされているため、汚れがたまってしまうと雑菌が繁殖し皮膚炎になりやすくなります。そのため、月1回程度シャンプーをして清潔を保つようにしましょう。特にオーバーコートと呼ばれる外側の被毛は水を通しにくいため、毛をよくかき分けて行うのがポイントです。

分厚い被毛ゆえ暑さに弱いので、夏場は特に室温管理に注意しましょう。エアコンの設定温度は27~28℃くらいにして、熱中症にならないよう気をつけることが大切です。

関連記事:

肥満にならないよう体重管理

運動量が多いぶん食欲も旺盛なので、肥満になりやすい体質でもあります。

肥満になるとさまざまな病気を引き起こす可能性があるため、体重を見ながら食事量を調整して与えることが大切です。甘え上手な猫ですが、欲しがるままにおやつをあげないよう注意しましょう。

猫にとって大切なエネルギー源は動物性たんぱく質です。キャットフードを選ぶ際は、良質な原材料、高たんぱく、低炭水化物のものを選ぶと良いでしょう。

ソマリの食事について詳しくは、こちらの記事でご紹介しています。是非参考にしてくださいね。

ソマリにおすすめのキャットフード

寿命

ソマリの平均寿命は10~15歳と言われています。

一般的に、純血種よりも雑種の方が寿命が長い傾向があります。

猫全体の平均寿命は15.33歳と言われており、純血種のソマリは猫全体の平均寿命よりやや短いことが分かります。

少しでも長生きさせるためには、良質なフードとストレスのない生活環境を整えることが大切です。予防接種や定期健診などを積極的に受け、いざというときのためのかかりつけの病院を決めておくことも長寿の秘訣です。

また、室内で飼育された猫の方が外に出る猫より寿命が長いことから、長生きさせるためにも室内飼育を徹底しましょう。

犬全体の平均寿命は14.19歳、猫全体の平均寿命は15.33歳でした。犬は、超小型犬、 小型犬の寿命が長く、また、猫の場合、「家の外に出ない」猫の平均寿命は16.25歳、「家 の外に出る」猫の平均寿命は13.83歳と寿命に大きな差がありました。

引用:ペットフード協会-平成29年(2017年)全国犬猫飼育実態調査結果

猫ねこさん
こう見えて運動神経もよくて活発な子が多いので、しっかり遊べる環境を作ってあげてくださいねぇ。スキンシップも大事ですよぉ。
鳴き声はとっても可愛いけど、意外とわんぱくっ。僕と気が合いそう~^^
クロベエ

よくある質問

ショートヘアソマリとは?アビシニアンとは何が違うの?

世界には「TICA」と「CFA」という2つの大きな血統登録機関があります。

2つの血統登録機関では、ショートヘアソマリとアビシニアンを以下のように区別しています。

  • TICA:親の血統に関わらず短毛で生まれてきた場合→アビシニアンとする
  • CFA:
    親がソマリ×アビシニアンで短毛の猫が生まれた場合→ショートヘアソマリとする
    親がアビシニアン×アビシニアンで短毛の猫が生まれた場合→アビシニアンとする

TICAでは単純に毛の長さだけで判断しているため、短毛ならアビシニアン、長毛ならソマリとしています。一方、CFAの判断基準は親の血統。ソマリの血が入っていればショートヘアソマリ、アビシニアンのみならアビシニアンとしています。

ソマリの被毛は成長につれてボリュームが出てくるため、子猫のうちからその子が長毛になるか短毛のままかまでは、ブリーダーさんでも見極めにくいと言われています。そのため、「ソマリだと思って迎えたら短毛のショートヘアソマリだった」というケースも。ただし、信頼のおけるブリーダーさんであれば、猫の両親の一方がアビシニアンかどうかきちんと把握していますので、確認してみると良いでしょう。

ソマリを飼っている飼い主さんの声をご紹介

ここからは、実際にソマリを飼っている飼い主さんの声をご紹介します。

ホタテちゃん(2歳・女の子・ルディ)

最初にご紹介するのはホタテ@ソマリ(@emimail1)さんちのホタテちゃん。現在、猫ねこ部の公式Twitter限定で行っている猫ねこ相談室の猫相談員としても活躍中。胸元の白い毛とソプラノボイス、くるくる変わる表情がチャームポイントの、もうすぐ3歳になる女の子です。

ホタテ

「ほっちゃんって呼ばれてるニャ。」

ほっちゃんと飼い主さんとの出会いは猫カフェ。当時飼い主さんはソマリという品種を知らなかったそうですが、猫カフェで猫たちと触れ合ううち、ほっちゃんの性格に次第に惹かれ家族に迎えることを決意。なんでもほっちゃんは、猫同士の喧嘩が始まると仲裁に入るような優しい性格の持ち主だったとか。オーナーさんにお願いして譲ってもらい、2018年3月18日に晴れて家族の一員になったといいます。

ホタテ

お迎え当初は、環境変化による緊張と不安からか、嘔吐と下痢を2日間繰り返していたというほっちゃん。飼い主さんがすぐに病院へ連れていくと、尿路結石にかかっていたことが判明。「猫カフェは、猫ちゃんにとって過酷な環境だったのかもしれない」ほっちゃんの様子を見て、飼い主さんはこう感じたそうです。

その後も、テレビの音に怯えるなどしばらく警戒心が解けなかったので、1週間ほどテレビをつけられなかったという飼い主さん。でも、1週間以上経った頃、ようやくこの家が安心だと分かったのか、のびのびと過ごしてくれるように。

ホタテ

「ナデナデしてニャ~」

ホタテ

「気持ちいいニャ~」

ホタテ

スヤァ~。

あれから2年以上が過ぎた今では、どこへ行くにも飼い主さんのあとをついてまわる甘えん坊さんに。飼い主さんが触れるものは全てチェック、特にインターフォンが大好きなようで1日に何度も待ち人チェックしにいくとか^^

一緒に暮らし始めてから、ソマリは”犬のような猫ちゃん”と呼ばれていることを知ったという飼い主さん。「通りで犬好きな私が惹かれるわけだ」と納得したそうです。

ホタテ

「朝は5時頃起きているようですが、私が起きるまで2時間ほど、私の寝顔を見つめて待ち続ける健気さがあります。」と飼い主さん。2時間!!ほっちゃんの飼い主さんへの愛は相当な大きさのようです^^

ホタテ

そんなほっちゃんは食べることが大好き。いつも「何をしたらおやつを貰えるか?」を考えていて、おやつを貰った時の記憶を元に同じ動作を繰り返すお利口さもあるとか。

穏やか、のんびり、優しい、健気、好奇心旺盛、頭がいい、甘えん坊・・・と可愛いところ満載の愛されほっちゃんですが、実は大きな音が大の苦手。「夏になると、窓の外のお祭りのわっしょいの掛け声が怖くて隠れてしまいます。」と飼い主さん。選挙カーの声、雷の音、掃除機なども怖いようで、音を発するときはとても気を遣っているそうです。

ほかにも、猫の嫌がる匂いがするものは一切使わない、置かないことを心がけているという飼い主さん。ほっちゃんを迎えるにあたって、香水や香りのついたクリーム、芳香剤、ディフューザーなどは全て処分したそうです。

ホタテ

「家の中では快適に過ごしてもらいたい」そう話す飼い主さんからは、ほっちゃんの飼い主さんへの想いと同じくらい、深く温かい愛情が伝わってきます。

ほっちゃん、これからも最愛の飼い主さんにたっぷり甘えて、いつまでも元気に楽しく過ごしてね!

れおるちゃん(0歳・女の子・ブルー)

お次はれおる@ゆの(@reorunrun1228)さんちのれおるちゃん。2019年12月28日生まれ、もうすぐ7ヶ月の女の子です。

れおる

飼い主さんとれおるちゃんとの出会いは、とあるペットショップ。もともとモフモフな長毛の猫ちゃんが好きだったという飼い主さんは、いつか長毛種を飼いたいと思っていたのだとか。

そんなある日、たまたまご実家のワンちゃんの赤ちゃん検診でペットショップへ行った際、ふらふら~っとガラスケースを眺めていたところ、一匹の猫ちゃんに一目惚れ。それがれおるちゃんだったそうです。

こちらがそんな子猫時代のれおるちゃんBESTショット3連発。

れおる

「今よりお耳が大きく見えるニャ」

れおる

「あたしも参加したいニャーーー」

れおる

「パパの背中はあったかいニャ~」

はい、もう完全に射抜かれました^^ずーーっと見ていたくなる可愛さです!

飼い主さんはソマリという品種をその時初めて知ったそうですが、そのふわふわな毛並み、ガラス越しに見つめるキラキラの瞳、控えめで可愛い鳴き声、人懐っこくやんちゃな姿にすっかり心を奪われ、一緒にお家に帰ることを決意。2020年3月14日にお家へお迎えしたそうです。

初めて抱っこした時からとても人懐っこく、好奇心旺盛で元気な女の子だったというれおるちゃん。お家に到着して初めての探検の時は、ガラスに映った自分を威嚇したり、飼い主さんのベッドの上でタオルケットに潜って遊んだり、テレビに釘付けだったりと、とにかく果てしなく動き回っていたとか^^そんなれおるちゃんの姿が、飼い主さんは愛らしくてたまらなかったといいます。

れおる

「飼い主にももちろん、遊びに来た友人にもすぐに懐き、その日のうちに一緒にお昼寝するくらい仲良くなっていました(笑)」と飼い主さん。ご友人もきっとれおるちゃんの可愛さに夢中だったでしょうね。

そんなれおるちゃんですが、何にでも好奇心旺盛ゆえ、飼い主さん曰く「とにかく何でも食べちゃう」そうで・・・。猫砂やビニールなどなんでも口にしてしまうので、いろいろと対策を模索しているところだといいます。

また、活発で運動量が多いので、毎日の”遊んでアピール”が凄いとか。(飼い主さん的にはそこもまた可愛いそうですが^^)「遊んでくれないと飼い主の手足をかじるので、仕事中は少し大変さを感じます。」とのこと。

れおる

とはいえ、とにかく”存在そのものが癒し”と話す飼い主さん。甘えん坊でどこにでもついてくるところが、特に可愛くてしかたないそう。

おトイレやお風呂、出かける時は玄関まで、いつでもどこでもあとをついてくるかまってちゃんなれおるちゃん。猫というより犬っぽさが強いなと感じることが多いとか。

れおる

「朝は、ごはんをねだりに喉を鳴らしながら顔を舐めたり、頭を擦り付けたりして飼い主を起こす姿も愛らしいです。また、自分のお気に入りのおもちゃを飼い主のところに持ってくるのもとても可愛いです!」と飼い主さん。飼い主さんの言葉からは、れおるちゃんを誰よりも大切に想う気持ちが伝わってきて、とても穏やかな気持ちになります。

れおるちゃん、これからも大好きなパパ・ママにたくさん甘えて、美味しいごはんをたくさん食べて大きくなってね!

おこめくん(1歳・男の子・ブルー)

続いては、おこめ@ブルー(?)ソマリ(@okome_somali)さんちのおこめくん。2018年12月30日生まれ、1歳の男の子です。おこめ

「いい隠れ家発見ニャ。」

いつか猫を飼いたいと思っていたものの、今すぐにとは考えていなかったという飼い主さん。でも、近所のペットショップでたまたま見かけたおこめくんのあまりの可愛さに、その場で迎えることを決意。「おこめもびっくりしたと思います^^」と飼い主さん。

「もともとソマリは可愛いと思っていましたが、モサモサした毛触りと、わんぱくそうな顔と性格が特に気に入りました。」

こうして生後3か月で家族の一員となったおこめくんですが、お家についてからはすぐにトコトコと探検を開始。好奇心旺盛でマイペースな性格は、この頃から変わらないよう。

生後1年を過ぎてからは、飼い主さんと車で遠出も。飼い主さん曰く「環境の変化に激強メンタル」なたくましさを持つおこめくんは、ご友人のお家でも思いっきりうん〇をしてしまうくらい、リラックスして過ごしていたそうです^^

おこめ

「ぜんぜんよゆーニャよ」

「毛がモサモサでタヌキみたいなところが可愛い」と話す飼い主さん。よくキツネのよう~なんて声はありますが、まさかのタヌキ似^^「他の方のソマリは気品がある感じがするので、タヌキに見えるのはおこめだけかもしれませんが。」

おこめ

「タヌキって誰のこと」

おこめくん、安心してください、とってもとっても可愛いですよ^^

そんなおこめくんは腕が長いこともあって、手で遊ぶところがたくさん見れるのも、飼い主さんにとってはたまらなく可愛いところなのだとか。

逆に、ここはちょっと大変というところを伺うと。。。

「おこめはザ・猫な性格なので、夜一緒に寝たりはしないですが、朝は必ず目の前に来てグルグル甘え出すので、そこでブラッシングするのが日課です。可愛いんですが、ただ毎日5時なのでもう少し時間配慮してもらいたいです。」とのお答えが。

毎日のおはようは嬉しすぎるけれど、、、でも、でも、連日5時はハードすぎますね^^おこめくん、もう少し飼い主さんを寝かせてあげてください^^

おこめ

「だってグルグルしたいニャ。」

見ての通り、フワフワモフモフなおこめくんは、コロコロが必須アイテム。ただ、「お風呂大好き」という猫らしからぬ一面があるので、幸いケアには苦労していないそう。長毛種に欠かせないお手入れがスムーズにできるのは、飼い主さんにとってもとても助かりますね。

また、日頃から心がけていることは、食べ物などの誤食。「玉ねぎなど中毒性のある食品を誤って食べてしまわないよう、生ごみを蓋つきのゴミ箱に入れるときには注意しています。」と飼い主さん。ソマリに限らずですが、人間には毒のない食べ物も猫にとっては命に関わるものもありますから、普段からしっかり気をつけてあげることが大切ですね。

最後は、個人的にツボだったおこめくんのプロニャ球観戦スタイルをご覧ください。

おこめ

「戸柱のキャッチングは頭一つ抜けてるよニャぁ。フレーミング芸術品ニャよ。」←注:イチプロ野球ファンのガチ妄想声です

おこめ

「ここは堅実に送って確実にもう1点とりにいったほうがいいと思うニャよ。」←注:イチプロ野球ファンのガチ妄想声です

おこめくん、これからもそのくるくる変わる表情・仕草で、飼い主さんをたくさん癒して楽しませてあげてね!

ジュエラちゃん(1歳・女の子・ブルー)

最後にご紹介するのは、†りのん†@ポケモンGO(@rinon_fafa)さんちのジュエラちゃん。2019年2月10日生まれ、1歳の女の子です。

ジュエラ

「私のこと、呼びましたかニャ?」なんてお美しい首筋!

飼い主さんがソマリを飼おうと思ったきっかけは、とある猫カフェでしっぽだけフサフサの猫に出会いひとめぼれしたこと。その猫の品種がまさにソマリだったのだそう。

「ソマリをお迎えしよう!」そう決めた飼い主さんは、2019年4月、生後2か月のジュエラちゃんをブリーダーさんからお迎えすることに。

とってもお利口さんだったジュエラちゃんは、初日からトイレもごはんも問題なし。ブリーダーさんからも「すぐに遊んで大丈夫です」と言われていたそうで、お部屋を探検させてあげると、さっそくぴょこぴょこと楽しそうに遊んでいたといいます。

そんなおおらかさがある反面、とても甘えん坊さんなところもあり、誰もいなくなると激しくニャーニャー鳴いてアピール。しつけのため、呼ばれても見に行かないよう徹底するのが、当時は辛かったそうです。

こちらは子猫時代のジュエラちゃん。まだまだあどけない表情がとっても可愛い!

ジュエラ飼い主さん曰く、とにかく「頭のいい子」だというジュエラちゃん。おすわりやお手、おかわり等も早々にマスターするなど、小さい頃からワンコのような一面を見せていたそう。

性格は活発で、遊びが大好き!「一日中”遊んでアピール”をして、すりすりしてくる姿がべらぼうに可愛いです。」と飼い主さん。

こんな隙間から熱~い視線を感じたら、ニヤニヤせずにいられませんね^^

ジュエラ

そんなジュエラちゃんですが、その賢さが災いして、キッチンへの侵入攻防戦が日々繰り広げられているとか^^安全のためにキッチンには入ってほしくない飼い主さんvsどうしても気になってしかたないジュエラちゃんの仁義なき戦い・・・そんな熱戦の様子が目に浮かびます^^

ジュエラ

「どうにかしてあの奥の世界へ行くことはできニャいのか・・・」

ジュエラ

「いつかは突破してみせますニャ」

そんな好奇心旺盛なジュエラちゃんの性格を考えて、特に誤食にはとても気を遣っているという飼い主さん。人の食べ物にも興味を持たないよう、ご飯は必ずケージ付近であげるようにしているんだとか。ジュエラ

ほんのちょっと・・・が体の小さな猫ちゃんにとっては命取りになってしまうことも。人間の食べ物に興味を持つ猫ちゃんも多いと思いますが、安易にあげたりしないよう日頃から気をつけることが大切ですね。

ジュエラちゃん、これからも毎日美味しいごはんをよく食べ、よく寝て、よく遊んで。。。飼い主さんと楽しい日々を過ごしてね!

まとめ

穏やかで人懐っこい性格や小さな鳴き声で、飼いやすいと言われる人気猫種のソマリ。とはいえ、上でもご紹介したとおり、猫によっても性格はそれぞれ。家族として迎えたその日から、深い愛情を持って育ててあげることが何より大切です。

体調に異変はないか、ストレスや不満を抱えていないか、病気になりにくい生活環境を整えてあげているか。飼い主さんがこうした健康への配慮を日々意識することで、より幸せに長生きできるはずです。

愛猫の健康と幸せのために、是非役立ててくださいね。

  • ソマリは長毛のアビシニアンをもとに作られた品種
  • 運動ができる環境を整える
  • 人が大好きなのでなるべく積極的にスキンシップを
  • 長毛種なのでこまめなブラッシングを、夏場は特に室温管理にも注意
  • 食欲旺盛なので肥満にならないよう体重管理
  • 遺伝性疾患に注意
猫ねこ部編集室 エディター 守重美和
この記事を書いた人
守重美和
猫ねこ部編集室 編集&ライター

保護猫団体の活動を仔細にお届けする「保護猫のわ」・飼い主さんと猫との幸せエピソードをお届けする「なないろ猫物語」の編集担当。

猫を通して「人」の姿にフォーカスした記事をお届けする猫メンタリーライターとして 猫好きシンガーソングライター・嘉門タツオさんへのインタビューをはじめ、街の看板猫、猫カフェ、猫が住める住宅からキャットフードメーカー、ペット防災の専門家、猫雑貨店、猫をモチーフにした漫画家さん、年間3000件ものTNRの不妊手術を行っている獣医に至るまで、半年間で約40名以上の猫と関わる方々に幅広く取材を重ねる。