- みなさん、ザビエル首輪って知ってますかぁ?ヒラヒラゴージャスで、つけてるの忘れてしまうくらい快適って噂なんですよぉ。私とクロベエくんにはどんな柄が似合いそうですかねぇ??
猫好きのみなさんの間で今大人気の「ザビエル首輪」。
え?ザビエル?ってあのザビエル??
そうです。あのフランシスコ・ザビエルさまです。あのザビエルさまを彷彿とさせる猫さん用首輪があるんです!!
Instagramのハッシュタグ#ザビエラーには、そんなザビエル首輪をつけた悶絶級の可愛い猫さまがたが勢揃い♡
今回はそんなザビエル首輪の生みの親maiさんを直撃取材。
猫の保護費のために制作しているというザビエル首輪について、またご自身の保護猫活動について、そして猫への溢れんばかりの想いなどについてたっぷりとお話を伺ってきました!
コトちゃん(6歳)とモコちゃん(19歳)、里親募集の保護猫たちと暮らす。2015年から保護猫活動をスタート。今までに保護した猫は64匹(2019.09.30現在)保護活動のために「ザビエル首輪」を制作している。
公式Instagram→@maihimemoco
公式twitter→コトのおちり ねこ休み展
BASE→mocoto cats
モコとの出会い~猫ってこんなにかわいかったんだー!!
2匹の飼い猫(モコ&コト)と里親募集中の保護猫たちと一緒に暮らしているmai(@maihimemoco)さん。
今では自らを”猫変態(!)”と呼ぶほど大の猫好きだが、実はずっと犬派だったとか。
「両親が犬好きで、生まれた時からずっと犬と一緒に暮らしていました。猫とは全然関わりがなかったんですけど、大学生の時に猫を拾って実家で飼い始めたのが最初ですね。その子は4年前に18歳で亡くなってしまったんですけど…。」
その後に出会ったのが、今も一緒に暮らすキジトラのモコちゃんだという。
「バイト先のBARの前で拾ったんです。BARの前の大通りを横断してたから、『わ!危ない!』って声をかけて…。そしたらBARのドアのところでずーっと座って待ってたんですよ。」
当時からとても人馴れしていたというモコちゃん。初対面のmaiさんにもすぐに心を許し膝の上でゴロゴロ言っていたそう。もしかしたら迷子かもしれないと張り紙を作って呼びかけたものの飼い主は現れなかったという。
「出会ったときにはすでにだいぶ大きくて2.5~6kgはあったかな。でもちゃんとご飯を食べれてなかったからか、体は大きいんだけどガリガリに痩せてて。歯も全部腐ってなくなっていました。捨てられたんじゃないかな?って動物病院の先生も言ってましたね…。」
こうしてmaiさんのもとへやってきたモコちゃんは、今年で19歳。
「前の猫は実家で飼っていたので”みんなの猫”という感じだったけど、モコは1対1でずっと一緒だったから、、、猫ってこんなに可愛かったの??なんで今まで知らないで生きてきたんだろうって思って(笑)」
猫には犬とはまた違ったかわいさがあると話すmaiさん。
「ツンツンしてるくせに甘えてきたり…その仕草や表情が全部可愛いんですよね。」
そんな猫のけしからんレベルの可愛さに気づかせてくれたのがモコちゃんだったのだ。
コトとの出会い~夢に出てきて運命だと思って
maiさんのInstagramの写真に添えられているキャプションにはいつもクスッとさせられる。特に白猫コトちゃんのセリフはまさに今画面からその声が聞こえてきそうなほど^^
「こっちゃんってたまに人間かなって思っちゃうんですよ。すごく表情豊かだから本当に喋ってるような感じがして。普段全然鳴いたりしないんですけど、もし人間だったらきっとすごくおしゃべりな子だと思います。」
そんなコトちゃんとmaiさんとの出会いとは??
「出会ったのは今から6年前ですね。たまたまインスタで知り合った方が出先で拾ったっていう4匹の猫ちゃんの写真をあげていて。3匹はすぐに里親さんが決まったんですけど、こっちゃんだけ残っていたんですよ。綺麗なオッドアイ(※)なのにちょっとすごいおブスで(笑)でもそこがもう可愛くて仕方なくて、私には。」
※瞳の色が左右で違うこと
▲おかあさんはおブスっていうけど毎日大好きって言ってもらえてるのよ、あたち。
ただ、場所は静岡。maiさんの住む東京からは遠くためらっていたが、「もしもらってくれるなら東京まで届けるよ!」と優しい言葉をかけられ心が動いたという。
でも、新しい猫を迎えることに周りからは反対の声が多かったらしく…。
「モコは当時13歳だったんですね。高齢だったというのもありますし、なによりモコは他の猫が嫌いだったんです。実家に預けたりすると実家の猫をいじめたりしてすごく不機嫌になる子で。そんな猫嫌いなのに新しい子が来たらストレスになっちゃうんじゃない?って。」
それでも飼うことを決断したワケは、、、?
「夢に出てきたんです、コトが。もうこれはきっと運命だと思って。」
どうしてもこっちゃんがいい。こっちゃんじゃなきゃダメ。そんなmaiさんの強い想いがあって、コトちゃんははるばる静岡から東京へとやって来たのだ。
猫同士って意外とうまくいく
「初めて会ったときはお互い『え?』って顔してましたね。いろいろネットで調べたら、先住猫ちゃんに会わせる時は2週間くらい隔離してお互いの気配だけを感じさせてとあったので、それを実践しようと思ってたんですけど、友達が『モコちゃ~ん!妹だよ~』ってケージをバーンって開けてしまって^^」
なかなかなサプライズご対面^^でも、そんなドッキリ初顔合わせにモコちゃんの反応はというと??
「最初は興味深々にニオイを嗅いでシャーって言ってたんですけど、3日後くらいには一緒に寝てたんですよ!」
猫嫌いなはずだったのに、意外や意外!コトちゃんのことをすぐに受け入れてくれたのだ。
”猫は適応力がすごく高い”とmaiさんは言う。
「置かれた状況のなかで頑張ろうとするから、意外と上手くいくんですね。ダメだと思ってるのは実は人間なんですよ。ちょっとでもシャーって言うとストレスでかわいそう…って叱ったりする。フォロワーさんにも『モコちゃんのストレスになりませんか?』とか『病気になりますよ』とか色々言われたんですけど、好きなようにやらせて見守るくらいの気持ちでいれば全然大丈夫なんです。」