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- ドライフードは冷蔵保存じゃなく常温保存が基本ですよぉ。冷蔵庫は扉の開け閉めのときに温度差でカビが生えやすくなるのでNG。開封したウェットフードは翌日までなら冷蔵保存してもOK。キャットフードは温度変化の少ない、高温多湿を避けた場所で保存してくださいねぇ。
猫ねこ部ディレクターとして猫に関する様々な情報をご提供するなか、特に猫の健康に直結する食事に関する知識を深めるため、ペットフード販売士資格を取得。様々な種類の猫や状況などに合うフードの提案、情報発信を行います。
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ペットフード販売士:一般社団法人ペットフード協会が認定している認定資格で、ペットフードに関する様々な知識及び情報を習得したペットフードの専門家です。ペットの適正な発育と健康維持・増進に寄与します。
キャットフードの冷蔵庫保存はカビの原因になるのでNG。
ただし、開封後のウェットフードは翌日までなら冷蔵保存も可。
キャットフードは温度変化の少ない高温多湿を避けた場所で常温保存が基本です。
開封後は必ず密閉して空気に触れないことが大切。
今回はキャットフードを冷蔵庫で保存しては行けない理由と正しい保存場所を徹底解説します!
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冷蔵庫保存はカビの原因になるため常温で保存
結論から言うと、キャットフードは冷蔵庫保存ではなく常温保存が基本です。
というのも、冷蔵庫に保存すると、出し入れの際の温度変化で結露が生じ、カビが発生しやすくなるからです。
カビの生えたキャットフードを猫が食べてしまった場合、中毒を引き起こす可能性があるため、絶対に猫に与えないようにしましょう。
開封後のウェットフードは翌日までなら冷蔵保存も可
ただし、開封後のウェットフードに関しては翌日までなら冷蔵保存も可能です。ウェットフードは水分量が多いため、常温で放置しておくとあっという間に腐敗してしまいます。
ウェットフードを食べ残した場合はその都度処分するのが理想ですが、どうしてもとっておきたい場合は、必ず他の器に移し替えラップをして冷蔵庫で保存しましょう。ただし、開封した翌日までに食べきるようにしましょう。
- 人間の食べ物は冷蔵庫が基本ですけど、「キャットフードは常温保存が基本」と覚えててくださいねぇ。
- 冷蔵庫にいれとけば長持ちしそう!って思ってましたけど、キャットフードは違うんですね。結露でカビちゃうなんて知らなかったですっ。
キャットフードの正しい保存場所
ここでは、キャットフードの保存に適した場所について説明します。
開封前のキャットフードの保存場所
キャットフードにはドライフードとウェットフードがありますが、いずれの場合も開封前は以下のような場所で保存することが大切です。
- 高温多湿ではない
- 温度変化が少ない
- 直射日光が当たらない
高温で風通しの悪い場所、1日の温度変化が大きい場所、直射日光が当たる窓際などで保存していると、たとえ未開封であっても、キャットフードが酸化してしまう可能性があります。酸化が進むと、味やニオイが変わるだけでなく栄養価も下がってしまいます。
開封後のキャットフードの保存場所
開封後はドライフードとウェットフードで保存場所が異なります。以下、それぞれの保存場所について説明します。
ドライフードは密閉して常温保存、賞味期限内に食べきれないときは冷凍保存
開封後のドライフードはなるべく空気に触れないよう、密閉して常温保存することが大切です。開封前と同様、直射日光のあたる場所を避け、1日の温度変化の少ない風通しの良い冷暗所で保存しましょう。
開封後であっても、冷蔵庫保存はカビが生えやすいため避けましょう。
密閉する場合は、中の空気をしっかり抜いたジップロック、真空パック、フードストッカーなどを使うのがおすすめです。
ドライフードの開封後の賞味期限は約1か月ですが、1か月以内に食べきれない場合は小分けにして冷凍保存しましょう。
キャットフードの賞味期限についての詳しい記事は、こちらのリンクをご覧ください。
ウェットフードは冷蔵庫で保存、賞味期限内に食べきれないときは冷凍保存
前項でも触れましたが、キャットフードを冷蔵庫で保存するのは、開封したウェットフードを保存するときだけです。その際は必ず他の器に移し替えてラップをし、翌日までに食べきるのが原則です。
万が一翌日までに食べきれない場合は、小分けして冷凍保存しましょう。
冷凍したフードは食べる前日に冷蔵庫で自然解凍する
キャットフードを冷凍した場合は、食べる前日に冷蔵庫に移し自然解凍してください。電子レンジなどで急速解凍してしまうと、風味や味が落ちてしまい、猫の食いつきも悪くなるでしょう。
キャットフードの正しい保存方法については以下のリンクをご覧ください。
- 冷蔵庫で保存するのは、あけてしまったウェットフードを保存するときだけですよぉ。それでも翌日までには食べきってくださいねぇ。
- 3~4日くらい平気、、、ではないですね、ハイ。
冷蔵庫ってキャットフードの保存にはむいてない場所なんですね。また、今日もひとつ賢くなりましたよっ!
まとめ
キャットフードは冷蔵庫保存ではなく常温保存が基本です。冷蔵庫に保存した方が長持ちしそうなイメージがあるかもしれませんが、湿度が高く扉の開け閉めで温度差が生じる冷蔵庫は保存場所に適していません。
- 冷蔵庫保存ではなく常温保存が基本
- 冷蔵庫は湿度が高く、出し入れの際の温度変化で結露ができ、カビが生えやすい
- 開封後のウェットフードは翌日までなら冷蔵保存も可
- 冷蔵庫で保存する際は他の器に移し替えラップをして翌日までに食べきる
- 開封前のキャットフードは直射日光を避け、温度変化の少ない風通しの良い冷暗所で保存
- 開封後のドライフードは密閉して常温保存
- 賞味期限内に食べきれないドライフードは小分けして冷凍保存
- 冷凍したフードは食べる前日に冷蔵庫で自然解凍する
- この記事を書いた人
守重美和
猫ねこ部編集室 編集&ライター保護猫団体の活動を仔細にお届けする「保護猫のわ」・飼い主さんと猫との幸せエピソードをお届けする「なないろ猫物語」の編集担当。
猫を通して「人」の姿にフォーカスした記事をお届けする猫メンタリーライターとして 猫好きシンガーソングライター・嘉門タツオさんへのインタビューをはじめ、街の看板猫、猫カフェ、猫が住める住宅からキャットフードメーカー、ペット防災の専門家、猫雑貨店、猫をモチーフした漫画家さん、年間3000件ものTNRの不妊手術を行っている獣医に至るまで、半年間で約40名以上の猫と関わる方々に幅広く取材を重ねる。