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ピュリナ キャットフード 「プロプラン 成猫用サーモン」の原材料・評判・安全性を徹底調査

2018-10-16

猫ねこさん

ピュリナ  キャットフード 「プロプラン 成猫用サーモン」の原材料・評判・安全性を徹底調査

猫ねこさん
ピュリナ「プロプラン 成猫用サーモン」は、オメガ3脂肪酸やプレバイオティクスを配合し、腎臓の健康に配慮したキャットフード。今は健康だけど、できるだけ腎臓をいたわるフードを探している人にオススメですよぉ。
猫ねこ部編集室 ディレクター 木原優子
【監修】ペットフード販売士
猫ねこ部編集室 ディレクター

木原優子

猫ねこ部ディレクターとして猫に関する様々な情報をご提供するなか、特に猫の健康に直結する食事に関する知識を深めるため、ペットフード販売士資格を取得。様々な種類の猫や状況などに合うフードの提案、情報発信を行います。
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ペットフード販売士:一般社団法人ペットフード協会が認定している認定資格で、ペットフードに関する様々な知識及び情報を習得したペットフードの専門家です。ペットの適正な発育と健康維持・増進に寄与します。

最新の栄養設計で、健康を維持し長生きをサポートするために開発されたキャットフード「ピュリナ プロプラン」。
「ピュリナ プロプラン」には年齢や飼育環境、ライフステージなどに応じて選べるドライフードがあります。

今回は「腎臓の健康に配慮したオメガ3脂肪酸・プレバイオティクス配合レシピ」「プロプラン 成猫用サーモン」についてご紹介します。

基本情報と特徴

※価格は購入するショップや時期によって変動する可能性があります。

ピュリナプロプラン

ピュリナプロプラン-グラフ

  • 腎臓の健康に配慮した設計、プレバイオティクス配合レシピ
価格1,977円(税込)/1.3kg (1kgあたり約1,521円) 
原産国オーストラリア
第一原料サーモン
主な成分たんぱく質:32.00%以上
脂質:14.00%以上
粗繊維:3.00%以下
エネルギー:359kcal/100g
穀物類コーングルテンミール、小麦、大麦、とうもろこし、大豆ミール、オーツ麦
酸化防止剤ミックストコフェロール
ミール、副産物などコーングルテンミール、大豆ミール
人工酸化防止剤なし
香料・着色料なし
セルロースあり
賞味期限未開封:パッケージに記載
開封後:1ヶ月目安
販売元ネスレ日本株式会社

原材料と成分

サーモン、ツナ、コーングルテンミール、小麦、チキン、動物性油脂、大麦、チコリ、とうもろこし、大豆ミール、魚油、たんぱく加水分解物、オーツ麦、ミックスエキストラクト、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、マグネシウム、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン)、ビタミン類(A、E、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、B12、コリン、K、ビオチン、C、ベータカロテン)、アミノ酸類(アルギニン、メチオニン、タウリン)、ピロリン酸Na、酸化防止剤(ミックストコフェロール)

※合成着色料・香料無添加

たんぱく質32.0%以上
脂質14.0%以上
粗繊維3.0%以下
灰分10.0%以下
水分12.0%以下
塩化ナトリウム2.0%
ビタミンA10,000IU/kg
ビタミンE540IU/kg
ビタミンC70mg/kg
オメガ3脂肪酸0.7%
オメガ6脂肪酸1.0%

腎臓に配慮したオメガ3脂肪酸・プレバイオティクス配合レシピ

「ピュリナ プロプラン」はオメガ3脂肪酸やプレバイオティクスを配合したキャットフードです。
その独自のレシピが健康な腎臓を維持することを目的に作られています。

猫が慢性腎臓病になると、残念ながら腎機能が元に戻ることはありません。
そのため「いかに病気の進行を遅らせ、残された腎臓の機能を維持していくか」が治療のポイントとなります。
また、腎臓に少しでも負担をかけないためには腸内環境を整えることも大切です。

これらを考慮し、主原料にオメガ3脂肪酸を多く含むサーモンを使用し、腸内環境の健康をサポートする天然のプレバイオティクス配合。
こうした独自のレシピが健康な腎臓を維持するよう設計されています。

たんぱく質量が適度に抑えられている点、適量の塩分を加えている点などからも、腎臓の健康を第一に考えて作られていることが分かりますね。

猫ねこさん
私のように高齢になってくると腎臓病を患う子も増えてくるんですよぉ。。。腎臓病になると残念ながら完治することはなく、まずは今の腎臓の機能を守ってあげることが大切なんですねぇ。プロプランは、そうした腎臓の負担を考えたレシピになっているんですねぇ。ただし療法食というわけではないので注意ですよぉ。
プレバイオティクスって腸にだけ働くものだと思ってましたけど、腎臓の健康って実は腸内環境も関わってくるんですね。
クロベエ

穀物アレルギーの猫は注意・オメガ3脂肪酸がやや高め・コーングルテンミール、大豆ミール・動物性油脂・リコールあり

以下「プロプラン 成猫用サーモン」の気になる点です。

  • 小麦、トウモロコシ、大麦を多く含む
  • オメガ3脂肪酸がやや高め
  • コーングルテンミール、大豆ミール
  • 動物性油脂
  • リコールあり
小麦、トウモロコシ、大麦を多く含む

小麦、トウモロコシ、大麦が多く配合されているので、穀物アレルギーのある猫は注意が必要です。

オメガ3脂肪酸がやや高め

オメガ脂肪酸の比率は「オメガ6:オメガ3=5:1~10:1」が適当と言われています。
しかし、プロプランの比率は「1.43:1」となっており、少々バランスが気になります。
バランスが崩れてしまうと、皮膚やお腹の調子が整いにくい症状がでる猫もいます。

コーングルテンミール、大豆ミール

コーングルテンミール、大豆ミールは植物性たんぱく質です。
これら植物性たんぱくが多く含まれているためたんぱく質量は増えますが、猫に必要な必須アミノ酸は植物性たんぱくには含まれておらず、吸収率からしても動物性たんぱく質が多いほうが好ましいでしょう。

動物性油脂

動物性油脂は、どの動物の油脂がどの程度混ざっているか不明であり、病気で亡くなった家畜の油脂である可能性もあります。
原材料がしっかり記載された油脂の方が安心です。

リコールあり

リコールが過去4回と非常に多いです。
サルモネラ汚染やビタミン不足などいずれも健康に影響を与える理由ですので、大きな不安材料と言えますね。

生産者情報

「ピュリナ プロプラン」を製造しているのは、アメリカのペットフードメーカー「ラルストン・ピュリナ社」です。
1894年、ロビンソン・ダンフォース・コミッションという飼料メーカーとしてスタートし、1902年に現在の社名に変わっています。

1956年、世界初の粒タイプのドッグフード「DOG SHOW」、また同年にはアメリカ初のドライキャットフード「Friskies」も発売。
現在主流のカリカリタイプのフード製造を可能にしたのは、ラルストン・ピュリナ社が開発した「粒を製造するための押し出し成形技術」です。
まさに、世界をリードするペットケアカンパニーと言えますね。

2001年、ネスレ社とラルストン・ピュリナ社は合併し「ネスレ ピュリナ ペットケア」が誕生。
その後2010年にネスレ日本株式会社と統合されています。

ピュリナが目指すのは「健康寿命を延ばせる毎日のペットケア」です。
ペットフードの専門家である栄養士が栄養設計、さらに行動学者による運動アドバイスをフードづくりに活かしています。

現在、研究施設と生産拠点は世界30ヶ所以上。
500人以上のペット専門科学者が開発に携わり、2500以上のペット関連特許を得るなど、活躍の場は世界に及んでいます。

ライフスタイル、サイズ、味、栄養面に応じた品揃えの充実が魅力のひとつ。
また、グローバル企業ならではの強みを生かし、国や地域のニーズに応えた商品展開を行っているのも世界中のペットーオーナーに愛されている理由です。

リコール情報

過去4回ほどリコールの報告があります。

  • 2011.7 サルモネラ菌汚染
  • 2012.5 ビタミンB1(チアミン)不足
  • 2013.9 サルモネラ菌汚染
  • 2016.3 ビタミン・ミネラル不足

いずれも海外でのリコールではありますが、これほどリコール回数が多いのはやや不安が残りますね。