- キャットタワーってほんとにいろんな種類がありますよねぇ。最近足腰が弱くなったんで、高いところは登りづらくて・・・。我が子にはどんなキャットタワーがあうのか、一緒に見ていきましょう~。
猫飼いさんの必須アイテムと言えば、キャットタワー。
据え置きタイプや突っ張りタイプ、大型、スリム、低めタイプ、素材もファー生地から木製までさまざまなので、いったいどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、一級建築士で猫住宅のプロである清水満さんに、キャットタワーの選び方のポイントを伺いました。こちらをもとに、Amazonや楽天などの通販サイトで人気のおすすめ商品を徹底比較。
記事の後半では、実際にキャットタワーを使っている飼い主さんの声もご紹介しています。
猫にとっても飼い主さんにとっても使いやすい”ベスト”なキャットタワーを、是非探してあげてくださいね。
飼い主さんに聞いた!キャットタワーに関するアンケート結果を発表
猫ねこ部では、Twitterユーザーさんを対象にキャットタワーについてアンケートをとりました。
まずは、「お家にキャットタワーはある?」という質問の結果から。
<対象期間:2020年7月16日~21日 対象人数:291人>
ある | 205人(70.4%%) |
ない | 86人(29.6%) |
約7割の飼い主さんがキャットタワーを持っているという結果となりました。
上下運動を好む猫に必要なのは、広さよりも縦の「空間」。家にキャットタワーがあれば、猫本来の欲求を満たし、運動不足やストレスの解消になります。
また、ハウスやベッド、ハンモックなどは、誰にも邪魔されないパーソナルスペースにも。
キャットタワーは、猫にとって「あると嬉しい」猫グッズなのです。
続いては、キャットタワーを持っている方に伺った「キャットタワーを選ぶときの決め手」について。
<対象期間:2020年7月16日~21日 対象人数:178人>
安全性 | 78人(43.8%) |
デザイン性 | 51人(28.7%) |
値段 | 41人(23.0%) |
組み立てやすさ | 8人(4.5%) |
最も多かったのは安全性。毎日使うものだからこそ、楽しく安全に遊べるものを選んであげたいですよね。
デザイン性や値段ももちろん大切ですが、土台が安定していていてグラつきはないか、登り降りしやすい形状かどうかなどを事前にしっかりチェックしておきたいところです。
キャットタワーの選び方6つのポイント
アンケート結果からも分かるように、キャットタワーの安全性は選ぶときの大事なポイントとなります。
とはいえ、キャットタワーとひとくちにいっても種類も値段もさまざま。
実際にどのような点に気をつけて選べば良いのか、そのポイントについて見ていきましょう。
- 高さ・棚板のサイズ|猫の年齢や体格、運動量、頭数にあわせて
- 設置方法・サイズ|お部屋のスペースや安定性、猫の体格を考えて
- 素材|滑りにくい素材を選ぶ
- 付属品|手持ちの猫グッズや猫の性格にあわせて
- 組み立てやすさ|大型のものや複雑な構造のものは注意
- メンテナンス|お手入れのしやすさや消耗パーツの交換時期・費用をチェック
高さ・棚板のサイズ|猫の年齢や体格、運動量、頭数にあわせて
出典:Amazon
キャットタワーを選ぶときにまずチェックしたいのが「高さ」。
猫の年齢や体格、運動量、頭数にあわせて選ぶことが大切です。
まだ身体能力の高くない子猫や運動量の少なくなった7歳以上のシニア猫、ジャンプが苦手な猫には、無理なく登り降りできる低めのキャットタワーを選ぶと安心です。
登り降りしやすいステップ台がついているものなら、足腰の弱くなったシニア猫でも使いやすいでしょう。
一方、運動量が多く活発な成猫には、なるべく背の高いものを。
活発な猫を複数匹飼っている場合は、背が高いだけでなく、ツインベッドやハンモックなどくつろぎスペースがたくさんあるキャットタワーがおすすめです。
また、棚板の幅や奥行のサイズもあらかじめチェックを。
高齢猫や体格の大きい猫の場合は、安心して登り降りできるように広めのものを選ぶと良いでしょう。
設置方法・サイズ|お部屋のスペースや安定性、猫の体格を考えて
キャットタワーの設置方法には「据え置きタイプ」と「突っ張りタイプ」があります。
それぞれに特徴がありますので、お部屋のスペースや安定性、猫の体格などを考えて選ぶようにしましょう。
据え置きタイプ|底の厚みがあり柱の本数が多いものを選ぶ
出典:Amazon
安定性で選ぶなら断然「据え置きタイプ」がおすすめです。
頑丈に作られているものが多く、突っ張りタイプと比べて移動も簡単なので、模様替えなどで家具の配置を変えるときにも便利です。
ただし、底の厚みがあり柱の数が多いものを選ぶのがポイント!
底が薄く柱の本数が少ないタイプだと、グラつきやすく猫がよじ登っているときに倒れてしまう危険性があります。
特に、大型の猫を飼っている場合は、土台がしっかりしている安定性の高いものを選ぶと安心です。
また、床面積があまり広くないお部屋の場合には、省スペースでも設置可能なスリムタイプが◎。
突っ張りタイプ|床面積の広くない部屋でも設置しやすい、突っ張り具合はこまめにチェック
出典:Amazon
床から天井まで届く「突っ張りタイプ」は、高さを出せるのが特徴。
猫は野生時代の名残から、「安全で落ち着く」高いところが大好き。そんな猫の本能を満たしてあげることができます。
床面積の広くないお部屋に設置しやすいのも、突っ張りタイプのメリット。
設置スペースが限られていても、十分運動できる環境を整えてあげることができますよ。
ただし、突っ張りが緩むと倒れてしまう危険性があるので、こまめに突っ張り具合を確認する必要があります。
特に大型猫の場合、突っ張りが緩みやすいのでご注意を。
また、なかには天井に穴をあけなければならないものもあるので、設置方法についてはあらかじめチェックしておきましょう。
素材|滑りにくい素材を選ぶ
出典:Amazon
猫が足を滑らせたりしないよう、安全な素材かどうかもチェックを。
キャットタワーの多くはパイル地やフェルト地など滑りにくい素材になっていますが、デザイン性の高い商品のなかには滑りやすい素材のものも。
お部屋のインテリアを邪魔しないウッド素材などは素敵ですが、つるつるの棚板だと滑って落下してしまう危険性もあるので注意しましょう。
付属品(ハンモック・ハウス・爪とぎ・おもちゃなど)|手持ちの猫グッズや猫の性格にあわせて
出典:Amazon
キャットタワーのなかには、ハンモックやハウス、爪とぎなどがついたものも。
「爪とぎは他に用意してあるからシンプルに登り降りできるものがいい」「のんびり屋さんなので、ハウスやハンモックがあると喜んでくつろいでくれそう」
など、手持ちの猫グッズや猫の性格にあわせて選ぶと良いでしょう。
爪とぎ付きのものであれば、猫が部屋の壁や家具などを傷つけてしまう心配もありません。
爪とぎにはさまざまな素材がありますが、爪が引っかかりやすい「麻紐」タイプがおすすめです。
立ち上がって爪とぎをする猫の場合、爪とぎしづらくないようステップとステップの間に十分な間隔があるかどうかもチェックしましょう。
また、キャットタワーに吊り下げ式のおもちゃが付いているものもありますが、遊びに夢中になりすぎて落下してしまう危険性もあるのでご注意を。
万が一の事故に備え、キャットタワー周辺には危険なものを置かないようにしましょう。
カーペットなどを敷いておくと安心ですね。
組み立てやすさ|大型のものや複雑な構造のものは注意
キャットタワーは、自宅に届いてから自分で組み立てるものがほとんど。
ハンモックやハウスなどの付属品が多く複雑な構造のものは、組み立てにも時間がかかります。
特に、女性ひとりで組み立てるような場合、大型のものや突っ張りタイプなどはなかなかハードルが高いもの。
口コミなどを参考に、あらかじめ組み立てやすさをチェックしておきましょう。
説明書が丁寧かどうか、特殊な工具が必要かどうか、なども確認しておきたいポイントです。
メンテナンス|お手入れのしやすさや消耗パーツの交換時期・費用をチェック
メンテナンスしやすいかどうかも大切です。
特に起毛素材の場合、抜け毛がつきやすいのでこまめな掃除がかかせません。
なるべくハウスやトンネルなどのパーツが下部についているものを選ぶと、掃除しやすいでしょう。
また、消耗パーツが用意されているかどうか、パーツ費用はどうか、などもあらかじめチェックしておきたいところ。
衛生的にかつ安全性を保つためにも、メンテナンスにかかる手間や費用を考えて選ぶようにしましょう。
- 種類がたくさんありすぎて迷っちゃいますねぇ。猫の性格とか年齢、体格なんかによっても使いやすいキャットタワーは全然違ってくるんですねぇ。
- うちは多頭飼いだから大型のものなんですけど、激しすぎてすでにボロボロ^^消耗品パーツやお手入れなんかも考えて選ばないとですねっ。。。
プロに聞いた!キャットタワーの設置場所の注意点
- 猫は高い所が好きとよく言われていますが、ただ高い所があればいいというわけではなく、高い所に行く理由や目的が猫にはあります。
- 置き場所によってはすぐに飽きて使わなくなる可能性も。
- 高い所にいることで好奇心が刺激されたり、安心感を得られるようなところが猫のお気に入りの場所となります。
室内で猫が一番刺激を受ける場所と言えば外が見える窓際です。
- 風に揺れる樹木、飛んでいる鳥、犬と散歩している人など猫が見て楽しめる刺激がいっぱいです。
- 窓を開けると網戸越しに入る外の風や匂いなどの刺激も猫は大好きです。(網戸には脱走防止対策をキッチリして下さいね)
また、猫は飼い主さんや家族を上の方から見ることも大好きです。
- キッチンで料理している姿、TVを見て楽しんでいる姿など家族の日常が見られる場所に置くと猫も安心できて良いでしょう。
キャットタワーが大きくて邪魔だからと、部屋の隅やいつも使わない部屋に置くと、最初は好奇心で使いますが猫も飽きてそのうちに使わなくなりますよ。
爪とぎが付いているキャットタワーですが、猫の爪とぎには自分の縄張りを主張するマーキングの意味もあるので、部屋の隅ではなく中央に置く方が本来良いです。
- ただ、人間の生活もあるので部屋の中央にデンと置くことはなかなか出来ないですよね。
猫の性格や季節によってもお気に入りの場所が変わるので、キャットタワーを使わないからとあきらめないで、置き場所を変えて試してみることも大切です。
- また、部屋の家具とキャットタワーを組み合わせるのも猫が遊べる範囲が広がるのでおススメです。
おすすめキャットタワー
ここからは、Amazonや楽天などの通販サイトで人気のキャットタワーを設置方法別でご紹介していきます。
上でご説明した選び方のポイントを詳しく調査して比較していますので、是非参考にしてくださいね。
※価格は購入する時期やショップによって変わる可能性があります。
据え置きタイプ
アイリスプラザ キャットランド 据え置き ハンモック付き
- お手頃価格の据え置き型
- 高すぎず場所をとらない省スペースタイプ
- 付け替え簡単な紐付きおもちゃがたくさん
- 安定感抜群のハンモック付き
- 爪とぎポールは3か所に
価格 | 4,680円(税込) |
設置タイプ | 据え置き |
素材 | ファー生地他 |
サイズ | 幅約70×奥行約45×高さ約155cm |
部品の交換 | なし |
爪とぎ | あり |
お手頃価格で人気の据え置き型キャットタワー。
高さは155cmと圧迫感のない程良い高さで場所もとらないので、お部屋が狭くても設置しやすいのが◎。
お昼寝にぴったりな隠れ家ハウス、紐付きのおもちゃなど、猫が喜ぶ仕掛けもたくさん。
ハンモックは棚板に直接繋がっているタイプなので、グラつきにくく安心です。
ただし、表面のファー生地が「猫の引っ掻きで無限にほつれる」などの口コミもあるので、こまめなお掃除は必須かもしれません。
また、台座やハウス、ハンモックなどのサイズはそれほど広くないので、大型の猫ちゃんや多頭飼いには少し狭く感じるかも。
アイリスプラザ キャットタワー 据え置き ハンモック CCCT-6060S
- 遊び場たくさん!多頭飼いにおすすめの据え置き大型タイプ
- 6本の支柱で安定感抜群!
- 高さ約3.5cmの縁付きで安心のくつろぎ屋上スペース
- ハンモック、小部屋は2つずつ
- お手入れしやすいファブリック生地タイプ
価格 | 13,980円(税込) |
設置タイプ | 据え置き |
素材 | 布材:ポリエステル、パイプ部:PP芯材・麻紐巻き、ボード:MDF |
サイズ | 幅59.5×奥行59.5×高さ198.5cm |
部品の交換 | なし |
爪とぎ | あり |
ハンモックに小部屋など、遊び場たくさん!多頭飼いにおすすめな据え置き型大型タイプ。
3.3cmの厚底の土台、6本の支柱でしっかりと支えているので安定感抜群。
安心して猫ちゃんたちを遊ばせてあげられるのが嬉しいですね。
高いところが大好きな猫ちゃんに嬉しい屋上のくつろぎスペースは、寝返りを打っても落下しないよう高さ約3.5cmの縁付きに。
ポールはすべて麻縄の爪とぎになっているので、好きなときに好きな場所で爪とぎできるのも◎。
ソファなどにも使われているファブリック生地なので、ファータイプよりはお手入れも簡単です。
ただ「爪が引っ掛かりにくく滑りやすい」という口コミもあるので、その場合はタオルなどで工夫すると良いかもしれません。
FEANDREA キャットタワー 据え置き NPCT60H
- 太くて壊れにくい天然サイザル麻を使った爪とぎ
- 角を全て丸くした安心のデザイン
- 見晴らしの良い高台、くつろぎハンモック、大きめの隠れ家
- 転倒防止用帯付き、ネジで壁固定もOK
価格 | 6,930円(税込) |
設置タイプ | 据え置き |
素材 | 支柱-紙管、麻紐/張り材- ポリエステル/板材-パーティクルボード |
サイズ | 幅55×奥行き44×高さ138cm |
部品の交換 | あり |
爪とぎ | あり |
見晴らしの良い高台、2番目の平台、くつろぎハンモック、大き目の隠れ家と猫の喜ぶ仕掛け満載の据え置き型キャットタワー。
一台一台心をこめて職人が手作りしており、口コミでも対応の細やかさが高評価のブランドです。
ストレス解消に必須の爪とぎには、直径4mmの太くて壊れにくい天然サイザル麻を採用。
猫ちゃんが思いっきりがりがりしてもへたりにくいのが嬉しいですね。
爪とぎはポールはもちろん土台部分にも設置されています。
部品だけの注文もできるのも嬉しいポイント。
猫ちゃんの成長とともに長く大切に使っていきたくなるキャットタワーです。
ottostyle.jp キャットツリークラウン170
- 見晴らし抜群!3つの台座付き、高さ170cmの据え置きタイプ
- お好みで選べる2か所のハウス付き
- パーツ購入でオリジナルタワーにカスタマイズもOK
- オプションで最上段に窓付き渡り板を取り付け可能
価格 | 6,930円(税込) |
設置タイプ | 据え置き |
素材 | 支柱:紙管、紐巻き又は布巻き 張り材:生地(ポリエステル) 板材:パーティクルボードポリエステル/アルミ/スチール他 |
サイズ | 幅55cm×奥行88cm×高さ170cm |
部品の交換 | あり |
爪とぎ | あり |
見晴らし抜群!3つの台座付き据え置き型キャットタワー。
高さ170cmの頂上からはお部屋のなかをぐるりと見渡すことができるので、高いところが大好きな猫ちゃんには特におすすめです。
台座の下にはおもちゃもついていたりと嬉しい工夫も。
隠れ家ハウスはこじんまりタイプ、広めタイプの2種類用意。
猫ちゃんの体格やお好みにあわせてのんびりくつろげますよ。
支柱の単品購入が可能なので、使っていくうちにボロボロになってしまっても安心。
ハンモック、窓付板などのパーツも取り付けられるので、猫の成長に合わせてお好みのキャットタワーにカスタマイズすることも。
「キャットタワーの匂いが気になる」という口コミもあったので、その点は少し注意して購入した方が良いかもしれません。
キャットタワー 据え置き stadium スタジアム 194cm Sクラス
- 厚さ40mmの底板、支柱6本で抜群の安定感
- 板材には頑丈で耐久性のあるMDF素材を採用
- 曲がりづらい耐久型ハンモック
- 天板は高さ10cmの落下防止柵付き
- 猫の動線をとことん追求したつくり
価格 | 16,990円(税込) |
設置タイプ | 据え置き |
素材 | 紙管、綿、ポリエステル、MDF、PP、スチール |
サイズ | 約69×61×高さ194cm |
部品の交換 | あり |
爪とぎ | あり |
「頑丈さ」と「猫ちゃんの安全」へのこだわりで人気のキャットタワースタジアム、高さ194cm据え置き型。
厚さ40mmの底板で土台に重みがつき抜群の安定感に。
さらに、頑丈な6本の支柱が背の高いキャットタワーをしっかり支えます。
また、多くのキャットタワーに使われているパーティクルボードではなく、耐久性の高いMDF素材を使っているのも特徴のひとつ。
そのぶん値段はあがりますが、安全性が高いのはなにより嬉しいポイントです。
そのほか、ハンモックはフレームを太くし溶接箇所を増やすなどして、曲がりづらい仕様に。
スムーズに頂上まで登れる道を意識して設計するなど、猫の動線を考えて作られているので、楽しい遊び場として大活躍しそうですね。
「大運動会を繰り広げるやんちゃな猫多数、今までのキャットタワーはあっという間にボロボロになってしまって…」
そんなお悩みを持つ飼い主さんには特におすすめの商品です。
マウ(Mau)タワー エスカリエ ベージュ mt-002-be
- シニア猫やジャンプの苦手な猫に嬉しいローステップの広い階段タイプ
- 高さ131cmの低めタイプ
- 厚さ3.5cmの台座で頑丈に
- 入口が大きくて入りやすいハウス
- 部品交換OKで末永く使える
価格 | 14,000円(税込) |
設置タイプ | 据え置き |
素材 | 台座・ステップ台:集成材に生地貼り ハウス:集成材に生地貼り ポール:紙管に麻縄巻き |
サイズ | 幅55×奥行75×高さ131cm |
部品の交換 | あり |
爪とぎ | あり |
足腰の弱くなったシニア猫やジャンプの苦手な猫でも使いやすい、階段式&ローステップのキャットタワー。
すべての段差が30cm未満と低いので登りやすく降りやすいのが特徴。
さらに猫ちゃんが2匹乗っても十分に余裕のある広いステップ台なので、踏み外しなどの心配もありません。
厚さ3.5cmの台座なので安定感も抜群。高さは成人女性の平均身長よりも低い131cmなので、組み立ても比較的簡単です。
ゆったり寝そべることができる大きめのハウスも、大型の猫には嬉しいポイントですね。
爪とぎポール、ハウス、台座やステップなど部品はすべて交換可能。
値段は少し高めですが、猫の成長にあわせてメンテナンスしながら末永く使えることを考えると、とてもコスパの良い商品と言えるかもしれません。
FEANDREA キャットタワー スロープ付き 95cm NPCT40W
- 床に必要なスペースはわずか45×45cmのコンパクトタイプ
- 子猫やシニア猫も登り降りしやすい爪とぎスロープ付き
- 高台は支柱2本でしっかりサポート
- 肉球をイメージしたかわいい棚板
- 女性でも簡単に組み立て可能
価格 | 5,980円(税込) |
設置タイプ | 据え置き |
素材 | 支柱-紙管、麻紐/張り材- ポリエステル、板材-パーティクルボード |
サイズ | 幅49×奥行49×高さ95cm |
部品の交換 | あり |
爪とぎ | あり |
わずか45cm×45cmの省スペースで設置できるコンパクトタイプ。
ケージに入れて使えるタワーをお探しの方にもおすすめです。
高さも95cmと低く、女性でも取扱説明書を見ながら比較的簡単に組み立てできるのが特徴。
見晴らしの良い高台は支柱2本でしっかり支えているので、グラつきもなく安心して遊ばせることができます。
爪とぎにもなっているスロープ付きなので、子猫やシニア猫なども登り降りしやすいのが嬉しいですね。
Μωρo(モロ)富士山のようなハウス キャットタワー 172cm
- 富士山のような猫ハウス、2つのハンモック付き
- ふみふみしたりリラックスできるベッド
- 環境に優しいCARB-P2級パーチクルボード
- 11箇所の爪とぎ、耐久性の高い天然サイザル麻を使用
- 転倒防止用の帯付き、ネジで壁に固定可能
価格 | 8,850円(税込) |
設置タイプ | 据え置き |
素材 | 台座・ステップ台:MDF、ポリエステル、集成材に生地貼り ポール:紙管に麻縄巻き ハンモク:ポリエステル、スチール |
サイズ | 幅60×奥行50×高さ172cm |
部品の交換 | なし |
爪とぎ | あり |
狭いところが大好きな猫ちゃんに嬉しい富士山のような猫ハウスが付いたキャットタワー。
てっぺんにはふみふみしたりリラックスできるベッド、2個のハンモックやポンポンもついていたりと遊べる工夫も満載。
爪とぎは11箇所もあるので好きなときに好きな場所でできるのも◎。
耐久性の高い直径4mmの天然サイザル麻を使っているので、どんなにガリガリしても壊れにくく猫ちゃんの爪を傷つける心配もないのが嬉しいポイントです。
転倒防止用の帯が付いていて、ネジで壁に固定することができるので、万が一のときも安心。
ベージュ、ライトグレー、ダークグレーとインテリアになじみやすいおしゃれなカラーが揃っているので、お部屋に合わせて選ぶことができますよ。
RAKU 猫用爪とぎ キャットタワー ダンボールハウス
- 通気性が良く保温効果のあるダンボールキャットタワー
- 高圧縮ダンボールなので頑丈なつくり
- 工具不要!約10分で組み立てOK
- ストレス解消になる爪とぎ付き
- 肉球型の可愛い小窓
価格 | 4,280円(税込) |
設置タイプ | 据え置き型 |
素材 | 高圧縮ダンボール |
サイズ | 幅53.5×奥行33.5×高さ71cm |
部品の交換 | なし |
爪とぎ | あり |
頑丈なダンボール素材の据え置き型キャットタワー。工具不要!約10分で組み立てできるのが最大の特徴。
通気性が良く保温性が高いので、季節を問わず使えるのが◎。
最高荷重は40kgなので大型の猫ちゃんでも大丈夫。中は数匹の猫が同時に入って遊べるほど広々としていて、猫たちの楽しい遊び場に。
「キャットタワーが欲しいけど組み立てられるか不安…」そんな女性の方に優しい商品です。
PAWZ Road キャットタワー 交換用フェルト付き 交換用ポンポン付き
- 交換用猫ハウス、ボール付き
- 上部のクッションは丸洗いOK
- 爪とぎポールと爪とぎスロープ付き
- 耐久性のあるサイザル麻を使用
- 猫ハウス2か所で多頭飼いにも
価格 | 5,980円(税込) |
設置タイプ | 据え置き |
素材 | – |
サイズ | 40×50×86cm |
部品の交換 | あり |
爪とぎ | あり |
高さ86cmとコンパクトながら機能満載の据え置き型キャットタワー。
交換用おもちゃ、交換用フェルトハウス付きなのでボロボロになっても安心で経済的。
上部のクッションは取り外して丸洗いできるのも嬉しい工夫です。
狭いところが大好きな猫ちゃん用に2つの隠れ家を用意。
登りやすいステップの配置、広いステップ台、爪とぎスロープなど子猫からシニア猫まで安心して使うことができます。
40×50cmの広々台座なので、大型の猫ちゃんでもゆっくりとくつろげますよ。
突っ張りタイプ
ottostyle.jp キャットツインタワー EAGLE TWIN TOWER
- 見晴らし抜群!3つのハンモック
- パーツを交換しながら長く使える
- ゆったりくつろげる隠れ家
- カスタマイズでハンモックの増設や支柱の紐巻きも可能
- 角が丸く加工されているので安心
価格 | 7,920円(税込) |
設置タイプ | 突っ張り |
素材 | 本体/ポール部分:紙管 その他:パーティクルボード、他 張り材:生地(ポリエステル)、下段ポール(麻) |
サイズ | 幅123×奥行40×高さ235~255cm ※天井までの高さが235~255cmの間で設置可能 |
部品の交換 | あり |
爪とぎ | あり |
天井までそびえたつ圧巻のツインタワーが猫の攻略心をくすぐる突っ張り型キャットタワー。
秘密の小部屋や3つのゆらゆらハンモックなど、猫ちゃんの喜ぶ仕掛けが満載。
高いところが大好きな猫ちゃんに特におすすめの商品です。
支柱などのパーツは一個単位で購入できるので、爪とぎなどでボロボロにされても交換しながら末永く使えるのが特徴。
ハンモックなどを増設して、お好みのキャットタワーにカスタマイズできるのも嬉しいですね。
ただし、「大きめの子が乗るとハンモックが傾く」などの口コミも。
大型の猫ちゃんの場合は少し注意した方が良いかもしれません。
RAKU 木登りタワー 突っ張り 228~244cm&245~265cm2種類選択可 スリム
- 天井への穴あけ不要!超省スペース型突っ張りタイプ
- 228~244cm、245~265cmの2タイプから選択可
- 爪が引っ掛かりやすい麻紐製
- 二枚組の台座で安定感抜群
- アクリルのキャットタワー用宇宙船取り付け可
価格 | 8,480円(税込) |
設置タイプ | 突っ張り |
素材 | MDF、麻縄、紙管、ポリエステル、スチール 支柱は全て麻縄巻き(サイザル麻100%) |
サイズ | 本体・高さ228-244cmと245-265cmの2タイプ(調節可能)、台座・幅38×奥行38×厚さ5cm、柱・径9cm、棚板・幅31×奥行41×厚さ5cm |
部品の交換 | あり |
爪とぎ | あり |
天井まで届く巨大ポールが猫の木登り心をくすぐる突っ張り型キャットタワー。
場所をとらないので、お部屋が狭くても設置しやすいのが嬉しいですね。
天井への穴あけ不要な突っ張りタイプなので、組み立ても比較的簡単。
お部屋の天井の高さに合わせて、228~244cm、245~265cmの二種類から選べます。
別売りのアクリル素材宇宙船型パーツも人気。
モフモフなお腹を360°視野で心ゆくまで楽しめますよ。
アイリスプラザ キャットタワー 突っ張り ツイン ベージュ H223×W78×D54cm
- 2本のポールでダブル固定の突っ張りタイプ
- お部屋の隅にぴったり収まるので省スペースで設置OK
- ハウスは全ての面が板張りで丈夫
- 麻縄の爪とぎポール
価格 | 7,607円(税込) |
設置タイプ | 突っ張り |
素材 | ファー生地他 |
サイズ | 幅約78×奥行約54×高さ約223~248 |
部品の交換 | なし |
爪とぎ | あり |
お部屋の隅にぴったり収まる、省スペース設置OKの突っ張り型キャットタワー。
2本のポールでしっかり固定しているので、やんちゃな猫ちゃんでも安心の安定感です。
くぐって遊べるトンネル、登りやすい棚板、狭いところ好きの猫ちゃんに嬉しい隠れ家など、猫の喜ぶ仕掛けがたっぷり。
組み立ても付属の工具を使えば比較的簡単にできるようです。
「やや滑りやすい素材」などの口コミもあったので、気になる場合は滑り止めなどの工夫が必要かもしれません。
マウ(Mau)タワー トルテ ホワイト/ピンク mt-008
- すっきり高いスリムタイプの突っ張り型
- 54cmの麻ポールを5本使用で爪とぎも
- 部品交換できるので末永く使える
- ツリーハウスのような展望台
- シンプルなホワイトカラー、可愛いピンクカラー
価格 | 14,600円(税込) |
設置タイプ | 突っ張り |
素材 | 台座・ステップ台:集成材に生地貼り ハウス:集成材に生地貼り ポール:紙管に麻縄巻き |
サイズ | 直径約90cm(ステップ台を全て広げたサイズ) 対応天井高:237~288cm(推奨237~275cm) |
部品の交換 | あり |
爪とぎ | あり |
すっきり高いスリム設計の突っ張り型キャットタワー。全体が丸いフォルムなので、高さはあっても圧迫感を感じさせないデザインに。
高い位置にハウスが付いているので、高いところ大好きな猫ちゃんには特に喜ばれそうですね。
一番上の台座のみ裏面にも生地が貼られているので見た目も◎。
落ち着いたピンクカラー、シンプルでどんなお部屋にもなじみやすいホワイトの2色から選べますよ。
爪とぎポールやハウス、台座などはすべて部品交換可能。
猫ちゃんの成長にあわせて消耗品を交換しながら、末永く使えるのも嬉しいポイントです。
キャットタワー ハピネコ 高さ230~253cm 全面麻紐ファブリック
- 230~253cmの突っ張り式
- お部屋の雰囲気になじみやすいファブリック生地タイプ
- 支柱には全面に麻紐を使用
- くつろぎのハンモック、ハウス
- 子猫やシニア猫でも登り降りしやすい階段
価格 | 8,999円(税込) |
設置タイプ | 突っ張り |
素材 | 支柱 : 紙管、麻紐 張り材 : ファブリック生地(ポリエステル) 板材 : パーティクルボード |
サイズ | 幅60×奥行40.5×高さ225~255cm ※天井までの高さが230~253cmの範囲で設置可能 |
部品の交換 | – |
爪とぎ | あり |
お部屋のインテリアになじみやすいファブリック生地の突っ張り式キャットタワー。
キャットタワーの支柱には全面に麻紐を巻いているので、どこでも爪とぎできて上段まで登りやすいのがポイント。
狭いところが大好きな猫ちゃんに嬉しいハウスや、くつろぎのハンモック、猫心をくすぐる覗き穴など猫の喜ぶ工夫が目白押し!
子猫やシニア猫に優しい階段がついているのも◎。
ふわふわのファー素材よりお手入れが楽なのも嬉しいポイントです。
ボンビアルコン(Bonbi)キャットポール
- 場所をとらない省スペース突っ張りタイプ
- インテリアになじみやすいモダンなデザイン
- 直径約35cmのくつろぎハンモック
- 棚板やハンモックは好みのレイアウトに変更可能
- 220~265cmまでの天井に対応可
価格 | 16,300円(税込) |
設置タイプ | 突っ張り |
素材 | 本体、脚、高さ調整パイプ、ハンモック金具、フレーム:スチール(粉体塗装) 棚板:パーティクルボード/ポリエステル生地化粧貼り ハンモック:ポリエステル生地縫製品 天井押さえ:P.A樹脂 |
サイズ | 幅53×奥行70×高さ220~265cm |
部品の交換 | あり |
爪とぎ | なし |
場所をとらない省スペース設置型の突っ張り式キャットタワー。
ジョイントしてネジ止めだけの簡単設置で、天井の高さは220~265cmまで対応可能。
インテリアを邪魔しないモダンなデザインも人気の秘密。
棚板やハンモックは、各段45度ピッチで回転させて固定できるので、好みにあわせて自由にレイアウトできます。
ただし、足場が狭いので大型の猫などは「しっかり踏ん張ることができず上手く登れない」などの口コミも。
設置の際、猫が登りやすい角度を考えて設置すると良いかもしれませんね。
Μωρo(モロ) キャットタワー H235~260×W57×D57cm
- コーナーに置ける省スペース対応の突っ張りタイプ
- 天井ギリギリまでついたステップ台で床から天井でたっぷり遊べる
- 隠れ家スペース2つ、ハンモック2つで多頭飼いにも
- 耐久性の高い天然サイザル麻を使った爪とぎポール
- 明るいカラーでシンプルスマート
価格 | 15,800円(税込) |
設置タイプ | 突っ張り |
素材 | – |
サイズ | 幅57×奥行き57×高さ235~260cm ※天井までの高さが235~260cmの範囲で設置可能 |
部品の交換 | なし |
爪とぎ | あり |
コーナーに置ける省スペース対応の突っ張り型キャットタワー。
天井ギリギリまでついたステップ台、2つずつある隠れ家やハンモックのおかげで、多頭飼いでも床から天井までたっぷり遊べます。
爪とぎポールには、たくさんガリガリされても安心の耐久性が高い天然サイザル麻を使用。
上部にはネズミのおもちゃがついていたりと、猫の喜ぶ仕掛けも満載です。
明るいカラーで、お部屋にもなじみやすいシンプルデザインなのが嬉しいですね。
CAT WINGS キャットタワー CW-RT021 高さ約231~270cm
- ネジ穴のいらない天井突っ張りタイプ
- 分厚い土台、2本の突っ張りで安定感抜群
- クッション入りの大型ベッド&扇型見晴らし台
- シニア猫でも登り降りしやすい階段式
- 爪とぎには耐久性の高いサイザル麻を使用
価格 | 20,880円(税込) |
設置タイプ | 突っ張り |
素材 | MDF(低ホルマリンE1規格)・紙管・樹脂・サイザル麻(匂いの少ないアジア産)・ポリエステル |
サイズ | 幅51×奥行51×高さ231~270cm |
部品の交換 | なし |
爪とぎ | あり |
天井へのネジ穴不要で取り付け可能な突っ張り型キャットタワー。
2本の支柱と分厚い土台で安定感があるので、地震にも強く安心です。
シニア猫にも嬉しい階段式のステップになっているのが特徴。
元気な子なら2~3段目まで一目散に駆け上がって楽しめるので、シニア猫のいる多頭飼いのお家に特におすすめです。
屋上のベッドはゆったりお昼寝できるふかふかのパッド付。
二段目の扇形ベッドは大型なので、小さめの猫なら2匹一緒に並んで入ることも。
抜け毛や汚れが目立ちやすいのでコロコロなどでのこまめな掃除は必須ですが、お部屋のデザインにもなじみやすいシンプルデザインなのも嬉しいですね。
飼い主さんに聞いた!「我が家のお気に入りキャットタワー」
ここからは、実際にキャットタワーを使っている飼い主さんに伺った「我が家のお気に入りキャットタワー」をご紹介します。
足の短いマンチカンにあわせてキャットタワーを自作|こむぎちゃん
まず最初にご紹介するのは、こむぎっちょ(@TajimaKayoko)さんちのこむぎちゃん。マンチカン3歳の女の子です。
さっそくキャットタワーを拝見!
天井まで届く立派なキャットタワー、そしてその左にはさらにもう一台キャットタワーが。はい、なんと2台持ちでございます。
そして肝心のこむぎちゃんは、いったいどこに・・・?^^
いましたいました!!最上段のハウスの前から後ろから、白いおててとあんよがひょっこりしていらっしゃいました。
飼い主さん曰く「常に近くにいるけれどこっちから寄っていくと逃げてしまう」という、とても怖がりな性格のこむぎちゃん。
でも、ハウスの中は落ち着く場所なのでしょうか。安心しきってのびのびしている様子が見てとれますね。
こむぎちゃんが満喫しているこのキャットタワーですが、なんと飼い主さんの自作!
元々天井まで届くキャットタワーを探していたそうですが、足の短いマンチカンにはステップの間隔が広すぎるものが多く、なかなか「これ」というものが見つからなかったとか。
そこで、もともとDIY好きということもあって、ならば自分で作ってみよう!と決意。
あるテレビ番組を参考にホームセンターで材料をそろえ、なんとわずか2日間で、これだけの大作を完成させてしまったのだそうです。
材料費は約1万円。
こむぎちゃんへの愛情が詰まった世界にひとつだけのキャットタワーを、パパっと作れてしまう飼い主さんの行動力と技術がなにより素晴らしいです!
こむぎちゃんも最初は怖がって登るまでは時間がかかったそうですが、今では写真の通り^^「途中の段で寝ているところを見たりすると嬉しくなります。」と飼い主さん。
こんなに気に入って使ってもらえたら作り甲斐もありますね!
ちなみに、左に置いてある縦縞のキャットタワーは、カインズホームの自社ブランド「Pet’s One」のもの。
お手頃な値段で大きさもちょうどよく、色が気に入ったこともあって2年半ほど前に購入したそう。
爪とぎ部分がパーツごとに取り替えできる点が特にお気に入りポイントだとか。
ただ、使っているうちに、床板がやや歪んできて、倒れるほどではないけれどガタンと音がするように…。
自作のタワーが完成したらこちらは撤去する予定だったそうですが、爪とぎがなくなってしまうことから今もそのまま置いているそうです。
自作のキャットタワーで、お部屋のお気に入りスペースを新たに発見したこむぎちゃん。
少しでも楽しめるように、安心して使えるように、と猫の目線にたって考えられたお部屋づくりはとても理想的ですね。
こむぎちゃん、これからもお気に入りのキャットタワーでたくさん遊んで、たくさんお昼寝して、飼い主さんと一緒に楽しく元気に過ごしてね!
高いところで寝転ぶのが大好きな子にあったものを|ひなたちゃん
続いては、hinata(@nekohinata418)さんちのひなたちゃん。
笹かまのような模様がとっても愛らしい、飼い主さん曰く「おてんばで超絶甘えん坊」な2歳の笹かま女子です。
ひなたちゃんご愛用のキャットタワーは、上でもご紹介しているottostyle.jpというメーカーの「GRANDE WIDE170」という商品。
多頭飼いではありませんが、高さ170cmの多頭飼いの猫さん向けキャットタワーを使っているそうです。
ひなたちゃんをお迎えした当初は、高さ110cmのお昼寝カップが3つ付いたシンプルなタイプを購入したそうですが、残念ながらあまり使ってもらえなかったとか。
そこで、高いところで寝転ぶのが大好きなひなたちゃんのために、「最上部の板のサイズが横になっても余裕があるくらい大きいもの、なるべく高さのあるもの」を改めて探すことに。
キャットタワー選びでは、おてんばなひなたちゃんの性格を考えて安定性も重視。
そんな希望にぴったりあったのが、ottostyle.jpのキャットタワーだったのだとか。
こうして新たにお迎えしたキャットタワーへのひなたちゃんの反応はというと、「お昼寝に爪とぎにニャルソックに…と大活躍!
今度は置物にならずに済みました。笑」と飼い主さん。
支柱がたくさんあるので、思いっきり駆け登っても全くグラつかず安心。
立ち上がって爪とぎができるのも、ひなたちゃんのお気に入りポイントだとか。
「大型ながら壁と同じホワイトなので圧迫感も少ないかな?」と選んだそうですが、「圧迫感はないもののやはり巨大なので狭くなりました^^」と飼い主さん。
でも、ひなたちゃんが喜んで使ってくれるのが一番なのでそこは気にならないとのこと。
また、抜け毛はあまり目立たないもののやはり汚れは目立つようなので、頻繁に拭き掃除をしてお手入れしているそうです。
そのほか、別売りのハンモックを付ける際、各支柱にひとつずつつけなければいけない点には、やや使いづらさを感じたとか。
「ママの抱っこが大好き、愛嬌たっぷりで甘えん坊」なひなたちゃんが、タワーの頂上で決まって見せてくれるのは”構ってポーズ”。
そんなひなたちゃんに頂上から見下ろされるのが、飼い主さんにとってはたまらなく可愛い瞬間だそう。
「ちょっぴりビビりな面もあるので、初めてのおもちゃは怖がることもありますが、次の瞬間には楽しそうに遊んでくれます。」
飼い主さんの言葉からは、普段からひなたちゃんの様子をよく観察して、たくさんコミュニケーションをとっていることがよく伝わってきます。
一緒に暮らしてみて初めて分かることも多いもの。好きな場所、性格、行動パターン、、、などなど。
ひなたちゃんの飼い主さんのように、しばらく暮らしてみてその子の個性にあわせてキャットタワーを選ぶと、気に入って使ってもらいやすいのかなと感じました!
ひなたちゃん、これからもタワーの頂上で、大好きな飼い主さんに”構ってポーズ”をたくさんたくさん見せてあげてね。
お部屋のスペースにあわせて、運動量にあった大型タイプは自作|もみじちゃん&かえでちゃん
お次は、もみじかえで(@momi_kae_cat)さんちのもみじちゃん&かえでちゃん。
もみじちゃんは、「高いところが大好き、プライド高めだけど面倒見がいい」2歳8か月のベンガルの女の子。
一方のかえでちゃんは、「マイペースでおやつ大好き^^、甘え上手」な1歳10か月のラガマフィンの女の子。
ちなみに、飼い主さんご夫妻は、猫(&ガジェット)情報ブログ(FitPortal)も運営されている大の愛猫家さんです。
そんなふたりのお気に入りキャットタワーがこちら。
つい最近、お値段やサイズ感に惹かれ通販で購入したという、その名も「さんかく屋根の隠れ家タワー」。
屋根の部分の生地が滑りやすいところがややネックではあるものの、高いところにくつろげるスペースがあるところや、爪とぎがたくさんついている点が特にお気に入りだそう。
主寝室の窓際に設置してあるというキャットタワー。
ハウスや高台から外の様子ものんびり見れて、とても使いやすそうですね。
そんなもみじちゃん&かえでちゃんのお家には、実はもう1台、自作のキャットタワーが。
こちらが、リビングに設置しているというもう1台。
2年以上前、もみじちゃんをお迎えするときにご主人が作ったものだそう。「運動量の多いベンガルをお迎えするにあたって、大型のものが欲しかった」という飼い主さん。
ただ、スペース的に厚みの少ない壁に沿ったものが良かったそうで、既製品ではなかなか希望に沿うものがなかったのだとか。
そこで、とあるサイトを参考に必要な材料をそろえ、部屋のスペースにあうものを自作することに。
材料費は約2万円、材料選定の時間も含め約5~6時間で完成させたそうです。
制作はご主人がほぼおひとりで行ったそうですが、最終組み立ての段階では飼い主さんも少しお手伝いしたとか。
DIYで大変だったのは、材料の数や寸法の計算。
特に、実際に体重のかかる場所の板の厚みをどうするかで悩んだそうです。
慣れている方ならキャットタワーの組み立て自体は簡単かもしれませんが、いざいちから作るとなると安全面なども考えなくてはいけないですし、ハードル高く感じてしまう人も多いのかなと思います。
でも、猫が今よりもっと楽しく快適に暮らせるようにと色々工夫してみるのは、とても大切なこと。
住宅事情にあわせた便利用品などを上手く使いつつ「できること」からチャレンジしてみても良いかもしれませんね。
もみじちゃん&かえでちゃん、これからもふたり仲良く、”大好きな飼い主さんが選んでくれた&作ってくれた”キャットタワーでたっぷり遊んでね!
ハンモック2個付きだから程よい距離感がちょうどいい|ふれあちゃん&めろんちゃん
続いては、みぃ(ふれあ&めろん)(@frejyameloncats)さんちのふれあちゃん&めろんちゃん。
ノルウェージャンフォレストキャットのふれあちゃんは、ひとりで寝るのが好きな一匹狼タイプ。
18歳のご長寿猫さんですが、足腰も丈夫で病気もなく、おもちゃで遊ぶ時は本気で仕留めにくるハンター^^
1日のほとんどをキャットタワーのハンモックで過ごすそう。
一方のめろんちゃんは、甘えん坊タイプな9歳のスコティッシュフォールド女子。
人間大好きで人見知りもほぼなし。「ここでニャルソックする」「午後は玄関で寝る」など1日の行動をルーティン化していて、予定が狂うのがイヤなタイプ。
普段は、飼い主さん曰くぽけ~っとしていることが多いそうですが、けりぐるみをあげた時だけ別人(猫)のように激しく鳴くとか^^
性格が真逆だからか、ベタベタじゃれあったりすることはなく、それぞれ別々のハンモックで過ごすくらいの距離感がちょうどいいのだそう。
そんなふたりのお気に入りキャットタワーが、こちらの「キャットツインタワー」。
購入したのは4年前。年齢のわりにアグレッシブなふれあちゃんは、いつも勢いをつけてタワーに駆け登るタイプ。
「突っ張れるタイプでないと倒れるかも」と心配で、今までに購入したものも突っ張りタイプばかりなんだとか。
購入の決め手は、ハンモックが2つ付いていた点。「2匹同時にハンモックが使えるので、寒い時期は一緒にタワーにいるところが見られて可愛い。
ふたりそれぞれ登り方に違いがあるのも面白いです。」と飼い主さん。
ちなみにめろんちゃんは、いったん窓枠に飛んでから、タワーに飛び乗るというルーティンを必ず守るとか^^
ただ、説明書が分かりづらく組み立てには苦労したそうで、パーツがいくつか付けられず残ってしまったとか…。
また、替えパーツがなかった点もマイナスポイントのひとつ。
(爪とぎ部分の麻がボロボロになってしまったけれど、そのまま使い続けているそう。)
「もし今後買い替えるなら、別の日本メーカーのもので替えパーツがあるものを探そうかなと思っています。
また、ノルウェージャンがだいぶ高齢になって落ちたら危ないので、低めのものにするかもしれません。」と飼い主さん。
猫の性格や年齢、運動量などによっても使いやすいキャットタワーは変わってきますよね。
ふれあちゃん&めろんちゃんの飼い主さんのように、ふたりがいかに居心地よく過ごせるか、ストレスなく過ごせるかを考えて選んであげたいものです!
ふれあちゃん&めろんちゃん、これからもお気に入りのキャットタワーで、ほど良い距離感を保ちつつ^^のんびりゆったり過ごしてね!
年齢とともにキャットタワーもカスタマイズ|ハツちゃん&ちーちゃん
最後は、手を洗うソラネコ(@mofgedama)さんちのハツちゃん&ちーちゃん。
好奇心が強くマイルールのしっかりしたハツちゃん3歳と、末っ子気質の甘えん坊なちーちゃん2歳コンビは、猫ハグ特集でも以前ご紹介させて頂きました。
そんなふたりのお気に入りキャットタワーは、12年間大切に使い続けているというアイリスオーヤマのもの。
購入した当時は5ニャンハウスという大所帯だったかことから、なによりも丈夫であることを重視して選んだそう。こちらが当時のお写真。
縁側に設置したこともあって、キャットタワーがきてからは日向ぼっこ率がUP!縦移動の要素が加わったので運動量も増したそう。
ちなみに、写真に写っているタワシのアーチは猫たちに不評すぎたため、即撤去したとか^^
「タワーがないと見られなかった表情や仕草をたくさん見ることができました。」と飼い主さん。
どの写真もとってもいい表情ですね!
そんなキャットタワーは、猫たちが高齢になり高いところで遊ぶのが危険になってきたのを機に、上部を撤去。
高齢猫さんがお気に入りスポットに行くための段差としても使えるように、カスタムしたそうです。
高齢猫さんは虹の橋を渡ってしまったそうですが、ミニタワーになった今もなお、ハツちゃん&ちーちゃんが楽しく遊んでくれているのだとか。
老いが進めば運動機能も低下し、若いときは活発だった猫も次第にのんびりと毎日を過ごすようになります。
そんなシニア猫にとって心地よい住まいは、お気に入りのくつろぎスペースがあって、足腰の負担が少ない「優しい家」。
その都度キャットタワーを変えていく方法もありますが、こんなふうにカスタマイズしながら末永く大切に使い続けるのも素敵な方法ですね。
ハツちゃん&ちーちゃん、12年間の思い出が詰まったキャットタワーで、これからも仲良くたくさん遊んで過ごしてね!
まとめ
猫にとっては最高の遊び場&落ち着けるスペースになるキャットタワーですが、猫の年齢や体格、運動量、頭数などによっても使いやすいものは全然違うもの。
毎日使うものだからこそ、安全面を第一に、お手入れのしやすさやデザイン性なども考慮して、我が子にあったキャットタワーを選んであげてくださいね。
- 猫の年齢や体格、運動量、頭数にあわせて、高さ・棚板のサイズを選ぶ
- お部屋のスペースや安定性、猫の体格を考えて設置方法やサイズを選ぶ
- 滑りにくい素材を選ぶ
- 付属品は手持ちの猫グッズや猫の性格にあわせて
- 大型のものや複雑な構造のものは組み立てに時間がかかるので注意
- お手入れのしやすさや消耗パーツの交換時期・費用をチェック
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- この記事を書いた人
守重美和
猫ねこ部編集室 編集&ライター保護猫団体の活動を仔細にお届けする「保護猫のわ」・飼い主さんと猫との幸せエピソードをお届けする「なないろ猫物語」の編集担当。
猫を通して「人」の姿にフォーカスした記事をお届けする猫メンタリーライターとして 猫好きシンガーソングライター・嘉門タツオさんへのインタビューをはじめ、街の看板猫、猫カフェ、猫が住める住宅からキャットフードメーカー、ペット防災の専門家、猫雑貨店、猫をモチーフにした漫画家さん、年間3000件ものTNRの不妊手術を行っている獣医に至るまで、半年間で約40名以上の猫と関わる方々に幅広く取材を重ねる。
- 【監修】
一級建築士 株式会社ネコアイ代表取締役
清水満「ねこ検定」監修者 「ぺット共生マンションの適正化推進ガイドライン」監修者
愛猫との路上での運命の出会いから、猫と幸せに暮らす住宅の必要性を感じ「猫専門建築士」として従事する。
「クロワッサン」「週刊朝日」「猫びより」など雑誌掲載多数、NHK「もふもふモフモフ」TBS「サタデープラス」等に出演。
現在は猫専門の総合コンサルタントとして猫用品開発や猫イベントの企画運営など広く活動している。愛猫は4匹。