- 鎌倉にある古民家風保護猫カフェ「ねこの間」さん。猫カフェとは思えない広々したスペースで、のびのび過ごす猫たちと猫愛にあふれるオーナーの想いをご紹介しますよぉ。
鎌倉駅からバスに揺られること約10分。
閑静な住宅街の片隅に、まるで隠れ家のようにひっそりたたずむ保護猫カフェがある。
その名も「鎌倉ねこの間」。
猫も人もリラックスできる空間とはいったい・・・。
期待に胸を膨らませ、いざ鎌倉へ。
鎌倉からねこの間までの道のり
まずはJR鎌倉駅まで向かい、東口のバス乗り場へ。
▲江ノ電バス1番乗り場(3路線どれに乗ってもOK)
https://www.enoden.co.jp/bus/regular/bus-stop/kamakura/
▲鎌倉大仏先にあるトンネルを抜けると最寄りの打越バス停が見えてくる。ドミノピザが目印。
▲ドミノピザに向かって左手にある2つの道路のうち、ポストのある左側の小道へ。
▲止まれの標識を左折。
▲「この先行き止まり」の看板にびびらず、そのまま直進^^
▲左手に看板らしきものが。無事到着★
「緑の中の古民家風保護猫カフェ」というネーミングどおり、裏山の緑と外壁の茶色のコントラストがなんとも素敵。この外観だけでもワクワク感が・・・!
▲お店前には1台分の駐車場あり。ただし、事前に必ずご予約を!(路駐は厳禁です!!)
「保護猫カフェならできるかもしれない」そんな想いがふっと降りてきた
ねこの間はオーナー永田さんの自宅兼猫カフェ。階段をあがって2階のスペースが猫カフェになっている。
もともと、古民家風のおうちを建てたいとご主人と話して建てられた家。
天井が高く開放感たっぷりの空間、キャットウォークにもなる梁。まさに猫のための家のようだが、実は最初から猫カフェを開こうと思って建てたわけではないのだとか。
▲「偶然にもキャットウォークになってくれて」という3本の梁。古材屋さんで手に入れた栗の木だそう。
2階のスペースはもともと家族が集う居間だった。でも、お子さんが大きくなるにつれ、日中この空間に誰もいないことが増え。何かこのスペースでできることはないか・・・そんな思いが永田さんのなかで膨らんでいったのだそう。
「ふっと降りてきたように、保護猫カフェならできるかもしれない!と思い始めたんです。」
しかし、これまでにカフェ経営の経験はなく、保護猫活動をやってきたわけでもなかった。「まったくの素人です!」と笑って話す永田さん。
ただ、もともと大の動物好き。動物に限らず虫も蛇もウェルカム^^なかでも小さい頃からずっと一緒に暮らしてきた猫への思い入れは特に強く、ずっと保護猫活動への関心はあったとか。
ふっと舞い降りてきたその想いを形にするまでに、そう時間はかからなかった。なんと思い立ってからわずか1年で念願の保護猫カフェをオープンしたのだ。
オープンに至るまでには、猫カフェ発祥の地「台湾」の猫カフェにも足を運ぶなど、20件ほど猫カフェを視察したのだとか。
「応援してくれる方もいらっしゃれば、逆に反対されたりとか。いろいろありましたね…。」
猫カフェというと、駅前の繁華街にある雑居ビルとか人が賑わうところにあるのが一般的。こんな住宅地のなかで、お客さんが来るはずがないという声もなかにはあったという。
でも、だからこそただの猫カフェじゃなくて保護猫カフェでないと、という気持ちがあった。「へんぴな場所でも、鎌倉ならいいものを作ればたぶん来てくれる。」そんなふうにずっと思い続けていたのだそう。
タイプの違う教育係2匹がねこの間の空気を作ってくれている
現在ねこの間にいる猫は全部で10匹。
まずはねこの間の教育係“トラ”。
ボス意識が強く、入ってきた子猫たちをとにかくかわいがる兄貴的存在。
でも誰でもかわいがるわけじゃない。お鼻同士をくっつけて挨拶できるか、お尻の臭いをかがせてくれるか、がトラが仲間と認める基準。
「お尻の臭いをかがせない子はいじめます(笑)」と永田さん。き、きびしい^^人間の世界にあっても猫社会はきっちり存在します!
▲まさかレジ管理まで?(笑)3歳とは思えない監督感^^
「ここに1年いることってなかなか珍しいんですけども、三毛のまれちゃんって子がなんだか縁がなく1年くらいいたんですね。そしたら1年たつ頃にトラがいじめ始めたんです・・・。がぶって噛みついたり。なんでー、かわいがってたじゃないって思ったんですけど、そうこうしてるうちにまれちゃんの里親になりたいって方が現れたんですね。何なに?トラは卒業管理までしてくれてるの?って驚きましたね(笑)」
「人間にはできない仕事をしてくれているので、すごく頼もしい。彼がいないとたぶんできない。」
店主にここまで言わしめてしまうねこの間のエース、それがトラなのだ。
そんなトラ、実は柴犬の殿介くんに保護された猫。殿介くんとは、捨てられたばかりの子猫や弱っている野良猫を見つけるのが得意な、巷ではちょっと有名なワンちゃんだ。
2月の寒い朝に殿介くんが発見したのがトラを含め7匹の子猫たちだった。そのうち4匹はすでに死んでいて、あと1時間発見が遅れていたらトラも危なかったのだそう。
ねこの間に来る前は、そんな保護犬殿介くんと殿介くんママに愛情たっぷりに育てられたこともあって、トラに育てられた子はみんないい子に育つ、と嬉しそうに話す永田さん。うちの子も修行に出したい、なんて声もあるほど、その指導っぷりには定評がある。
同じく殿介くんに保護され、ねこの間に入ってきた猫たちがこちら。
まずは14番目に保護された黒白の“いよ”。(14番目だから、いよ)
続いては、15番目に保護された薄三毛の“イチゴ”。(15番目だから、イチゴ)
ちょっぴりおてんば女子で「イチゴ、ダメよ!ダメです!」なんて永田さんから叱られる場面も。でもこんな寝姿見てると、全部許せるかも(笑)
そして、16番目がねこの間一番のニューフェイス“ヒロ”。(16番目だから、ヒロ)
9ヶ月までバリバリ野良をやってた子で、最初は鼻につけてあげたチュールですら舐めることもできないほど怖がっていたとか。「殿介くんママが、とにかく大丈夫大丈夫っていっぱい触ってかわいがってあげていましたね。そしたらだんだんリラックスしてきて。4日目くらいには、お腹を見せてゴロゴロするように。」と永田さん。
ヒロのように意外と早く慣れる子もいればそうじゃない子もいる。野良猫時代に人間に嫌なことをされた子は、やはりなかなか懐かないそう。
まずはケージの中で様子を見て、最低3日間はにらめっこするのが基本。「もちろんシャーシャー言います、この子たちも。」3~4日後くらいから1時間ケージの外へ、次は3時間などとだんだん慣らしていくのだとか。
▲トラジ(左)。トラのことが好きすぎて、いつもコバンザメのようにくっついている(笑)。
▲トラジと兄弟のまるお。なんて美形男子(*´ω`*)
▲きじ白すず。少しびびりっこ。
「兄弟のようにもみくちゃになりながら遊んでいればいい子になる。兄弟喧嘩もすごく大事。兄弟喧嘩をすることで、甘噛みができる子になるんですよ。」と永田さん。
そして、忘れてはならないのがトラと同じく教育係担当の“しま”
「しまはトラより数か月年上なんだけど、ボスには興味のないただただ優しい男(笑)」と永田さん。
「しまはすごい繊細なんですね。子猫が6匹とか来たときもめちゃくちゃかわいがってくれて。でもだんだん目の下にクマができてきて変な声で鳴き始めるんです。育児ストレスを感じるタイプですね(笑)」
トラとしまは今までに60匹以上の子たちを送り出している言わばスタメン。
「不思議なのはね、トライアルに出す日の前の晩に、トラとしまがその子を真ん中にはさんでペロペロ舐めてたりすることがあって。偶然かもしれないけれど、なんか感じてるのかしら、みたいな。」と永田さん。
最後の卒業までしっかり見守ってくれる優しくて頼もしい兄さん。ねこの間の子猫チームがみんなのびのびと楽しんでいるのは、まさに彼らのおかげなのかも^^
そしてそして、この方の存在も忘れちゃいけません!
今年14歳になる店長の“まる”。基本猫嫌いなので、呼ばれないと猫カフェスペースには姿を現さない。
この日も「店長お願いしまーす。」と永田さんが声をかけて、しばらくして登場。
▲ラスボス感がはんぱない^^
▲vsトラ。性格あわないもんはしかたない・・・うん、人(猫)生っていろいろ難しいよね。
▲ちょっとほっこりしたイチゴとの後ろ姿。おじいちゃんと孫娘の集い。
家族として考えてくださる方に譲渡したい
▲肉球フェチの方にお届け@しま
「ここにいらして里親になりたいとおっしゃる方には、まずアンケートにお答えいただいています。」と見せてもらったのが、1枚の用紙。住環境やアレルギーの有無、家族構成などこと細かに項目が分かれている。
「譲渡の前にトライアルを行うんですが、その初日に誓約書の読み合わせを必ずします。私が誓約書を読み上げ、ご家族の方に聞いていただいて署名捺印までやります。なので、たぶんちょっとびっくりされると思います。ここまでか!と(笑)」
譲渡上のトラブルを防ぐために、行政書士さんにも間に入ってもらい書面を作成したとか。
なかには書面をお渡しすると少しめんどくさそうなお顔をされる方も…。
「でも、こういう形で納得してもらうことで、ある意味真剣じゃない方を見分けているというところはありますね。」
▲ちっさいオッサンみっけ。
また、12月よりアニコム損保というペット保険の代理店になり、譲渡の際にはペット保険への加入を必須とした。
「動物の医療費って想像以上にかかってしまうんですよ。医療費を支払えないことによる飼育放棄は絶対にあってはいけないと思っていて。最初から保険に入っていただきますけどって話して、もちろんっていう方とは話を進めていきますし。そうでない方はうちじゃない方がいいかもしれないですね、と断ることもあります。」と永田さん。
▲猫の大渋滞。
あえてハードルを高くしているのは、“保護活動は「最後」がとても大事”だから。猫の寿命が延びている今、70歳のおばあちゃんに子猫を飼いたいと言われても、それを簡単に受け入れることはできないのだ。
ただし、高齢の方や一人暮らしの方でも後見人をちゃんとつけられて、話していて信用できると思える方なら譲渡することもあるのだそう。もちろん、形だけの保証人ではなく、トライアルの時には後見人の方にも来てもらって読み合わせをしている。
「ペットというのではなく、本当に家族として思ってくださる方がいいなと思いますね。」人間と同じように大切に育ててくれる里親さんに譲渡したい、というのが永田さんの想いだ。
預かりボランティアさんやミルクボランティアさんの支援も
ねこの間に入ってくる子は、エイズ・白血病・コロナウィルス検査と糞便検査をクリアし、ノミダニ駆除を済ませた保護猫たち。
エイズキャリアの子を受け入れられないことが、当初永田さん自身心苦しかったという。
でも、オープンして1年半ほどたった頃、エイズキャリアの子を2匹飼っているご近所の方が一時預かりボランティアやるよーと声をかけてくれた。それ以来、エイズ検査で引っかかった子は預かりボランティアさん宅に預け、エイズでも気にしないよ!という方とお見合いを行っている。
その他にも、ハンデのある子でねこの間では受け入れが難しい子の受け入れや、子猫のミルクボランティアさんもねこの間をサポートしている。
▲現在、預かり中の愛之助くんと誠くん。めでたくトライアルが決定。
▲こちらは全盲のひかりちゃん。今は材木座の預かりボランティアさん宅で預かってもらっているそう。
▲ミルクボランティアさん宅にいる4月4日生まれのベビ4匹。カリカリごはんが食べられるようになったらねこの間に入ってくる予定。
今度は幸せになってねっていう気持ちで接してくれるのがすごく嬉しい
▲何度見てもかわいいしか出てこない猫団子@トラジ&イチゴ
「私可能なかぎりお客様とコミュニケーションをするようにしているので、この子明日出ていくんですよーなんて話をするんですね。それを聞いたお客様から「幸せになってねって祈るような気持ちになる」というお言葉をいただいたときはすごく嬉しかったですね。」と話す永田さん。
InstagramなどのSNSでは譲渡された子のその後をこまめに伝えている。
「自分では飼えないけどここに遊びにきてくださって、猫のファンになる方もいらして。譲渡が決まると、別れる前にもう1回って会いにきてくださる方も。だから、譲渡後どうしてるかをアップするとものすごく喜んでご覧になりますね。」
生半可な気持ちじゃ到底飼えない。でも、そんな店主の真剣な猫への想いが感じられるからこそリピーターになるファンの方が多いのだろう。
その子にあったご家庭に行き、愛されている姿を見ると「譲渡して良かった」と思う
「1歳を過ぎて入ってきた黒猫の“バニー”って子がいたんですが、ここではトラにいじめられてしまって、ずーっと不憫な思いをしていたんですね。でも、北鎌倉のお宅に譲渡が決まって、おうちに連れてったとたん、一瞬で顔つきが変わったんですよ。バニーは猫が苦手な子だったんですね。あ、ほかの猫がいないんだって察知すると、目がキラーンって輝いて。もう体中から嬉しいを表現してたんですね。」
里親さんの始めたインスタで写真を見て、その毛艶の良さにびっくりしたという。「甘えたときの顔がもう以前のバニーじゃなくて。あぁ譲渡してよかったーって思いました。ここにいたときのバニーを知ってるだけにね。」
▲バニー。幸せになって本当によかったね。
プライドの高い子は必ず一匹飼いで、とかやっぱりその子にあった環境というのがある。
その子の性格まで考えて、一番環境のいいところを選んでもらえる。猫を大切に想う気持ちがこういうところでもひしひしと感じられる。
営業時間外の猫たちの様子が見れるねこの間YouTubeチャンネル
夜中から明け方の猫たちの様子をのぞき見できるねこの間YouTubeチャンネルは、つい最近始めたばかりの試み。きっかけはお客さまからの声だったとか。
いじめられてないかな?なんて心配していた新入りヒロが、いよと元気に追いかけっこしてる姿なんかもあって、これにはびっくり。え、実は猫かぶってた?みたいな(笑)
シュールな朝ごはんのカリカリアンサンブルにもファンが多いという。是非音量を大にして楽しんでもらいたい。
▲4分半あたりにヒロがいよと追いかけっ子。#動きが早すぎて残像になったヒロ
猫にも逃げ場がある環境がすごく重要
玄関から6mの高低差があるねこの間。永田さんが声をかけると、猛ダッシュでキャットウォークへ駆けあがっていく猫たち。
▲登るときは猛ダッシュ。でも降りるときはそろーりそろーり(*´ω`*)
「お客様がたくさんいて触ってほしくなければ上に上がればいいわけで。猫に逃げ場があることもすごく重要だと思ってますね。」
ねこの間の猫たちは本当にみんなのびのびしていて、一緒の空間にいるだけですごく心地いい。
▲首筋のフォルム選手権NO.1@まるお
「自宅なので、閉店後にキャリーケースやケージに入れるということもない。夜もここで自由に過ごせるんですね。私がこの子たちを飼っているイメージです。だから健康状態も常に見てますし。そのあたりでリラックス感とか影響しているのかもしれませんね。」
保護猫を飼う=本来殺されるはずだった猫を1匹救う
最後に猫をこれから飼いたいと思っている方に向けてメッセージをいただいた。
「保護猫は強いです。早い段階で保護してもらい、ちゃんと医療処置してありますので、健康管理に気をつけて大切に飼っていただければ、たぶんこの子達は長生きすると思います。ペットショップで売られてる子は海外原産の猫たちがほとんど。ベーシックな環境がそもそも違うためか、寿命も比較的短い子が多いように思います。日本にいる猫を飼っていただく選択肢の方がより自然なのではないでしょうか。」と話す永田さん。
「殺処分の数は減ってはいますけど、本来殺されるはずだった子を一匹引き取る気持ちがあれば、ペットショップではなく、保護団体なりこうした保護猫カフェから引き取ってほしい。ねこの間から保護猫を譲渡した里親の皆さんは口をそろえてこうおっしゃいます。『猫助けしたつもりが、実は自分たちが猫に救われている』と。猫という魅力的な生き物と暮らすことで、幸せを感じる人はとても多いんですよ。」
▲店内のランプがとても素敵
さて。今回いただいたのはモーリスメセゲのハーブティ。おすすめのロワイヤルとボンジュールをいただいた。
ぱっと広がるブルーが目にも鮮やか。
決して回し物とかではなく、今まで40ウン年間生きてきたなかで飲んだどんなハーブティよりも美味しかった。ハーブティは薬くさくて敬遠してきたという方にも是非飲んでみてもらいたい♪
三毛猫のシフォンケーキ&ガトーショコラ。どちらもかわいいだけじゃなく絶品。スイーツまでしっかり本格的なのも女子には嬉しい。いくらでもいけてしまう自分の胃には心底びっくり。。
時折聞こえてくるウグイスの鳴き声がなんとも心地いいくつろぎ空間。
店主永田さんの猫愛が詰まったねこの間で、是非お気に入りの猫とふれあって楽しい時間を過ごしてほしい。
鎌倉ねこの間
電話:0467-40-5379
住所:神奈川県鎌倉市笛田6-9-7
営業時間:11:00~18:00(ラストオーダー17:30)
定休日:月曜日、第2・第4火曜日(定休日が祝日の場合は休まず営業)
最寄り駅:鎌倉駅より江ノ電バス・京浜急行バス「打越」
料金:500円/30分 1,000円/1時間 延長250円/15分ごと フリータイム(平日のみ)3,000円(すべて税別)
公式サイト:https://www.kamakuranekonoma.com/
※ここでの利用料金の一部は保護猫の活動資金にあてられます。
※お車でお越しの方は、事前に必ずお電話にて駐車場をご予約ください。
- この記事を書いた人
守重美和
猫ねこ部編集室 編集&ライター保護猫団体の活動を仔細にお届けする「保護猫のわ」・飼い主さんと猫との幸せエピソードをお届けする「なないろ猫物語」の編集担当。
猫を通して「人」の姿にフォーカスした記事をお届けする猫メンタリーライターとして 猫好きシンガーソングライター・嘉門タツオさんへのインタビューをはじめ、街の看板猫、猫カフェ、猫が住める住宅からキャットフードメーカー、ペット防災の専門家、猫雑貨店、猫をモチーフした漫画家さん、年間3000件ものTNRの不妊手術を行っている獣医に至るまで、半年間で約40名以上の猫と関わる方々に幅広く取材を重ねる。