アボダーム キャット「グレインフリー オーシャンフィッシュ&チキン」の原材料・評判・安全性を徹底調査

2018-09-06

猫ねこさん

アボダーム キャット「グレインフリー オーシャンフィッシュ&チキン」の原材料・評判・安全性を徹底調査

猫ねこさん
アボダームの「グレインフリー オーシャンフィッシュ&チキン」は、原材料にアボカドを使っているのが特徴。皮膚や被毛の健康を保つフードですよぉ。
猫ねこ部編集室 ディレクター 木原優子
【監修】ペットフード販売士
猫ねこ部編集室 ディレクター

木原優子

猫ねこ部ディレクターとして猫に関する様々な情報をご提供するなか、特に猫の健康に直結する食事に関する知識を深めるため、ペットフード販売士資格を取得。様々な種類の猫や状況などに合うフードの提案、情報発信を行います。
───
ペットフード販売士:一般社団法人ペットフード協会が認定している認定資格で、ペットフードに関する様々な知識及び情報を習得したペットフードの専門家です。ペットの適正な発育と健康維持・増進に寄与します。

「栄養の宝庫」アボカドを原材料に使用したキャットフード、アボダーム。
アボダームのキャットフードには、以下の7種類があります。

・グレインフリー オーシャンフィッシュ&チキン(成猫用)
・グレインフリー ターキー(成猫用)
・キトゥン(子猫・妊娠/授乳期)

・アダルトチキン(成猫用)
・アダルトサーモン(成猫用)
・ヘアボールケア(毛玉ケア)
・ライトシニア(体重管理)

今回は、アボカド配合で皮膚や被毛の健康を保つグレインフリー オーシャンフィッシュ&チキンについてご紹介します。

基本情報と特徴

アボダーム

アボダーム-グラフ

  • 栄養価の高いアボカド配合グレインフリー、皮膚や被毛の健康を保つ
価格2,912円/1.2kg(1kgあたり約2,427円
原産国アメリカ
第一原料オーシャンフィッシュ
主な成分粗たんぱく質:31.00%以上
粗脂肪:16.00%以上
粗繊維:4.00%以下
エネルギー:364kcal/100g
穀物類グレインフリー
酸化防止剤ビタミンE
ミール、副産物などなし
人工酸化防止剤なし
香料・着色料なし
セルロースなし
賞味期限未開封:パッケージに記載
開封後:1ヶ月目安
販売元株式会社BIペットランド

原材料と成分

オーシャンフィッシュ、えんどう豆、タピオカ、えんどう豆粉、乾燥チキン、鶏脂肪、トマト繊維、乾燥アボカド果肉、ナチュラルフレーバー、亜麻仁、塩、、チコリー根、イヌリン、塩化カリウム、ビタミン(塩化コリン、ビタミンE、ナイアシン、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンK、ビタミンA、ビタミンB6、パントテン酸カルシウム、ビタミンB2、ビオチン、ビタミンB12、ビタミンD3、葉酸)、ミネラル(硫酸鉄、亜鉛アミノ酸キレート、硫酸亜鉛、鉄アミノ酸キレート、硫酸銅、亜セレン酸ナトリウム、銅アミノ酸キレート、硫酸マンガン、マンガンアミノ酸キレート、ヨウ素酸カルシウム)、アボカドオイル、タウリン、パセリ、海藻、メチオニン、ユッカエキス、イノシトール

粗たんぱく質31.0%以上
粗脂肪16.0%以上
粗繊維4.00%以下
水分10.00%以下
粗灰分7.5%以下
マグネシウム0.11%以下
亜鉛150mg/kg以上
ビタミンE110mg/kg以上
タウリン0.15%以上
アスコルビン酸50mg/kg以上
オメガ6脂肪酸3.00%以上
ビタミンA20,467IU/kg
ビタミンD1,499IU/kg
ビタミンE110IU/kg
チアミン(B1)11.07mg/kg
リボフラビン(B2)9.54mg/kg
パントテン酸16.20mg/kg
ナイアシン69.30mg/kg
ピリドキシン63.18mg/kg
葉酸4.61mg/kg
ビオチン0.11mg/kg
ビタミンB120.05mg/kg
コリン3795.30mg/kg
カルシウム1.60%
リン1.10%
カリウム0.66%
ナトリウム0.50%
塩化化合物0.64%
0.50%
マグネシウム0.10%
135mg/kg
12.50mg/kg
マンガン20.00mg/kg
亜鉛175.00mg/kg
ヨウ素2.50mg/kg
セレン0.50mg/kg
アルギニン1.55%
リジン1.08%
メチオニンとシスチン1.22%
メチオニン0.71%
トリプトファン0.24%
ヒスチジン0.72%
ロイシン3.22%
イソロイシン1.18%
フェニルアラニン&チロシン1.38%
フェニルアラニン1.35%
スレオニン1.02%
バリン1.44%

栄養価の高いアボカド配合グレインフリー、皮膚や被毛の健康を保つ

最大の特徴は原材料にアボカドを使用していることです。
このアボカドですが、「猫に食べさせると危険」なものとなっています。

数あるキャットフードのなかでもアボカドを使っているメーカーは非常にレア!
というのもアボカドは「猫に食べさせちゃいけないもの」と言われており、アボカドに含まれる「ペルシン」という成分が猫にとって猛毒なのです。
しかし全てのアボカドが毒なのではなく、「ペルシンの多い葉や種子」が毒なのです。

アボダームに使われるアボカドは、葉、果実、樹皮、茎などを除いた果肉のみで、アボカドオイルも皮や種子から完全に切り離した完熟果肉より抽出しています。
また、ペルシンの多いグアテマラ種のものを使用しないなど、安全性には十分に配慮されたアボカドかつ、安全な部位を使用しているのです。

アボダームがアボカドにこだわる理由は2つあります。
ひとつは、アボカドには動物たちの皮膚&被毛の健康に役立つ成分が含まれているから。
もうひとつは、非常に栄養価が高い食材だからです。

「森のバター」と呼ばれる食べ物ですので、毒の部分さえ取り除けば、

「ごぼう1本分、レタス2本分の食物繊維」
「余分な塩分を排出するカリウム」
「被毛に艶を与えるトリプトファン」
「活性酸素を抑えるビタミンA、E、C」
「抗酸化作用のあるビタミンE、セレン」
などなど栄養満点スーパー食材なのです。

猫ねこさん
アボカドと聞くと「食べていいの?」と思うかもしれませんが、種類や部位によっては安全で栄養価の高い優れたフルーツなんですよぉ。ただ、あくまでアボダームに使ってるアボカド=安全なのであって、日本に出回っているアボカドはほとんどがグアテマラ産なので注意してくださいねぇ。
知らなかったですっ。アボカドが入ってるなんて珍しいですよね。安全なものって聞いて安心しました!
クロベエ

魚の次に多いのが豆類、過去にリコール

第一原料のオーシャンフィッシュに次いで多いのが豆類となっています。
配合率が公開されていないのですが、植物性たんぱく質が多く含まれているかもしれません。
猫の必須栄養素は肉や魚などの動物性食材にしか含まれておらず、吸収率からしても動物性たんぱく質が多いほうが好ましいでしょう。

過去にサルモネラ菌汚染でリコールがあったのも気になる点。
その後、リコール情報はありませんが、安全性を考えるとやや不安が残ります。

また、30年以上のアボダームの歴史の中で、グアテマラ産を使っていないことからアボカド中毒の報告は一度も確認されていません。
しかし、アボカドを猫に与えることに抵抗がある方は控えたほうが良いかもしれませんね。

【獣医師監修】猫に食べさせてはいけない食品【保存版】
人間には害がなくても私達には有毒なものはいっぱい。特に「ネギ類」「アボカド」「カカオ類」「人間用サプリメントや薬」は死に...

生産者情報

アボダームを製造しているのは、アメリカのペットフード社「ブリーダーズチョイス社」。

1970年代、アメリカでスキントラブルに悩む愛犬たちが増加。
「毎日の食事でやれることはないか」
当時サンフランシスコ動物園で飼育係をしていたブリーダーズチョイス社のハロルド社長がそう考えたのがきっかけです。

動物にとって安全で消化しやすい自然食の製造メーカーとして経営をスタート。
以来、今日まで化学防腐剤、合成着色料、人工添加物を一切使わずフードを作り続けています。

ブリーダーズチョイス社の拠点、カリフォルニアはアボカドの産地。
やがて調査の結果、アボカドには動物たちの皮膚&被毛に有効な成分が含まれることがわかります。
その後研究を重ね、愛犬の皮膚&被毛トラブルの改善と予防のために、アボダームを開発。
1982年に、キャットフードの製造もスタートしています。

リコール情報

2012年、サルモネラ菌汚染でリコールがありました。
以来、リコール情報はありませんが、安全性にはやや不安が残りますね。