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ペット産業の陰で犠牲となる命のレスキュー〜保護犬猫情報発信センターラフスペース

猫ねこさん

ペット産業の陰で犠牲となる命のレスキュー〜保護犬猫情報発信センターラフスペース

猫ねこさん
皆さん、ペットショップの子達ってどこから来ているか知ってますかぁ?うっすら知っている人も、全然知らないという人も、是非知っていただきたいお話ですよぉ。

空前のペットブームと言われる今。
その陰で、たくさんの猫や犬が犠牲になっていることを知っていますか?

今回はそんな猫や犬をレスキューし譲渡に繋げている、東京・調布の保護団体「ラフスペース」代表・根本さんにお話を伺いました。

悲しく辛い現実に思わず目を背けたくなるかもしれません。でも、ひとりひとりがもっと「知る」ことで、猫や犬たちの未来はきっと変わっていくはず。猫や犬が幸せに暮らせる優しい社会をみんなで作っていけたら良いですね。

■保護犬猫情報発信センター ラフスペース■

ペット産業の陰で犠牲になった猫や犬の保護活動をしている保護団体。
2016年7月、東京・調布に譲渡型保護猫オープンシェルターを設立。
里親希望の方も、そうでない方も自由に利用できる。


公式Facebook→@hogoinunekocafe.tsunagu
公式Instagram→@hogoneko.tokyo

生まれた時からいつもそばには動物が

ラフスペース

「生まれた時からいつもそばには動物がいました。」そう話すのは保護犬猫情報発信センター「ラフスペース」代表の根本さん。

根本さんが生まれ育ったのは、福島県のとある港町。漁師だったお父様に連れられ市場に行くと、そこにはいつもたくさんの猫たちがいたという。お父様は、そんな猫たちにさばいた魚をよくあげていたそう。

当時は、今のように避妊去勢の知識が広まっておらず、飼い猫をごく”当たり前”のように外に出していた時代。根本さんの家にも猫がいたそうだが、その飼い方は今とはずいぶん違っていた。家にやって来る猫たちは基本「誰でもウェルカム」。ご飯はあげるけれどそれ以外は基本フリーで、ふらっと現れてはいつの間にか姿を消すーそんな日々だったという。今では考えられないが、当時の飼い猫の定義はそれほど曖昧なものだった。

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繁殖力の高い猫は、当然あっという間に20匹、30匹と増えていく。。。当時小学生だった根本さんは子猫を拾ってきてはダンボールに入れ、市場でお父様が魚をさばく傍ら、もらってくれる人を募っていたという。

「もちろん、(猫を渡すのに)条件なんてないですし、どんな人が持っていったかもわからない…。でも、”この子たちが外にいるのは危険だから、誰かに飼ってもらいたい”という気持ちが、子供ながらにあったんでしょうね。」と根本さんは言う。

保護犬を迎えたい~立ちはだかった規約

そんな幼少期を過ごした根本さんが保護活動に出会ったきっかけは、あるボランティアに参加したことだという。

上京してしばらくは動物のいない生活だったが、20歳を過ぎた頃、再び動物と暮らすように。その時に迎え入れたワンちゃんは、迎え入れた後、てんかん発作などの持病があることが発覚。他の犬や猫と一緒に暮らすのはきっと難しいだろうと、その後10年くらいは1匹だけで飼っていたそう。でも、持ち家の戸建に引っ越したのを機に、次第に2頭目を迎え入れたい気持ちが高まっていった。

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保護犬猫の存在を知り、「自分でも何か役立てたら」と思い始めていたちょうどその頃、埼玉で保護活動をしている「ペット里親会」のブログに出会った。根本さんはそのブログを読むたびに代表の言葉に共感し、毎日のように心打たれていたという。「ここから犬を迎え入れたい!」保護団体の活動を知るうち、次第にその想いは募っていった。

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でも、そこに立ちはだかったのは「里親になるための規約」。保護犬猫を迎えるには、保護団体が定める規約をクリアしていなければならない。一人暮らし不可、小さいお子さんのいる家庭不可、60歳以上不可、、、などその項目はさまざま。

「その時初めて、私は里親になるのが難しいってことに気づいたんです。」と根本さん。そもそも、犬を迎え入れるのに規約があるということ自体を知らなかったという。

ペットショップなどにはこうした規約は一切なく、「このワンちゃんください」と言えば簡単に迎え入れられる。極端な話、ペット不可の家に住んでいようが、90代の方が子猫を迎えたいと言おうが、何の問題もなく簡単に手に入ってしまうわけで。。。

ラフスペース

里親になる規約があることに驚いたと同時に、それが保護活動について深く考えるきっかけになったという根本さん。

規約が厳しくなるのには理由がある。飼えなくなったからと簡単に飼育放棄してしまう人が後を絶たないからだ。保護団体の方は、劣悪な環境で保護された犬猫たちの過去を知っているからこそ、この子たちが二度と辛い思いをしないようにと心から願っているからこそ、「簡単に」譲渡できないハードルを設けているのだ。

こうした背景を理解した根本さんは、次第に「里親になる以外にもいろんな方法でこの子たちを助けられるんじゃないか」と思うように。こうして、ボランティアに行くことを決めたのだという。

ペット産業の陰で犠牲になった猫たち

根本さんがボランティアをしていた「ペット里親会」では、動物愛護センター、廃業ブリーダー、多頭飼育者から飼育放棄された犬や猫たちを年間700~800頭保護し、新しい飼い主に繋ぐ活動をしているという。毎週末、板橋会場では里親会を開催しているそう。

命からがらの状態で救われた犬や猫たち。。。「きっとひどく人間に怯えていたり、警戒心の強い子が多いんだろう・・・」根本さんは当初そんなイメージを抱いていたという。

でも、実際は全く違っていた。「みんな、抱っこして~撫でて~という子ばかりなんですよ。目が見えなかったり足がなかったり、ひどく汚れていたり、、、みんな心身ともに傷ついているんですけど、人間に対して怒りをぶつけてくる子はいなくて、愛情を一心に求めてくるんです。そこにとてもびっくりしましたね。」

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▲うぱちゃん。出産とは関係なく胸が張っていたことが理由で飼育放棄されたそう。ストレスによるものだったのかその後自然治癒。

今や、ペット産業の市場規模は1兆5,000億円にものぼる。メディアでは犬や猫を見ない日はなく、ネット上には愛らしい動画が溢れている。でも、この空前のペットブームの陰で犠牲になっている、膨大な数の犬や猫たちがいるのだという。