コストコ「カークランド キャットフード」の原材料・評判・安全性を徹底調査

2018-10-15

猫ねこさん

コストコ「カークランド  キャットフード」の原材料・評判・安全性を徹底調査

猫ねこさん
コストコの「カークランド キャットフード」は、11kgのビッグサイズで非常に安価なキャットフード。お安いのにもかかわらず、お肉がメインで動物性たんぱく質もしっかりとれますよぉ。コスパが良いので、多頭飼いのおうちには特にオススメですねぇ。
猫ねこ部編集室 ディレクター 木原優子
【監修】ペットフード販売士
猫ねこ部編集室 ディレクター

木原優子

猫ねこ部ディレクターとして猫に関する様々な情報をご提供するなか、特に猫の健康に直結する食事に関する知識を深めるため、ペットフード販売士資格を取得。様々な種類の猫や状況などに合うフードの提案、情報発信を行います。
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ペットフード販売士:一般社団法人ペットフード協会が認定している認定資格で、ペットフードに関する様々な知識及び情報を習得したペットフードの専門家です。ペットの適正な発育と健康維持・増進に寄与します。

アメリカンサイズで食料品や日用品が並ぶ「コストコ」。
そんなコストコで買えるのが自社ブランド「カークランド」のキャットフードです。

コストコでの店頭価格は11.34kgで約1,900円と驚きの価格!

今回は「ビッグサイズで超安価だが肉類が主原料」「カークランド キャットフード」についてご紹介します。

基本情報と特徴

カークランド

コストコ-グラフ

  • ビッグサイズで超安価だが、肉類を主原料に使用
価格 3,440円/11.34kg (1kgあたり約303円) 
原産国 アメリカ
第一原料 鶏肉
主な成分 粗たんぱく質:30.00%以上
粗脂肪:20.00%以上
粗繊維:3.00%以下
エネルギー:400kcal/100g
穀物類 玄米、白米
酸化防止剤 亜硫酸水素ナトリウム
ミール、副産物など チキンミール
人工酸化防止剤 あり
香料・着色料 なし
セルロース なし
賞味期限 未開封:パッケージに記載
開封後:1ヶ月目安
販売元 コストコ

原材料と成分

鶏肉、チキンミール、玄米、白米、チキンレバーオイル調味料、フラックスシード、亜硫酸水素ナトリウム、塩化カリウム、ミネラル類、70%塩化コリン、ビタミン類、チコリールート、タウリン
粗たんぱく質 30.0%以上
粗脂肪 20.0%以上
粗繊維 3.0%以下
粗灰分 8.5%以下
水分 10.0%以下
マグネシウム 0.1%以下
セレン 0.4mg/kg以上
ビタミンA 15,000IU/kg以上
ビタミンD 800IU/kg以上
ビタミンE 150IU/kg以上
オメガ6脂肪酸 3.3%以上
オメガ3脂肪酸 0.5%以上

ビッグサイズで超安価だが、肉類を主原料に使用

「カークランド キャットフード」の特徴はなんといってもその値段の安さ!

11.34kgの大容量サイズがコストコ店頭では約1,900円で購入できます。
1kgあたり約168円と逆に心配になるような安さですが、超安価なわりに主原料に鶏肉を使用しているのは高評価です。
肉原料由来のたんぱく質を使用しており、タウリンも配合されているので、猫の必須栄養素が摂取できるよう配慮されているのは嬉しいですね。

また、「近くにコストコないしなぁ・・・」と思ったあなたも安心してください。
コストコ会員でない方は、amazon、楽天などの通販サイトで購入できます。
ちなみにamazon価格では約4,200円、楽天価格では約3,400円です。
店頭価格よりは高いですが、それでも1kgあたり約300~370円と非常にリーズナブルだと言えますね。

11.34kgとまさにアメリカンサイズですが、開封後の賞味期限は約1ヶ月ですので、1ヶ月で食べ切れるような多頭飼いの家にオススメです。

猫ねこさん
1kg約168円!とにかく安い!の一言ですねぇ。
コストコ会員は年会費4,400円かかるので、それを考えたら果たして安いのか微妙なところですが、普段食料品や日用品などで利用している人にとっては魅力的なお値段のフードですねぇ。
めちゃくちゃ安いしでっかい!まさにコストコっぽい商品ですね。
なかなかこのサイズのフードは見かけないですし、1ヶ月10kgでも足りないような大家族のおうちに良さそうですっ。
クロベエ

肥満の気になる猫は注意・肉副産物が使われている可能性あり・リンとカルシウムの配合量不明・湿気やカビに注意

以下「カークランド キャットフード」の気になる点です。

  • 肥満の気になる猫は注意
  • 肉副産物が使われている可能性あり
  • リンとカルシウムの配合量不明
  • 人工保存料使用
  • 劣化に注意
  • リコールあり
肥満の気になる猫は注意

脂肪20%以上とやや高カロリーなフードなので、運動量の多い子猫や成猫にはぴったりですが、室内飼いの猫、肥満気味の猫に与える際には量に注意しましょう。

肉副産物が使われている可能性あり

「AAFCO(※1)試験適合品」とパッケージに記載があるため、チキンミールは乾燥鶏肉と考えられますが、この値段から考えると肉副産物(※2)である可能性もゼロではないでしょう。

※1 AAFCO・・・米国飼料検査官協会
※2 肉副産物・・・哺乳動物の毛・角・歯・蹄・肉を除いた部位(内臓や骨を含む)食用に適さない部位、粗悪な肉が含まれる可能性がある

リンとカルシウムの配合量不明

成分にマグネシウムの記載はありますが、リンとカルシウムの記載がありません。
猫にとって理想的なバランスはカルシウム:リン:マグネシウム=1.2:1:0.08と言われており、バランスが崩れることで尿路結石を引き起こすこともあります。
尿路結石など下部尿路疾患が気になる猫は注意した方が良いかもしれません。

人工保存料使用

保存料に亜硫酸水素ナトリウムを使用しています。
循環障害や多発性神経炎などの危険性も指摘されている酸化防止剤ですので、できればビタミンEなどの天然由来の成分で酸化を防いでいるフードの方が望ましいですね。

劣化に注意

キャットフードは開封して1ヶ月に食べきるのが望ましいですが、11.34kgのフードは猫1.2匹の家では到底食べきれない量です。
時間がたつと油脂類が酸化の為劣化する他、ビタミンCなども酸化して失われてしまいます。また、風味が落ち食いつきが悪くなりますので、注意が必要です。
保存する際は必ず密閉容器などに移し替え、フードが空気に触れないよう注意しましょう。

リコールあり

リコールも過去1回ほど報告があります。
2007年に起きたアメリカのペットフード大量リコール事件に関連したリコールで、安全面ではやや不安が残ります。

生産者情報

コストコとは、高品質な商品をできる限り低価格で提供する会員制倉庫型店です。
1976年、カリフォルニア州サンディエゴにある飛行機の格納庫を改造した「プライスクラブ」という倉庫店がコストコ社のはじまり。
1983年、コストコ最初の倉庫店がワシントン州シアトルにオープン、その後6年もたたないうちに約3,000億円もの売上を誇る会社に成長しました。

1997年、「コストコホールセール」という社名に変わり、現在世界に700以上の倉庫店を出店しています。

「常に経費を節約し、そのぶんを会員の皆様に還元していこう」
というのがコストコの目指す企業哲学です。

会員になるには年会費が必要ですが、会員になれば常に高品質な商品を低価格で購入することができます。

  • ビジネスメンバー(法人会員)・・・3,850円(税抜)
  • ゴールドスターメンバー(個人会員)・・・4,400円(税抜)

カークランドはコストコの自社ブランドです。
1995年に初めてカークランド製品の販売をスタートし、現在ではアメリカで最も支持されるプライベートブランドとして認められています。

リコール情報

2007年、ドッグフードを対象にメラミン、シアヌル酸汚染によるリコールが報告されています。
キャットフードはリコール対象ではありませんでしたが、北米の多くのペットが亡くなった悲しい事件でしたので、安全面を考えると心配ですね。