- 腎臓は一度壊れてしまうと元に戻せないんですねぇ。しかも症状が出る頃にはかなり進行していることがほとんどで、かなり厄介な病気なんですよぉ。少しでも病気を防ぐために、腎臓に負担をかけない食生活を心がけましょう~。
特に10歳以上の高齢猫がかかりやすい慢性腎臓病は、病気がかなり進行するまで症状が出ないやっかいな病気。
一度発症すると腎臓が元に戻ることはないので、日頃から猫の体の異常サインを見逃さないようにするのがポイント。
水を飲む回数が増えたり、トイレに行く回数が増えたりしたら要注意です。
今回はそんな猫の腎臓病について徹底解説。
腎臓の働きや腎臓病の種類・症状・治療方法・治療費・慢性腎臓病を防ぐための日常生活の注意点について詳しくご紹介します!
腎臓の働きとは
まず、腎臓はどのような働きをしているのかについて説明します。
腎臓の構造
猫の腎臓は背中側に左右2つあります。1つの腎臓は、ネフロンという部分が20万個集まってできています。
引用:腎援隊
主な働きは体内の老廃物を外に出して血液を綺麗にすること
主な働きは、血液のろ過です。
血液がネフロンの糸球体という部分を通る際、アンモニア(たんぱく質が分解されてできる)などの老廃物は「原尿」としてこし出されます。老廃物が血液中にたまると、体内に毒素がまわり猫の命にかかわるため、血液は常に綺麗に保つ必要があります。
引用:腎援隊
体内のイオンバランスと水分量を調整
糸球体でこし出された原尿は尿細管を通りますが、その際体に必要な成分や水分は再吸収され、体内のイオンバランスと水分量を調整します。
例えば人間で言うと、しょっぱいものを食べた翌日に体がむくんでも時間がたつとおさまるのは、腎臓がしっかり働いている証拠です。また、お酒をたくさん飲むとすぐにトイレに行きたくなるのも、余分な水分を排泄しようとする腎臓の働きによるものです。
ホルモンの産生
また、骨髄での赤血球の産生を促すエリスロポイエチン、血圧をコントロールするレニンなどのホルモンを産生する働きもあります。
- 腎臓のメインのお仕事は、いらない老廃物を追い出すことなんですねぇ。だから腎臓がしっかり働いてくれなくなると、体に悪いものがどんどんたまっていってしまうんですよぉ。
- 腎臓がなきゃ、ぼくたちの血液ってどんどんいらないものだらけになっちゃうんですね!体が毒素まみれ、、、考えただけで怖いですっ。
猫の腎臓病とは
ここでは、猫の腎臓病とはどのような病気なのか説明します。
腎臓病とは機能が約70%以上失われた状態
腎臓病とは、ネフロンが壊れてしまい、老廃物のろ過や体に必要な成分・水分の再吸収などがうまくできなくなる病気です。
一般的に、腎臓病は「腎臓の機能が約70%以上失われた状態」と言われています。
猫がかかりやすいのは慢性腎臓病
腎臓病には、老化にともない腎機能が低下する「慢性腎臓病」と、ある日突然腎機能が低下する「急性腎障害」があります。猫がかかりやすいのは慢性腎臓病です。
その種類については、次項で詳しく説明します。
腎臓病の種類
前述のように、腎臓病には以下の2種類があります。
- 慢性腎臓病
- 急性腎障害
慢性腎臓病
老化にともない、ゆっくりと症状が進んでいく病気です。特に10歳以上の高齢猫がかかりやすく、全体の約30~40%の猫がかかると言われています。
原因ははっきり分かっていない
人間の場合、腎臓病の原因として塩分のとりすぎ、糖尿病などが考えられますが、猫の慢性腎臓病の原因ははっきり分かっていません。ネフロンの数が年齢とともに少なくなる、もしくは「免疫複合体」と呼ばれるものが腎臓に結合するからとも言われています。
病気が進行して初めて症状が出る
慢性腎臓病になっても、病気がかなり進行するまでは症状が出ません。ネフロンが壊れて元の半分以下になるまで目立った症状が見られないため、早期発見のためには、日頃から猫の体の異常サインを見逃さないようにする必要があります。
一度発症すると回復することはない
一度発症すると、残念ながら腎機能が元に戻ることはありません。そのため「いかに病気の進行を遅らせるか」が治療のポイントとなります。
急性腎障害
元気な成猫、若い子猫などが突然体調を崩し腎機能が低下する病気です。
急性腎障害に多い原因は下部尿路疾患や毒物の摂取
急性腎障害の主な原因は以下の通りです。特に、尿路結石などの下部尿路疾患、毒性のある食品・薬品の摂取などによるものが多いと言われています。
- 腎臓への血流不足(貧血、脱水、ショック、心筋症、熱中症など)
- 細菌やウイルスへの感染
- 腎臓で作られた尿が排泄されない(下部尿路疾患など)
- 毒性のある食品・薬品の摂取(ブドウ、ユリ科植物、エチレングリコールなど)
急性腎障害は回復する可能性もある
急性腎障害の場合、まずは体の老廃物を外に出す治療を行います。また、急性腎障害を引き起こした原因が病気の場合、その治療も同時に行います。これらの治療によって、腎臓の機能が回復する可能性は十分にあります。
しかし、急性腎障害の原因や診断時の猫の状態によっては、腎臓の機能が完全に元に戻らないこともあります。
初診時に慢性腎臓病か急性腎障害かは判別しづらい
初診の段階で慢性腎臓病か急性腎障害かの判別は難しいと言われています。
腎臓病は、症状が進んでから気づくことがほとんどなので、症状が出て受診した際、突然腎機能が下がったのか、ゆっくり腎機能が下がっていって今に至るのかが分からないのです。
臨床症状が急激に起こったか、徐々に起こったかで判断することが多いです。
慢性腎臓病が進行した状態が慢性腎不全
慢性腎臓病と慢性腎不全では意味が異なります。慢性腎臓病が進行し生存が困難になった状態を慢性腎不全と言います。
症状が全く出ていない場合は、慢性腎不全とは言わず慢性腎臓病と言います。
- 病気が進んでからでないとなかなか症状が出ないのが慢性腎臓病の怖いところですよぉ。しかも一度病気になると元に戻らないというのも怖いですねぇ。
- 歳をとるとかかりやすい怖い病気なんですね。。。先輩が病気にかからないよう、ぼく毎日先輩を見守りますっ。
慢性腎臓病の症状
猫が慢性腎臓病になった場合、半分以上腎機能が失われて初めて症状が出ます。以下、慢性腎臓病の主な症状です。
- 水を飲む回数や量が増えた
- トイレに行く回数や量が増えた
- 尿の色が薄くなった
- 尿の臭いが普段と違う
- 食欲減退
- 元気がない
- 毛艶が悪い
- 頻繁な嘔吐
- 低体温
- 体重減少
- 脱水
- 口臭
- 貧血
- 【危険】尿が出ない
尿が出ていないことに気づいたら一刻も早く受診
なかでも危険なのは、尿が出ない状態です。結石が尿道を塞いでしまうと排尿できず、尿毒症を引き起こします。最悪の場合わずか3日で死に至ることもあるため、尿が出ていないことに気づいたらすぐに病院に連れていきましょう。
腎不全と判断された後、尿が全く出なくなる状態を「無尿」といいますが、この状態は腎機能がほぼゼロに近いことを意味し、一般的に予後不良と判断されます。
慢性腎臓病の治療方法
慢性腎臓病になると、腎臓の機能が元に戻ることはありません。そのため、治療は病気の進行を緩やかにすることがメインとなります。
ここでは、治療方法について詳しく説明します。
腎機能検査と画像検査、猫の症状や年齢などから総合的に判断
慢性腎臓病が疑われる場合、まずは検査を行います。検査は、以下の腎機能検査と画像検査に分けられます。
- 腎機能検査:Cre(クレアチニン)、BUN(血液尿素窒素)、SDMA、尿比重、UPC(尿中たんぱくクレアチニン比)
- 画像検査:レントゲン検査、超音波検査
慢性腎臓病のステージ
猫の慢性腎臓病は、血中のクレアチニン濃度により4つのステージに分類されます。さらに、血圧、UPC(尿中たんぱくクレアチニン比)によってより細かなサブステージに分類されます。
以下は、各ステージの検査結果、腎機能が働いている割合、主な症状、治療法についてまとめた表です。
血清クレアチニン濃度(mg/dl) | その他検査結果 | 腎機能 | 症状 | 治療法 | |
ステージ1 | 1.6未満 | 尿比重低下(尿検査) 腎臓の形がいびつ(超音波検査) | 100~33% | 多飲多尿 | 経過観察(高血圧、たんぱく尿を除く) |
ステージ2 | 1.6~2.8 | – | 33~25% | 療法食開始 降圧剤(高血圧、たんぱく尿の場合) | |
ステージ3 | 2.9~5.0 | BUNの高値 | 25~10% | 多飲多尿、嘔吐、食欲不振 | ステージ2の治療+点滴、貧血治療、制吐剤 |
ステージ4 | 5.0以上 | BUNの重度の高値 | 10%未満 | 尿毒症の状態(食欲不振、嘔吐、むくみ、意識低下、痙攣) | ステージ3の治療+強制的な栄養補給 ※透析・腎移植の検討 |
これらのステージ分類で行われる検査は、前日夜の絶食、当日午前の検査、2度の測定とされていますが、猫の環境や性質、検査費用などの面から実際はなかなか難しいようです。猫への負担も考えたうえで、獣医と相談の上、検査を受けるようにしましょう。
治療は進行を防ぐのがメイン、ステージ3.4では猫の生活の質の向上も重要
慢性腎臓病は回復することのない病気なので、進行を遅らせることが治療のメインになります。また、ステージ3.4では、猫の痛みをとりのぞき、より心地よい生活ができるようサポートすることも大切です。
治療方法はさまざまですが、病気の進行を防ぐ保存療法や、猫の症状を軽減する対症療法が中心です。
主な治療方法は以下の通りです。特に食事療法は効果が大きいと言われています。
- 食事療法(たんぱく質・リンの制限)
- 血圧コントロール(アムロジピン、ベナゼプリル、エナラプリル、テルミサルタン(セミントラ)など血圧を下げる薬剤の投与)
- 脱水改善(静脈点滴・皮下点滴)
- 貧血治療(エリスロポイエチン製剤、鉄分や葉酸などのサプリ)
- 血中リン濃度コントロール(レンジアレン、カリナール1などのリン吸着剤)
- 胃腸炎治療(ファモチジン、スクラルファート、オメプラゾールなど)
- カリウムの補正(フィトケア、点滴へのカリウム添加)
- 活性炭製剤(コバルジン、ネフガード)
新しい腎臓病の薬「ラプロス」は単独で病気の進行を抑えることができる
2017年春に東レから発売された新しい腎臓病の薬、ベラプロストナトリム(ラプロス)は薬だけで病気の進行を抑える効果があると証明されています。ラプロスには「血流の回復」と「慢性炎症を抑える」働きがあり、ステージ2.3の猫に効果があると言われています。
慢性腎臓病の治療費
猫の慢性腎臓病は、他の病気と違って回復することはないため、治療は一生続きます。そのため、治療費は、猫の寿命やステージによっても大きく異なります。また、病院によっても治療費は大きく変わってきます。
血液検査の項目が多いほど高額、定期的な血液検査が必要
以下は、実際に必要となる検査費用の目安です。
■検査費用
【初診時】
- 血液検査・・・約3,500円~15,000円(項目数による)
- 尿検査・・・約1,000円~2,000円
- ウイルス検査・・・約4,000円~13,000円(必要に応じて)
- レントゲンまたはエコー検査・・・約3,000円~8,000円(必要に応じて)
【定期検査】
- 血液検査・・・約3,000円~12,000円(BUN・Creなど)
主な検査は、BUN(血液尿素窒素)やCre(クレアチニン)などの血液検査です。項目が少なければ検査費用は3,000円程度で済みますが、多項目の血液検査になると10,000円以上かかる場合もあります。血液検査は最初に受けたら終わりではなく、定期的に行って数値を追う必要があります。
輸液にかかる費用は病院によって大きく異なる
以下は、薬や輸液治療、食事療法にかかる費用の目安です。
■薬・輸液費用
【輸液治療】
- 老廃物を体外に排出する薬(ソルラクトなど)・・・約1,500円~3,500円(1週間分)
- 輸液・・・約1,000円~3,000円(皮下補液:自宅での治療)
- ホルモン剤など・・・約1,000円~5,000円
■食事療法費用
- 療法食・・・約1,500円(ドライ500g/メーカーにより異なる)
病気が進行してくると、脱水症状が見られるようになります。腎臓内の老廃物を排出するには、輸液治療を行う必要があります。
輸液治療には薬代と治療費がかかりますが、輸液にかかる費用は病院によって大きく異なります。猫の状態によっては週3回~毎日行わなければならない場合もあります。例えば、1回の輸液治療費が3,000円の場合、週3回通うとすると、1ヶ月3,000円×12=36,000円と高額になります。
症状が悪化した場合は、入院して点滴治療を行うこともありますが、その場合は入院・点滴費約7,000円~15,000円/日がかかります。
また、慢性腎臓病になると食事療法を行いますが、療法食の費用も必要になります。猫が療法食を食べてくれない場合は、いろいろなメーカーの療法食を試すことになり、場合によっては月10,000円くらいの負担になることもあります。
サプリや水素水などの負担
また、進行を少しでも防ぐために、サプリや水素水などを用意するとその費用もかかります。
- 慢性腎臓病になると治療は一生続きますから覚悟しなきゃいけませんよぉ。進行を抑える薬が出てきたのは嬉しいですねぇ。
- あくまで進行を遅らせる治療ということですね。。。この先、腎臓病が完治するような薬もできてほしいですねっ。
慢性腎臓病を防ぐための日常生活の注意点
慢性腎臓病を予防する方法は残念ながらありません。規則正しく生活している猫でも発症することはあります。
しかし、少しでも病気にならないようにするために、日常生活のなかで以下のような点を意識すると良いでしょう。
- 水をしっかり与える
- 良質なキャットフードを与える
- 定期健診を受ける
以下、それぞれの注意点について説明します。
水をしっかり与える
水はいつも新鮮なものを用意し、できればフードと離れた場所にも水飲み場を用意すると良いでしょう。また容器は小さすぎず、猫が飲みやすい平らなものが良いでしょう。猫によっては流れる水を好む場合もあるため、ウォーターファウンテンという循環装置を用意するのもひとつの方法です。また、水分量の多いウェットフードを取り入れるのもおすすめです。
関連記事:猫に必要な1日の水分量、水を飲まない猫への上手な飲ませ方
良質なキャットフードを与える
腎臓病を予防するには、普段から腎臓に負担をかけない食生活を送ることが大切です。そのためには、適度なたんぱく質、リン・ナトリウム控えめ、オメガ3脂肪酸配合、猫に害のある原材料、添加物を控えたキャットフードを与えるようにしましょう。
腎臓は気になる猫の食事について詳しく知りたい方は、関連記事を参考にしてくださいね。
関連記事:腎臓が気になる猫向けキャットフード、注意が必要な6つの原材料
定期健診を受ける
年に一度は必ず健診を受けに行きましょう。いつでも相談できるかかりつけの動物病院を決めておくと、万が一のときも安心です。
7歳を超えたら、年に2回以上の健康診断を受けたほうがよいでしょう。
猫の腎臓ケア・腎臓病に関するよくある質問
今までは腎臓病が進行する際に現れるさまざまな症状に対する対症療法が中心でした。一方、腎臓病の新薬「ラプロス」は、薬単独で腎機能の低下を防ぐことができる薬です。ラプロスには以下のような働きがあります。
- 血小板が血管の内側にくっつくのを防ぐ
- 細い血管を広げ血流を増やす
- サイトカインという炎症を促す物質の発現を抑える
血液検査のメイン項目のひとつ、血液中の尿素窒素の数値です。BUNの数値が高い=血液中に老廃物が多いと言え、腎機能のろ過機能が低下して血液中に残ってしまっている状態ということが分かります。
BUNの正常値は15~40mg/dlで、それ以上の数値の場合腎機能の75%以上が失われていると言えます。しかし、BUNの数値は食べ物に含まれるたんぱく質量、脱水の状態、肝機能によっても左右されるため、BUNの数値だけで正確な判断はできません。
BUNと同じ血液検査のメイン項目。血液中のクレアチニンの数値です。クレアチニンは筋肉を動かすことでできる老廃物ですが、健康な猫であれば尿と一緒に排泄されます。しかし、腎機能が低下すると体外に排泄できず血液中に残ってしまいます。CREの数値が高い=血液中に老廃物が多いと言えます。
BUNとは違って、タンパク質量や脱水などの影響は受けないため、腎機能の状態を見るのに重要視されています。ただし、CREの数値は筋肉量に比例するため、筋肉の多いオス猫の方が数値が高くなる傾向があります。
猫の腎臓病にはステージがあり、腎機能が10%以下になった状態を末期(重度の腎不全)としています。血液検査での血中クレアチニン濃度は5mg/dl以上です。
末期の症状としては、以下のような症状があります。腎臓で尿を作り出せない乏尿・無尿になると、余命数日と言われています。
- 尿毒症
- 慢性腎不全による貧血
- 乏尿、無尿
末期の治療になると、残った正常な腎臓の負担を軽減し腎機能を保つことしかできません。腎臓の機能を元に戻すことはできないので、それぞれの症状にあわせた治療がメインです。
以下、主な治療方法です。
- 点滴による水分補給/皮下輸液
- 制吐薬、胃粘膜保護剤の投与
- 血圧のコントロール
- 吸着剤
- 貧血治療
- 血液透析、腹膜透析
慢性腎不全になると残念ながら完治はしません。末期と診断されて数日で命を落とすこともあります。尿毒症の治療で体調が回復することもありますが、繰り返し尿毒症を起こすことで衰弱し、数ヶ月~半年で亡くなることも少なくありません。
まとめ
猫の腎臓病の種類・症状・治療法・治療費については以下のまとめを参考にしてください。
- 猫がかかりやすいのは慢性腎臓病
- 慢性腎臓病は10歳以上の高齢猫がかかりやすい
- 慢性腎臓病は進行が進んでからでないと症状が出ない
- 一度腎機能が壊れてしまうと元に戻ることはない
- 慢性腎臓病が進行した状態が慢性腎不全
- 尿が出ず尿毒症になったら命の危険もあるのですぐに受診が必要
- 慢性腎臓病の治療は進行を遅らせることがメイン
- 慢性腎臓病のステージは血中クレアチニン濃度により4つのステージに分けられる
- 慢性腎臓病の主な治療は保存療法と対症療法
- 新しい腎臓病の薬ラプロスは単独で腎臓病の進行を遅らせることができる
- 血液検査の項目が多いほど検査費用は高額に
- 血液検査で定期的に行い数値を追うことが重要
- 輸液費用は病院により異なる
- この記事を書いた人
守重美和
猫ねこ部編集室 編集&ライター保護猫団体の活動を仔細にお届けする「保護猫のわ」・飼い主さんと猫との幸せエピソードをお届けする「なないろ猫物語」の編集担当。
猫を通して「人」の姿にフォーカスした記事をお届けする猫メンタリーライターとして 猫好きシンガーソングライター・嘉門タツオさんへのインタビューをはじめ、街の看板猫、猫カフェ、猫が住める住宅からキャットフードメーカー、ペット防災の専門家、猫雑貨店、猫をモチーフにした漫画家さん、年間3000件ものTNRの不妊手術を行っている獣医に至るまで、半年間で約40名以上の猫と関わる方々に幅広く取材を重ねる。
- 【監修】獣医師・YICビジネスアート専門学校ペット科講師
平松育子京都市生まれ
山口大学農学部獣医学科(現 山口大学共同獣医学部)卒業/2006年3月-2023年3月ふくふく動物病院院長を務める/現在は勤務獣医師として自分の可能性にチャレンジ中