猫の食事の基本 | 1〜6才向け | キャットフードの正しい選び方

2018-04-23

猫ねこさん

猫の食事の基本 | 1〜6才向け | キャットフードの正しい選び方

猫ねこさん
キャットフードを選ぶときは、種類と形状を確かめてください。目的によって用途が異なりますからねぇ。ここでは「健康な成猫が毎日食べる食事」を基準とした選び方をご紹介いたしますよぉ。初級編、中級編に別れているので、読みやすいものから読み進めてくださいねぇ〜。
猫ねこ部編集室 ディレクター 木原優子
【監修】ペットフード販売士
猫ねこ部編集室 ディレクター

木原優子

猫ねこ部ディレクターとして猫に関する様々な情報をご提供するなか、特に猫の健康に直結する食事に関する知識を深めるため、ペットフード販売士資格を取得。様々な種類の猫や状況などに合うフードの提案、情報発信を行います。
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ペットフード販売士:一般社団法人ペットフード協会が認定している認定資格で、ペットフードに関する様々な知識及び情報を習得したペットフードの専門家です。ペットの適正な発育と健康維持・増進に寄与します。

キャットフードは今や100種類を超え、お店やインターネットでも色々な種類があり、どう選べばいいのか基準がなくわかりませんよね。

フードの形状も様々ですし、用途によっても違いがあります。
そこで、今回は、「健康な猫が毎日食べる基本的な食事」としてどういった選び方をしていけば良いのか徹底解説!
選び方の基礎から、成分などをチェックし、どういったものがよりよいフードなのかを詳しくご紹介していきます。

キャットフードとは | 初級

キャットフードとは、猫用に開発された猫のご飯のこと。
主食タイプからおかず、おやつ、病気用(療法食)などのその種類は様々。いわゆる「カリカリ」と呼ばれる乾燥した粒状のドライフード、缶詰やパウチに詰められた半生状態のウェットフードなど、その形状にも違いがあります。
どういったときに、どういう用途で使われるか詳しく説明していきます。

キャットフードの種類 | 初級

キャットフードの種類

キャットフードはまず、ペットフード公正取引協議会の公正競争規約により、大きく4種類に分類されています。
  • 総合栄養食
  • 間食(一般食、副食、スナック、おやつ)
  • 療法食
  • その他目的食

これらの表記は必ずそれぞれのパッケージに表記されているので、それぞれの目的にあったものをパッケージを見て選ぶようにしましょう。

では、「健康な猫が毎日食べる基本的な食事」はこの4つのうちどれが適しているのでしょうか。

総合栄養食

主食タイプのキャットフードです。総合栄養食はこのフードと水を与えるだけで猫の健康を維持することができるものと意図して開発がされています。
風味や年齢別・成長段階等、猫種や目的別で選べるよう、各メーカーでは様々なラインナップを取り揃えています。
大まかにいうと、ドライフードや一部ウェットフードなどがこちらに当たり、「健康な猫が毎日食べる基本的な食事」となります。

間食(一般食、副食、スナック、おやつ)

一般食、副食はいわゆる「おかず」タイプのもので、レトルトパウチや缶詰のものが多いです。嗜好性の強いものですので、食欲増進の効果があるでしょう。こちらは総合栄養食と組み合わせて与えましょう。
スナック、おやつは人間と同様、摂りすぎは禁物です。
1日に必要なエネルギーの20%程度が適宜です。
猫用のおやつやジャーキータイプ、スナックタイプなどが当てはまります。

療法食

疾病の治療または猫の健康状態に合わせたサポートを目的として用います。こちらは必ず獣医師さん指導のもと与えましょう。
例えば、肝臓や腎臓に疾患がある場合、こちらのフードをいつもの食事と切り替えたりします。
猫の疾病の状態によりますが、ある一定の期間、もしくは病気の予防食として療法食のみを続けることもありますので、給与量や、与え方、期間などは獣医さんから指導を受け、用法用量を守り進めましょう。

その他目的食

特定の栄養素やエネルギーを補給するために与えるペットフード
です。それだけを食べてしまうと栄養が偏りますので、主総合栄養食などと組み合わせて与えましょう。 こちらはふりかけやサプリメントが該当します。

キャットフードの形状 | 初級

キャットフードの種類から「健康な猫が毎日食べる基本的な食事」は「総合栄養食」が適していることがわかりましたね。
次にキャットフードの形状です。

  • ドライフード
  • ウェットフード
  • セミモイスト(猫用はほぼ存在しません)
  • ドライフードvsウェットフード

基本的にキャットフードの形状としてはドライフードとウェットフードに分かれていて、ウェットフードはおかずタイプも多いですが、中には総合栄養食もあります。それに対して、ドライフードは総合栄養食であることがほとんどです。
では、総合栄養食のドライフードとウェットフードを比べる場合、「健康な猫が毎日食べる基本的な食事」としてどちらを与えた方が良いのかわかりませんよね。
どちらがより「健康な猫が毎日食べる基本的な食事」に適しているのか、解説を踏まえてご紹介していきます。

ドライフード

ドライフード

水分含有量約10%の乾燥した粒状タイプのものです。猫に必要な栄養が取れるよう設計され、肉類においては肉の部分と油脂を分けてブレンドし、適量のたんぱく質と脂質が取れるような工夫などがされています。炭水化物も加熱されるため、糊化されており、消化できるよう配慮されています。
重量あたりの栄養価が高いので、量に対する摂取カロリーも多いため、あまり食べない猫でも栄養が補給しやすいです。
また、栄養価が高い点からコスパも良いです。水分がほとんど含まれていないので、新鮮なお水と一緒に与えましょう。

  • 食感:カリカリ
  • 特徴:利便性・保存性に優れ、歯の歯垢がつきにくい
  • 適している猫:健康な成長期の猫〜健康な老猫

ウェットフード

ウェットフード

水分含有量80%の素材が調理された状態で入っているフードです。缶詰やレトルトパウチに保存されており、脱気、密封されているので、開封前は長く保存できます。
素材感があり、嗜好性が高く柔らかいので、どんな猫でも食べやすく喜んで食べてくれることが多いです。
ウェットフードは総合栄養食のものもあれば、おかずタイプの一般食の場合も多いです。パッケージを確認し、どちらに当てはまるか確認してください。
ウェットフードは歯垢がつきやすく、総合栄養食として与える場合、水分量がある分、量を取らないと一日の必要カロリーを摂取できないので、こちらのみを与える場合にはカロリー摂取が少なくならないように注意しましょう。(商品によります。)

  • 食感:柔らかく、ジューシー
  • 特徴:開封前は保存性に優れている。水分が一緒に摂れる。歯に歯垢がつきやすい
  • 適している猫:離乳食期の猫・歯が弱った老猫・水分補給をした方が良い猫

セミモイスト

セミモイスト

水分含有量25~35%で、「半生」タイプのフードのことを指します。こちらはほぼ犬用しかなく、まれに猫用のものもあります。

  • 食感:弾力感がある
  • 特徴:開封前は保存性に優れている。水分が一緒に摂れる。歯に歯垢がつきやすい。

ドライフードvsウェットフード(総合栄養食)

猫は個体が小さいので、基本的には少量でもしっかりと栄養が摂れ、利便性・保存性に優れている「ドライフード」が「健康な猫が毎日食べる基本的な食事」に適していると言えるでしょう。
ウェットフードももちろん良いのですが、カロリー摂取の面から申しますと、量を取らなければならないのでコスパ的にも、猫的にも少し無理があるかもしれません。また、歯垢がつきやすいので、歯の健康状態も気になります。
猫は虫歯はほぼないですが、成猫の約6割は歯周病と言われています。

例えば、6.8kg(木原の猫です)の成猫の猫が1日に必要とするエネルギーはおよそ274kcalほどです。
一般的なドライフードを食べさせるとなると、1カップ300kcalあたりで、だいたいカップ7分目くらいに当たります。
これがウェットフードとなると、1缶およそ70kcal〜90kcalあたりであることが多いです。
ですので、この場合1日に3缶〜4缶ほど必要となります。
コストパフォーマンス、食べきれるかどうかという点で、健康な猫においてはドライフードが適していると言えるでしょう。

ウェットフードは水分量が摂れますし、嗜好性も高いので、ドライフードを基本的に食べてもらいつつ、一日1食ウェットフードを与えるなど、ご褒美であげたり、食欲がないときになど、ドライフードとの併用をお勧めしています。

また、歯が弱い猫や離乳食期の子猫・老猫などケースによってはウェットフードの方が良い場合もありますので、その子に合わせた食事を心がけてください。

キャットフードの基本的な選び方 | 初級

以上より、毎日食べる食事には、「総合栄養食」を主食としてお選びいただき、特に問題がない限り、「ドライフード」を選択するということが基本的な選び方となります。
そちらに加えて次の項目を選択すると良いでしょう。

  • 猫の成長段階
  • 猫の嗜好
  • フードの作用

猫の成長段階

猫の成長段階=ライフステージがありますので、そちらによって商品を選ぶことも大切です。
猫の成長段階については、子猫用・成猫用・高齢猫用や年齢(●才〜など)の記載がありますので、そちらを参考に猫にあったものをお選びください。
また、成長段階を気にしなくても良い、「オールステージ」のフードもあります。オールステージならば特に成長段階を気にせず全ての使用することができます。
※2ヶ月以内の子猫の場合はミルクや離乳食が必要です。

年齢別の食事のポイントはこちら

猫の嗜好

猫には人間と同じように嗜好があり、肉が好きな猫がいれば魚が好きな猫もいます。
色々な風味が発売されていますので、色々な味を試されることも大事です。
その中で食べ慣れるフードが出てくると思うので、いくつか候補を絞り、出来るだけ同じものを与えるようにしましょう。
もちろんフードを切り替えることも良いことですが、あまり急に切り替えると負担になることもありますので、徐々に切り替えをすることが大切です。
毎日食べるものですので、その子にあったフードの候補がいくつかあるといいですね。

フードの作用

フードには様々な作用があり「毛玉ケア」や「下部尿路疾患対応」など総合栄養食の中でも効果のついたものもあります。
こちらはまた別の記事でご紹介していきますが、例えば毛玉ケアなどは長毛種で毛玉が気になる猫にはこちらを与えると良いでしょう。
平たくいうと、毛玉ケアは食物繊維を多く含み、便と一緒に排出するよう設計されています。
猫は下部尿路疾患になりやすく特に結石ができやすい動物です。代表的なストルバイト結石に対応したフードは、マグネシウム、リンのバランスが調整されています。 他にも色々な作用のものが販売されていますので、その猫にあったものを選びましょう。

猫ねこさん
猫の食事の基本の「き」は「総合栄養食を摂ること」なんですねぇ。ポイントは総合栄養食であるドライフードを主に選ぶということです。水とこれだけで健康を保てるのですから、まさにスーパーフードですよぉ。
ぼくはいろんなものを食べたいからウェットフードもたまーにいただけるとありがたいなあ^^
クロベエ
猫ねこ部編集室おすすめキャットフード

キャットフードの成分・原材料の見方 | 中級

では、次により良いフードの選び方をするために原材料と成分を確認できるようにしましょう。

キャットフードの成分の目安

まず知ってもらいたいのは、キャットフードの成分の目安です。 この目安となるのが、AAFCO(アメリカの全米飼料検査官協会)が設定した成分基準で、AAFCOはメーカーに対して「最低でもたんぱく質は〇%、脂肪は〇%で作ってね」という基準を定めています。
あくまでも最低基準なので、AAFCOの基準を満たしている=高品質というわけではなく、この基準を満たしているキャットフードは栄養バランス的に安心して与えることができる最低基準というようにとらえてください。

こちらがAAFCOによるキャットフードの成分基準です。

酸化防止剤 リスク
BHA 発がん性
BHT DNA・染色体の突然変異
エトキシキン アレルギー性皮膚炎・目の炎症
ソルビン酸(保存料) 発がん制(亜硫酸ナトリウムと一緒にとる)・成長抑制・肝臓、腎臓、精巣の重量減
プロピレングリコール 便が硬くなる・腸に障害が出る

成分表の見方

成分表

こちらはキャットフードのパッケージにに記載されている成分表ですが、ここで大切なのは「たんぱく質量」と「脂質量」です。
これらが先ほど紹介したAAFCOの基準値を下回っていることがなければ基本的に成分的には合格と思ってください。
あとはカルシウム・リン・マグネシウムはバランスが大事で、カルシウム:リン:マグネシウム=1.2:1:0.08あたりであれば問題ありません。

原材料について

原材料表

こちらは総合栄養食のドライフードのパッケージに記載されている原材料の表記となります。
ここで大切なのは「肉類がメインの食材かどうか」です。
肉類がメインであることがわかるのは原材料の一番初めに記載されているかどうかです。
原材料の並び順=配合量の多い順となっています。

猫は哺乳類の中で最も多くたんぱく質を必要とする動物の一種で、たんぱく質を構成するアミノ酸の中でもタウリンが必ず必要です。
このタウリンは、動物性食材にしか含まれていません。
植物性の原材料からではタウリンが摂取できないため、猫は動物性食材を必ず摂取する必要があります。
例えばたんぱく質が26%を超えていたとしてもメインの原材料が植物性の原材料の場合もあり、そうなるとたんぱく質量はクリアしていても動物性のたんぱく質が少ないということになりますので、できれば動物性食材がメインとなるキャットフードを選びたいものです。

基本的に総合栄養食のドライフードは猫が水とそちらのみで生きていける設計となってはいますが、質を考えると、動物性食材をメインとし、その他レバー系や卵、野菜類など色々な栄養が取れるものの方が良いということになります。

キャットフードの表示欄で確認すべき点

その他、キャットフードを選ぶときに確認したいパッケージの項目はこちらです。

  • 賞味期限・・・3年を超えないことが義務づけられている
  • 事業者名 ・原産国・・・最終加工工程が行われた国(原材料の産地とは異なる)
  • フードの目的 ・給与方法 ・内容量 ・成分

これらを確認し、期間内に消費できるか、原産国は問題ないか(ヨーロッパ・カナダ・オーストラリアなどのキャットフードがレベルが高いです)フードの目的はあっているかを確認しておきましょう。

キャットフードの気をつけたい原材料と人工添加物 | 中級

キャットフードにはさまざまな原材料が使われていますが、なかでも注意したい原材料は以下の4つです。

  • 肉類・・・肉副産物・家禽ミール・ミートミール・肉骨粉
  • 動物性油脂
  • 酸化防止剤
  • 人工香料・着色料

また、配合量に注意したい原材料はこちら

  • 穀物・炭水化物
  • セルロース

肉類・・・肉副産物・家禽ミール・ミートミール・肉骨粉

肉類はたんぱく質が豊富に含まれるため、猫にとって欠かせない原材料のひとつですが、肉副産物・家禽ミール・ミートミール・肉骨粉と呼ばれる原材料については猫の健康を害するリスクもあるため、原材料欄にこれらの記載がある場合には注意が必要です。

これらはAAFCOの定義上では決して危険ではないのですが、製造した国が必ずしも定義を守って作っているとは限りません。なかには定義とは違う動物の肉が入っていたり、定義では含まれない部位が含まれていたりする可能性もあるので注意が必要です。

※AAFCO・・・ペットフードの栄養基準や表示などのガイドラインを定めるアメリカの機関

動物性油脂

キャットフードを形づくるために欠かせないのが油脂です。
動物性油脂と表記されている場合は、どの動物の油脂がどの程度の割合で混ざっているのかが分かりません。
また、何らかの病気で亡くなった家畜の油脂が使用されている可能性もあります。「鶏油」など原材料がしっかり記載された動物性油脂を選ぶと安心です。

酸化防止剤

キャットフードは酸化すると有害物質が発生したり、栄養価が下がったりするため、それを防ぐために酸化防止剤が必ず使われています。

酸化防止剤には「天然」のものと「人工」のものがありますが、注意が必要なのは、発がん性やDNAの突然変異などのリスクがあるとされる「人工」酸化防止剤の摂取量です。

以下の酸化防止剤は、気になるようであればできるだけ避けた方が良いでしょう。

酸化防止剤 リスク
BHA 発がん性
BHT DNA・染色体の突然変異
エトキシキン アレルギー性皮膚炎・目の炎症
ソルビン酸(保存料) 発がん制(亜硫酸ナトリウムと一緒にとる)・成長抑制・肝臓、腎臓、精巣の重量減
プロピレングリコール 便が硬くなる・腸に障害が出る

人工香料・着色料

キャットフードに匂いや香りづけをするのが「人工香料」「着色料」です。これらは見た目を良くするために使われる添加物ですが、猫は「色などの見た目」ではなく「匂い」で食べ物を選びます。つまり、「人工香料」「着色料」は猫にとっては不必要なものであって、あくまで飼い主さんの「食いつき」を良くするための添加物なのです。

着色料には健康を害するものもあるため、どんな着色料が使われているか必ずチェックしましょう。以下、注意が必要な着色料です。

着色料 リスク
赤色102号 発がん性・アレルギー
赤色40号 発がん性
青色2号 死病を引き起こすウイルスに対する猫の感応性を増大

穀物・炭水化物

少量ならば問題ありませんし、穀物や炭水化物類の中にも豊富な栄養が含まれるものや食物繊維が摂れるものがあるのでいいのですが、こちらの含有量が35%以上となると、猫が消化できなくなります。
必ず肉類がメインで、炭水化物量が35%以上を超えないものが好ましいでしょう。
炭水化物の計算は 100%-(たんぱく質量+脂質量+食物繊維量+水分量+灰分量)です。

セルロース

セルロースは食物繊維の一種で、水分を含むと膨らみ腸の働きを整える役割があります。 ただし、セルロースは分解して消化吸収できないのでこちらの量が多いと内臓に負担がかかります。

よりよいキャットフード選びのポイント | 中級

では中級編の記事を読み進めてもらい、猫に毎日食べてもらうにはどういったフードがよりいいのかチェック項目をまとめましたので、ご紹介します。

  • 栄養バランスが良いか
  • 動物性たんぱくがメイン、良質な素材かどうか
  • 気をつけたい原材料と人工添加物は入っていないか

栄養バランスが良いか

成分表をから以下をチェック

  • たんぱく質量・脂質量 – AAFCO基準値を上回っているか
  • 炭水化物量 – 35%以内か
  • カルシウム:リン:マグネシウム – 1.2:1:0.08

動物性たんぱくがメイン、良質な素材かどうか

原材料表から以下をチェック

  • 第一原料 – 肉か魚が使われているか
  • その他の原料で嬉しい食材は使われているか(卵・レバー・野菜類など)
  • 原産国はヨーロッパ・カナダ・オーストラリアなどがレベルが高い

気をつけたい原材料と人工添加物は入っていないか

原材料表から以下チェック

  • 肉副産物・家禽ミール・ミートミール・肉骨粉が入っていないか
  • 動物性油脂が入っていないか
  • 酸化防止剤が入っていないか
  • 人工香料・着色料が入っていないか
  • セルロース、炭水化物類が多すぎないか

よくある質問

ここでは、猫の食事基本に関するよくある質問をまとめています。

ドッグフードとの違いは?

猫と犬とは食性が異なるため、必須栄養素の割合が異なります。
例えばたんぱく質の最低基準値が猫が26.0以上に対して、犬は18.0以上となっているため、基本的なたんぱく質の含有量が異なり、ドッグフードを猫に与え続けると必須栄養素が足りず、体調を崩してしまうでしょう。
また、キャットフードには猫に必要なタウリンやアラキドン酸が含まれているのですが、ドッグフードには含まれておらず、そういった点でも与えてはなりません。

キャットフードはどんどん変えても大丈夫?

キャットフードはメーカーによって成分が異なるため、あまり変えすぎると猫の体に負担がかかってしまいます。
ただし、猫はフードに飽きてしまうこともあるので、たまに切り替えてあげると良いでしょう。
出来るだけ成分が近いフードをいくつか候補にしておくとより安心です。
切り替えるときは10日間ほどかけて少しずつ混ぜながらゆっくり進めてください。

国産と外国産はどっちがいい?

国産のものでも外国産のものでもどちらでも良いです。
原材料においては国産のものを使用しているものが安心できるかと思います。
ただし、国産の材料を使用しているかどうかですが、こちらは材料において原産地が開示されていないと不明です。
国産のものでもパッケージで原材料や成分をなどをチェックして、より良いものを選ぶようにしましょう。
また、日本がペットフードにおける法整備がヨーロッパなどに比べ遅れているため、外国産のものの方が良いといった場合もあります。

手作りフードはだめ?

手作りフードは人と猫とのコミュニケーションになり、水分が多く取れ、食材にこだわることができます。
ただし、厳密なカロリー計算や栄養設計がしづらいので、基本的にはドライフードと水を与えた方が良いでしょう。
たまのご褒美や、猫と一緒に行事を楽しみたい、ドライフードを食べなかったり、歯が悪い、離乳食を与えたい、などの場合にとても良いです。

一日の食事回数は?

基本的に朝と晩決まった時間に2回に分けて与えると良いでしょう。

1日1回で全ての量を与える自由採食でも構いませんが、猫の性格によっては一度にたくさん食べる子もいるかもしれないので、そうした場合、食事と食事の時間が長くあき、体が脂肪をため込みやすくなります。
猫の性格により、その子にあった回数で対応しましょう。
また、子猫の場合は一度にたくさん食べきれないので、食事回数を1回増やしてあげると良いです。

いろんなメーカーのフードを混ぜても大丈夫?

キャットフードは各フードメーカーが趣向を凝らし、猫のために味や栄養バランスを考えて作られています。
そのため特徴が違う場合もあり、特に効果のあるものは、混ぜるとそれぞれのフードのメリットを活かしきれなくなってしまう場合もありますのでお勧めできません。
フードを変えたい場合などに少しずつ混ぜて変えるといった場合のみ混ぜましょう。

猫ねこさん
いかがでしたかぁ?我々の食事の基本。初級編では「総合栄養食であるドライフード」を選ぶことがわかり、中級編ではフードのパッケージを見るポイントをお伝えいたしましたよぉ。ポイントを抑えてより良いフード選びを目指してくださいね!
いいフードは僕が大好きなお肉やお魚がたくさん入ったものなんですね〜!こういう食事が毎日食べられると僕も嬉しいです!
クロベエ
猫ねこ部編集室おすすめキャットフード

まとめ

  • 総合栄養食のドライフードを基本的に選ぶ
  • パッケージの原材料と成分をチェックする
  • たんぱく質の最低基準値は26%
  • 肉・魚がメインで動物性たんぱくが豊富なものを選ぶ
  • 猫が好んでしっかり食べるものを選ぶ
  • カルシウム:リン:マグネシウムのバランスの良いものを選ぶ
  • 肉副産物・家禽ミール・ミートミール・肉骨粉が含まれているものに注意
  • 穀物の量が多すぎないものを選ぶ
  • 原材料の分かる動物性油脂が使われているものを選ぶ
  • 人工の酸化防止剤の摂取量に注意
  • 猫に不必要な人工香料や着色料に注意
猫ねこ部編集室 エディター 守重美和
この記事を書いた人
守重美和
猫ねこ部編集室 エディター